「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2013年に執筆されたものです)
前々回は、飼い主さんたちの口コミで気になったサプリを、いくつかピックアッしてみました。
闘病というと、通院による病気そのものとの闘いばかりを考えがちですが、実際はそれだけではありません。飼い主にとっては猫さんが快適に暮らしてくれることも、闘病の一つなのです。
食事やおやつの工夫をしたり、サプリやマットを買ったり――
他にも色々あるんです。やれることが――
というわけで、今回は腫瘍を小さくするためのサプリを、いろいろと検索。
今回は、『タヒボ茶』と、『コルディM』をピックアップ。
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コルディMは注文した次の日に到着。
タヒボエッセンスは、賞味期限が迫っているものを別ルートで安く買えました。
っつーか、この値段だと「お試しに」って感覚では頼めないよね…
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まず、いつものようにウエットにコルディMを少々混ぜ、猫さんの口元へ持って行ってみました。すると――
無理!!
食べません。断固拒否!
仕方なく、水に溶かしてシリンジで与えてみると、これまでにない拒否反応。
そんなに嫌いかぁー、嫌いなのかぁーーーー!!
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「嫌がるものを無理に与えることでストレスをかけたくない」
という方針での闘病生活なので、うーん…コルディMを与えるのはやめよう。
コルディMを購入した先の薬剤師さんが、丁寧に他の飲ませ方を教えてくださったのですが、私の中では「もう飲ませない」と固まっていました。
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そこへ、今もがんとうまくつきあっている猫ちゃんの飼い主さんから
「これを続けてうちの猫の腫瘍がなくなったので、ぜひ頑張ってみてください」
とメールをいただきました。
ううー、なんとか摂らせるか…
それからもシリンジで与えてみたけれど、大暴れ。
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このやり方だとストレスになりそうだなぁー…
ほかのやり方を考えるしか…
あ、そうだ。
匂いの強いウエットに少しずつ、混ぜてたらどうだろう。
ペースト状になったものなら、混ぜても気づかないかもしれない。
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というわけで、買っておいたad缶にご登場いただき、10円玉ぐらいの大きさのお団子にして、そこへコルディMを、まずは耳かき1杯程度、混ぜてみた。
スープに入れたときのような匂いの変化はない。
「いけるかも」
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そんな感触を胸に、
いつもの醤油小皿に、そのコルディM入りのお団子を置いて、食べやすく潰して、
「お団子だよー♪ おやつー、スイーーーツッ♪ おいしいよぉーーー♪」
と、テンション高く言いながら、ふかふかマットで寝ている猫さんの口元へ持って行ってみると――
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た、食べたーーーーー。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
ただでさえ食べない猫が、食べものを口にしてくれただけでうれしいのに、
サプリが入ったものを食べてくれたーーーーー!!!
うれしかったなぁー、ううう…
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これから、少しずつ、混ぜる量を増やし、なんとか規定量を与えたいところ。
今のところ、喜んで食べているけど、猫というものはとかく味に飽きやすい生き物ですし…。
続けられるところまで頑張ろう。
タヒボエッセンスは、濃いめにいれて、シリンジで飲ませるしかないので、こっちは強行!
ちなみにせっかくなので人間も飲んでます(笑)
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猫さんの歯ぎしりが、口内炎・歯肉炎のせいかも、ということが新たにわかりましたので、早速、これまた検索して「マヌカハニー」、まずはUMF10+から挑戦。
メディビーMediBeeマヌカハニーUMF認定10+ (250g)
¥2,992楽天
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数値が大きいほうが殺菌力も期待できるとのことで、
猫のがんこな口の中には、本来なら30+以上が望ましいんだとか。
がしかし、味になじめなければ仕方ない。
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猫さんに、与えてみたところ、初日は物珍しさもあり、指にとったものを舐めましたが、二日目以降は断固拒否。
というわけで、タヒボ茶にほんのちょっと溶かして、シリンジで飲ませることに。
味のほうも良くなって、飲みやすくなったみたいで、抵抗の力も弱まった。
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というわけで、当面は――
・朝晩の「キラキラ水素」、
・薬のあとの「ペットチニック・Dフラクション」、
(ペットチニックとDフラクションは、ウエットを与えるときは、少しだけでも必ず混ぜるようにしています)
・一日二回の「コルディM団子」
・夜の「タヒボ茶・マヌカハニー入り」8~10ml
これでいこうと思います。
おなかの調子を見て、加減しつつ…うまくつきあっていけたら、と思います。
決して無理はしないように。
――【リンパ腫】2クール目(補足2)・つづく――
文:miyakonokaori
――次話――
――前話――
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この記事は、下記のまとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この章の1話目です――
――この連載の1話目です――
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――出典――
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。