猫宅・44の物語 22話
今回のお話は:チーズ

その日は小雨が降っていたためか、夏なのに少し肌寒いような朝でした。主人が朝早くから(あれは5時半頃かな)私に言いました。
「外に小さい子猫がいるよ」と。
私は2階の窓から外を見ました。すると生後2ヵ月位の、尻尾がふさふさとした白い子猫がこちらを眺めていました。
ある日、猫宅の周辺に、突然出没するようになった茶色の虎猫がいました。
首には、元々付けられていたであろう首輪の跡がはっきりとわかります。
近所の方から聞いたところによると、一人暮らしのおじいさんが飼っていた猫で、そのおじいさんが亡くなってしまって、外猫にならなければいけなかった子のようです。
続きを読むある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
紫藤咲さんのエッセイ、1話~5話までをまとめ読みです。
運命の日――
ぼくは猫を拾った。それが物語のスタート。
経験も知識もゼロ。
最初は誰かに任すつもりだった。
だけど、猫さん……
考えてみようよ。
ひとつの命を救うこと。
――本まとめ読みの内容は――
第3章(全9話)~二人の未来を紡いでいこう~ その後半です。
一縷の望みをかけたFIVの再検査は、残念ながら陽性という結果に――
しかし作者は1度目の検査の時のように、大きく動揺することはなく、冷静にその結果を受け止めるのでした。
そしてずっと懸案だった、マナの避妊手術について結論を出す時がやってきます。
マナと同居人の未来は?
続きを読むいつ頃からだろう?
ある日買い物から帰ると、いつもポリスが寝ていた我が家の玄関先に、真っ黒い猫が寝ていました。その猫はよく見かける子で、いかにも乱暴者そうで熊に似ているその容姿から、私は「くま」と名前を付けていました。
ポリスというのは元々、我が家周辺を縄張りにしていたボス猫で、いつの間にか猫宅にご飯をもらいに来るようになっていました。私とは数年来の付き合いです。そしてくまは、ある日ふらりと現れて、ポリスと玄関先を争うようになった猫です。
くまは毛艶からして、ポリスよりも若かったように思います。
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