
Aちゃんの携帯にI先生から電話があり、猫さんの病名が判明しました。
病名は――、多中心型リンパ腫
闘いのはじまりです。
明日、午前中に病院へ行くことになりました。
「どうかリンパ腫ではありませんように」と願ってきたものの、
きっとそうなんだろう、と覚悟はしていました。
なので、ショックはありましたが、わりと冷静に結果を受け入れることができました。
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あとは「低分化型」か「高分化型」か、どちらなのか。
それは、明日、病院から診断結果をもらうときにわかるはず…
どうかせめて悪性度の低い「高分化型」でありますように。
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嘆いていてもしょうがない。
決まったからには、今、できることをしなければ!
頭を切り替えました。
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リンパ腫の種類
多中心型、前縦隔型(胸腺型)、消化管型、皮膚型、その他(節外型)
多中心型は、体中のリンパが同時に腫れるタイプです。
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からだを構成する細胞は1個の受精卵に由来し、細胞分裂を繰り返すうちにさまざまな機能や形態を持つ細胞に変化します。これを細胞の「分化」といいます。分化の進み具合を「分化度」といい、成熟の度合いに応じて、未分化、低分化、高分化などと表現されます。分化度の低い(未分化・低分化)細胞は、活発に増殖する傾向があります。がん細胞においては、病理検査・病理診断によって分化度を調べることで、悪性度の評価や抗がん剤に対する治療効果の予測などを行います。
出典:分化度(ぶんかど):[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]
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たくさんの犬・猫リンパ腫闘病ブログを読んできて、
飼い主さんたちが「これはいい」と言っていたのが、
「Dフラクション」という、マイタケから抽出されたβグルカンエキス。
30mlで、いちばん安いところで9000円ぐらい。
ブログだけでなく、楽天などのレビューでの評判もとてもいいし、
私のツイッターのフォロワーさんも、長い間がんを患っているワンちゃんに与えているという。
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飼い主さん本人が「いい」と言っているのだから、悪いものではないはずだ。
少々お高いが、そんなこと気にしちゃおれんのだ!!
膝で丸くなって眠っている猫さんを見て、思う。
腹くくるしかないんだな、うん。
――【リンパ腫】1クール目(1/13)・つづく――
文:miyakonokaori
――次話――
――前話――
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――リンパ腫に関して(犬猫共通記事)――
リンパ腫は飼い主さんが気付くことが多いのです。
時々体を触ってあげてください。
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この記事は、まとめ読みでも読むことが出来ます。
この記事は、週刊Withdog&Withcat【2018.2.25版】に掲載されています。
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――この連載の1話目です――
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――出典――
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。