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【保護活動】【多頭飼い】私に幸福を運んでくれた2人 ~我が家の猫のお話をします(その4-2)福~

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我が家の猫のお話をします 5代目の猫は福(2/2)
f:id:masami_takasu:20181229105111j:plain撮影&文:鬼嫁.com

さて、福がやってきた我が家。
幸の反応は――

最初に福を見た時の、幸の怖い顔は忘れられません。穏やかな幸が、牙を剥き出しです。私は、福と幸が一緒に生活できるのかとても不安になりました。

それからも幸は、ゲージ越しに福を威嚇しました。それはかなりのもので、初めの頃は隣の部屋からも唸っていたほどです。機嫌が悪くてご飯も食べてくれません。

変化が現れたのは、1週間くらいした頃でしょうか。幸がゲージの周りをウロウロする様になりました。

どうしてそうなったのかというと、甘えたの福は、遊んでアピール凄かったのです。
警戒心の強い幸ちゃんに対し、空気の読めない、警戒心0の福。
やがて幸が根負けしたんだと思います。

 

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そんなある日のこと。2匹が急速に仲良くなった事件が発生しました。

帰宅した私を、いつもの様に幸が玄関まで走って迎えに来てくれて、私はいつもと同じ様に「幸ちゃんただいま〜」と声を掛けました。

そしてその2秒後には、「福ちゃんただいま〜」 と……

「えっ⁈⁈ 」
「何で福ちゃん、ここにいるん? ゲージは?」

慌てて部屋の中に入って確認すると どうやらゲージの下の部分を、2人で力を合わせて外し、その隙間から福が脱走したようなのです。
部屋の様子からすると、私が留守の間2人はお祭り騒ぎで遊んでいたようです。
もう笑うしかなかったです。

しかし幸への感染が心配でしたので、すぐ福をゲージに戻しました。

それから幸は下の写真のように、常に福の側に寄り添うようになりました。
(脱走は、ゲージの下の白い部分を外してのことでした)

福の真菌は、約1ヶ月で無事になおりました。
ケージから出た福は、幸とますます仲が良くなって、お兄ちゃん大好きッ子になりました。

 

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幸と福には、とても感謝していることがあります。
この2人は私にも、幸福を運んできてくれたのです。

前の記事にも書きましたように、それから幸は急に亡くなってしまいました。
そして幸がいなくなった直後、落ち込んでる私を励ましてくれたのが今の主人なのです。

私は猫を可愛がれない人とはお付き合い出来ないと思い、まずは彼を家に招いてみたんです。そしたら彼は延々と猫と遊んでくれるではありませんか。それもわざとらしくなくて、本人も猫と遊ぶのが凄く楽しそうです。

福はすぐなついてしまい、彼が家に来たら嬉しくて、彼の背中にジャンプするようになりました。彼は昔犬を飼ってたそうで、動物には優しいのです!
扉の写真は、主人の背中に乗ってる福です。

そして下の写真も主人の背中。
パパの背中は僕の物! と、一回乗ったら降りません。

 

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主人と一緒になろうと決めたきっかけは、もう一つありました。
実は主人と知り会う前から私は職場の上司からパワハラ、セクハラ、モラハラを受けていて辛い毎日でした。

水商売を辞めて新しい仕事に意欲を燃やしていたのですが、いざ仕事が始まると地獄の日々。女一人が生きて行くには仕事を増やすしかなく、朝から晩まで毎日休み無く働いてました。

そんな時に幸が突然逝ってしまい、 辛すぎて福を連れて死のうと何度も考えました。
そんな時に主人と知り合ったのです。

主人は毎日休まず働き心身共にボロボロになった私を献身的に支えてくれました。私にとってまさに救世主です。そして何より福ちゃんを可愛いがってくれる。

この人なら信頼できる!
そう思って主人と一緒になる事を決めたのです。

 

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幸ちゃんへ――
ママが毎日泣いてるのを心配して、パパと会わせてくれたんだね。幸ちゃんありがとう!

福ちゃんへ――
福ちゃん 毎日幸せにしてくれてありがとう。幸ちゃんの分も長生きしようね。

――ママより――

 

――我が家の猫のお話をします(その4-2)おわり――

作:鬼嫁.com
 

――次話――

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――前話――

まとめ読み|我が家の猫物語 / 鬼嫁.com
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週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

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