2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
// 闘病記について(下記冒頭部は、Withdog《犬版》と同じ文章です) 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気にな…
撮影&文:miao わたしにとって、運命の子、alex。alexと出会った日、わたしが最初に話しかけた言葉は、『おかえり』でした。 どうして『おかえり』なのか?実は、alexがうちの子として帰って来る前に、ひとつの『さよなら』があったのです。 今日はその『お…
// Withcatでは以下の基準で、写真を掲載するものとします。 【目次】 著作権について 手術、患部等の写真について 写真の取扱いに関する基本思想 取扱いに関する制限事項
――皮下への輸液で、背中にコブが。 わが家もこれは、経験しました。 闘病は新しい事が、次々に起きますからね。 ――抗がん剤の副作用で顔が丸くなって。 こっちは病気が違うので、経験しませんでしたねえ。 いちいち落ち込んでなんていられない。 先は長いし…
今日は子宮の病気がテーマ。 子宮蓄膿症と避妊と堕胎が、同時に行なわれた事例です。 動物が好きで獣医さんになったハナちゃんママは語ります。 ――何より新しく芽生えた命を消してしまう、とても重い罪です。 できればこんな手術は、やりたくないですね。と――
// Withdog、Withcatはこのたび、まとめ読みサイト、Dog&Cat's Storiesをオープンしました。 このサイトは、Withdog、Withcatに掲載した過去の記事を、まとめて読むために作りました。ただまとめて読むだけでなく、解説付きです。
抗がん剤投与の開始。UW25プロトコールである。 同時に、克明な闘病記録の開始でみおある。 「17、8年ぐらいは生きてくれるんだろうと思い込んでいた」 その作者の言葉に大きく頷く。動物の病気は突然なのだ。 わが家でもそうだった―― いつも元気一杯だった…
文:高栖匡躬 今回からいよいよ連載の本題である、産業獣医師のお話です。正確に言えば“産業動物獣医師”という名称ですが、本記事では引用文以外では簡潔に、”産業獣医師”または、”産業獣医”と表現することにします。 さて、そもそも産業獣医師とは、どんな…
病気は、検査の結果がでて、はじめて病名が確定します。 ――多中心型リンパ腫。 それは、闘病のはじまり。 抗癌剤治療1クール目のはじまりです。 闘病のはじまりは、劇的な幕開けでなく、どこか淡々としています。 わが家もそうでした。 あれは――、決意だっ…
今日の内容は『疥癬』。猫、犬共通ですね。 そればかりでなく、人にも感染します。 痒いのって、いやですね。 教えて! ハナちゃん!
今回は診断の結果が分かる、直前までのお話。 「そうだろう」という気持ちと、「もしかしたら」の気持ちが交錯する時期。 ――心配しても結果は変わらない。 頭では分かっていても、どうしても落ち着かないのが飼い主の心です。 「ああ、我が家もこうだったな…
撮影&文:三毛ランジェロ (本記事は、2017年10月24日に執筆されたものです) 現在、我が家では、5匹の風邪っぴき子ニャンコを保護してます。偶然に出会ってしまったのですが―― 私は今、野良猫の避妊・去勢手術を、地域に広めていく必要性を強く感じ、そち…
はじめは何の知識も無くて―― ネットの検索で出てくる言葉は 「完治はない」 「寛解しても確実に再発する」 「抗がん剤で酷い副作用に苦しむ」 不安で不安で仕方がない―― そこから始まるのが飼い主の闘病。 そこから段々と成長していくのだけれど、それは苦い…
撮影&文:miao 「どうして、始まりには終わりがあるのだろう? ずっと続けばいいのに」大切なものをなくした時、誰もがそんな風に思うはず。 悲しみに凍えそうな、ある夜のことだった――本当に、不意の出来事――窓の向こうのお月さまを見ていたら、ふと私の脳…
闘病の始まりは、まず検査からです。 良いとも悪いとも確定していない。そんな中―― 悪いものではないと信じたいのだけれど、嫌な予感がよぎる。 「きっと大丈夫だよ」と楽観視をするものの、すぐに「もしかしたら」と思う。 皆そうなんです。 あなただけじゃ…
文:はくたく さて。ふてぶてしき虎猫・『とりま』の次に俺が出会ったのは、生後二ヶ月ほどの子猫であった。 『とりま』が去って数ヶ月。事故で重傷を負った俺の体もずいぶん回復してきて、飯も普通に食えるようになっていた頃のことだ。 ある日曜の朝。俺は…
動物の闘病は、いつも突然、飼い主の身に降りかかってくる印象です。 だから闘病記の始まりは、飼い主の困惑や、迷いに満たされています。 闘病を経験された方は、きっと我が事のように感じるのではないでしょうか? 「ああ、これはうちと同じだ」って――
脚本家・波多野都さんの愛猫、ソーニャの闘病記。 なぜ闘病記を書き始めたのか? その理由は、多くの飼い主さんが闘病記を綴る理由を代弁しています。 皆、こうして闘病記を書き始め、書き続けるんです。 そうだよね、生きようず! 「その日」はいつかくるの…
// 編集体制の整備のため、しばらくお休みをいただいていましたWithcat『猫の話をしようか』ですが、 2月14日のバレンタインデーに合わせて再開いたします。 どうぞお楽しみに!