猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【保護活動】【多頭飼い】私にとって、やはりアメショは特別でした ~我が家の猫のお話をします(その4-1)福~

【関連コンテンツ】

我が家の猫のお話をします 5代目の猫は福(1/2)
f:id:masami_takasu:20181216165015j:plain撮影&文:鬼嫁.com

先日は3代目の猫、幸(こう)との、突然の別れについて書きました。
実はこの別れの前に、我が家には5代目の福がやってきていました。
つまり、我が家は和とキムチの頃のように、幸と福の多頭飼いだったわけです。

今日は5代目の福について書こうと思うのですが、その前に、1日だけうちの子だった4代目についても書いておきます。

 

f:id:masami_takasu:20181216165226j:plain

4代目は真夏のある日、道で泣き叫んでいた子猫ちゃんでした。
上の写真がそうです。

全身ノミダニだらけで、目は目ヤニで塞がりとても辛そうでしたので、放っておけず、保護して病院へ連れて行きました。

男の子ばかりだった我が家に、はじめて来た女の子。
だから私はその子を、姫と名付けました。

姫はそのままうちの子として迎えるつもりでした。しかし、姫はその日の夜中に力尽きてしまいました。

いまも思い出すと辛いのですが、1日だけでもうちの子になってくれて、姫ちゃんが天国で喜んでくれていたら嬉しいです。

 

f:id:masami_takasu:20181229110747j:plain

さて、福の話に戻ります。
福を迎えるキッカケになったのは、キャットフードのカルカンのCMでした。

そのCMはアメショの赤ちゃんが、飼い主さんをママ!ママ!と言って追いかけているものでした。もうたまらなく可愛いくて、そして何より和やキムチを思い出しました。私はそのCMを見る度に泣いてました。

私は猫の血統など気にしません。そして幸ちゃんとの生活も幸せでした。
しかし――
はじめての子だったアメショは、やはり私にとっては特別だったようです。
CMでスイッチが入り、またアメショが欲しくなったのです。

 

f:id:masami_takasu:20181229112214j:plain

ちょうどそんな時でした。
以前に何回か訪れた事がある、大阪天神橋の保護犬カフェと言う所のホームページをチェックしていると。なんと生後3カ月の、アメショの赤ちゃんがいるではありませんか!!
私はすぐお店に電話をしました。

私「今HP見たんですけどアメショの赤ちゃんまだいてます?」
店「はい、まだいてますよ😊」
私「あの! 今からすぐ行くんでその子キープお願いします!」

電話を切った私は、すぐさまタクシーをすっ飛ばして会いにいきました。
どんな子かも分からないのに、私の心の中では99.9%里親になる事を決意していました!

 

f:id:masami_takasu:20181216165426j:plain

お店に着くと、対応して下さったのはボランティアのスタッフで、とても丁寧な方でした。予め電話をしてあったので、すぐに話が通じました。

その子が連れて来られるまでは、それはもうドキドキでです。
猫ちゃんならどの子でも可愛いのは間違いないのですが、何しろその子は、私にとって特別な思いのあるアメショです。

もうすぐその子が目の前に来る――
そう思っただけで、もう興奮状態でした。

そして遂に対面~~~
『??????』

なんとその子は、尻尾や体の毛が刈り取られている上に、ガリガリではありませんか。私は大変驚きました。

聞けば真菌と言う病気に罹っていて、売物にならないとの理由で、ペットショップから保護されたのだそうです。

痛々しい姿――
しかし私の決意は変わりません。

面会5秒後には「私が引き取ります‼️」とカフェの方に伝えていました。

真菌と言う病気は、その時始めて知りました。
カビに感染して毛が抜けてしまう病気で、猫から猫にだけでなく、猫から人にも、人から猫にも感染するのだそうです。

しかしカフェの責任者らしい方から、真菌は治る病気である事などを説明して頂き安心しました。

上の写真がカフェでのものです。
鼻にある黒いのがカビです。

 

f:id:masami_takasu:20181229111007j:plain

手渡された時、その子は「この人誰?」みたいな感じで、ちょっと落ち着きがありませんでした。

最初の感覚はというと、とにかく痩せていて毛が無かったし、赤ちゃんなので壊れそうな感じです。私は緊張しましたが、赤ちゃん特有のプニプニのお腹がたまらなくて、ナデナデしまくりました

するとその子は安心をしたのでしょうか、私の腕の中で爆睡してしまいました。
その姿があまりにも可愛くて、先代の和やキムチのことが思い出されて、私は思わずて泣いてしまいました。

私はもうその日の内にに連れて帰りたかったのですが、先住猫の幸(こう)に真菌をうつすわけにはいきません。その日は泣く泣く帰り、完全隔離の為のゲージを用意してから迎えに行きました。ケージ自体は普通の物ですが、幸と接触しない様にビニールをかけました。

私はその日のうちに病院に連れて行くと、身体検査全てしてもらい 今後のアドバイスをもらいました。そこは、初代の和からお世話になっている病院です。

 

f:id:masami_takasu:20181229111123j:plain

私はその子を、福と名付けました。

もうお気づきだと思いますが、幸と福のセットで幸福です。
幸は、この子に幸せがたくさん訪れますようにとの気持ちを込めたものでしたが、 福も同じ思いです。そして更に二人合わせて、もっと幸福になるようにとこの名前にしました。ベタですけれどね。

次回は、福がうちに来てからのお話です。

 

――我が家の猫のお話をします(その4-1)つづく――

作:鬼嫁.com
 

――次話――

――前話――

まとめ読み|我が家の猫物語 / 鬼嫁.com
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――おすすめの記事です――

© 2017 Peachy All rights reserved.