ここは『ハナちゃんの動物病院』(猫版)です。
肉球にも病気があるんですよ。
肉球が好きな飼い主さんって多いけど、犬の肉球と猫の肉球って、違うんだよ。
知ってた?
今日はそんな肉球の病気、プラズマ細胞性肢端皮膚炎のお話です。
撮影&文:ハナちゃんママ
猫ちゃんの肉球ってプニュピニュで気持ちいいですよね。
あのピンク色の柔らかい肉球、大好きです。
時々、肉球のケガの診察をすることがありますが、
あまり知られていない猫の肉球の病気があります。
猫プラズマ細胞性肢端皮膚炎 という病気です。
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肉球がブヨブヨと膨らみ始め、だんだん大きくなりパンパンになります。
最初は、痛みも痒みもないのですが、悪化すると肉球が破れて出血したりなかなか
傷口がふさがりません。
飼い主さんは、ケガをした、やけどしたと思うみたいです。
※以下、患部の写真が載っています。苦手な方は、閲覧にご注意を。
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右の肉球は、敗れて盛り上がっています。出血がかなりあります。
左の肉球は、ブヨブヨした状態です。
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右側の肉球は、正常な肉球です。
原因が不明で、有効な治療法がありません。
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肉球を保護したり、悪化してしまったら、ステロイド剤などの免疫抑制剤を投与するか、外科的な処置をするかです。
猫ちゃんがいたら、肉球をまじまじ、見てみて下さい。
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――おまけ――
これはうちのハナ(犬)の肉球です。
きったねぇ~
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最後のきったね~(~_~;)って…爆笑w
声出して笑っちゃったじゃないですか(笑)
癒しの肉球の中にも病気があったりするんですね。
うちの子(犬)は、年期の入ったような肉球してます。
しかも左の肉球はヒビ割れでガサガサして、時にはパックリ割れします( ; ; )
コメントありがとうごいます。
ニャンコの肉球は、本当に可愛いですが、ハナは、角質化してカチカチです。
私もかかとの手入れには気を付けています。
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ハナちゃんママからアドバイス
この病気は、原因がはっきりしていませんが、なんらかの免疫反応の結果として起きているといわれています。
場合によっては、何もしなくても自然治癒することもあるようです。
悪化すると肉球がどんどん腫れて破れてしまいます。こうなってしまうと、出血や痛みを伴うようになってしまします。
おかしいと感じ たら早めに是非受診して下さい。
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【Withcatより】ここでご紹介したものは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。
▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
▶ハナちゃんママ:猫 の診察記のご紹介
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――次話――
――前話――
【子宮蓄膿症】【避妊】【堕胎】
できればやりたくない手術
子宮蓄膿症と避妊と堕胎が、同時に行なわれた事例です。
動物が好きで獣医さんになったハナちゃんママは語ります。
――何より新しく芽生えた命を消してしまう、とても重い罪です。
できればこんな手術は、やりたくないですね。と――
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この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――ハナちゃんの動物病院(猫)・初回の記事です――
――犬の闘病記です――
――出典――
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。