猫の話をしようか

なかなか聞けない猫の話。こっそりおしえる猫の話。

いちばん大切なのは、猫との信頼関係 ~猫に甘噛みをさせちゃだめ(後編)~

f:id:masami_takasu:20171203171434j:plain

 文:三毛ランジェロ

甘噛み猫にしないためのトレーニング。後編です。

具体的に何をやるのかお知らせする前に、まずは猫社会の猫同士ではどうなのか、考えて見ましょう。

親や兄弟は、どうやってそれを子猫に教えるかと言うと、痛かった時には大きい声でギャッと叫びます。そして時には噛み返します。
この時の噛みは「痛いんだよ。ふざけんな!」と言うぐらい、しっかりと噛みます。

しつけの本の中には、猫に噛まれた場合は『噛み返して下さい』と書かれているものもあります。しかし、もし噛み返すので有れば、親猫がやるように、その子猫がギャッと言うぐらいまでやらないといけません。

今まで、猫可愛いがりをしていた人はどうでしょう?
できますか?
無理だとう方は、猫が噛もうとしたら、次のようにします。

1:玩具で気を反らす。
2:音や声で止める。
3:食べ物で紛らす。
4:逃げる。

 これが基本です。

この他にも、噛み癖を止める方法があります。
噛まれたらそのまま手や指を、口へ押し返してやるのです。
しかしこれは、相当に痛いです。

犬にも同じトレーニング方法がありますが、犬と猫では歯の形が違います。
猫の歯は尖っていてるので、刺さるのです。
猫が噛むのを止めるまでこの方法を行うには、「少々痛い思いをしても、怪我をしても構わない」という覚悟がいります。

これを実行したとき、猫がキョトンとしていたり、逃げていけば効率があったということです。

これ以外にも、首を掴んで持ち上げる方法も有りです。

 

f:id:masami_takasu:20171203172243j:plain

小猫の内はまだ顎の力が弱いので、甘噛みを弱くするように教えることもできます。しかし、成猫になるに従って噛む力が強くなると、それを加減させることが難しくなってきます。だから弱く噛ませるよりも、最初から噛まなくさせる事を考えるべきです。

そのために、子猫のうちは手で遊ばない。足に飛びついてきても遊ばないことを徹底して行ないましょう。また猫が噛むことによって、遊びを要求するクセを付けさせないようにします。

猫は同じ間違いを何度もやります。だから根気強く付き合って下さい。

一通り対策を書いて見ましたが、ここまでの話は、ある程度猫との間柄が、親密になっていることが前提です。

もっとも大事な事は、猫の気持ちになってトレーニングをするということです。
遊んで欲しい時の甘噛み、お腹減った時の甘噛みは、あなたに甘えて居るのであって、怒って噛もうとしているのではありません。ですから、あなたも決して怒らないでください。

甘えようとしてくる子猫に、ひどい罰を与えるようなことをすると、猫との信頼関係が崩れてしまいます。

それから、猫への姿勢は常に一貫してください。ある時は駄目と言い、ある時は言わないということをすると効果がなくなります。
これは家族全員で、一致した行動をとる必要があります。

繰り返しになりますが、甘噛みは猫が飼い主に甘えている行為で、信頼の証でもあります。くれぐれもその関係を崩さないようにしてください。

一方、甘噛みをしない猫は飼い主を信頼していないのかと言うと、そうではありません。飼い主のことが好きでも、そもそも甘噛みを全くしない子猫も沢山います。

別の記事でご紹介しますが、”膝乗り猫”のトレーニングは、飼い主と猫の間に信頼関係をつくるものです。

甘噛みする子もしない子も、このトレーニングなさることをお薦めします。

猫が突然顔を噛んだり、撫でていると噛んだりする事が有ります。これは遊びの甘噛みでは無く「止めろ」の要求です。これはなかなか治りません。
あまりひどいようでしたら、ストレスを与えるなど、他の要因も考えて下さい。
基本的には猫が嫌う音などを使います。

ムシャクシャするのは人も猫も同じで、猫が我がままになっていることも有りえます。そのような時は、環境を変えたり、より多く遊んで上げたりで解決する事も有ります。

どうでしょうか?
もしも甘噛みの猫に困っている方は、試してみてください。

愛情をもって、根気強くですよ。

 

文:三毛ランジェロ

――前編はこちらです――

※本記事は著作者の許可を得て、下記のTwitterを元にリライト及び再構成されたものです。

 

ブログランキングに参加しています。投票にご協力ください。

f:id:masami_takasu:20171012001610g:plain

ブログランキング・にほんブログ村へ