「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)
昨日から、飼い主は泣きっぱなしで、まぶたが土偶です。
オリンピックの真央ちゃんの素晴らしいフリー、そして猫さんの頑張りに対して。
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猫さんは未明から朝にかけては、前日よりはいい目をしていたものの、
ぐったりとした様子でいたので、強制給餌用のスペシャルごはんを用意していました。
今回はふやかしたカリカリ(高カロリー・穀物不使用のEVO)をすり鉢ですり、ぬるま湯とペットチニック・Dフラクション少々でのばし、コルディMも混ぜ込んだものにしました。
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真央ちゃんのフリーが終わった後ぐらいからかなぁ…
むくと起き上がり、ごはんスペースへ向かっていきました。
食べることはできず、お水だけちょっと舐めるぐらいでしたが。
なので、フィギュアを流しつつ、スポイトで強制給餌。
残っている力を振り絞って逃げようとするので、ちょこちょこ、できるときにやりました。
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そして、ソトニコワ選手の金メダルが決まった頃、ベッドで眠っていた猫さんが、よろっと起き上がったかと思うと、ごはんスペースへ。
祈るようにしてそっと見ていると、猫さん、ウエットのお皿をくんくんと嗅ぎ、やがてピチャピチャと小さな音が。
このときからボロ泣きでしたが、それからカリカリのお皿(ふやかしたものと同じEVO)へと移動し、数回カリッカリッという音まで…。
またこの音が聞けるなんて思いませんでした。
昨日の朝は、もう日を越せないことも覚悟していましたから。
しかしまだまだ栄養は足りていないので、朝7時頃にもう一度、
カリカリをふやかしたものを強制給餌しました。
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今日の猫さんです
立ってるし、歩いてるYo!
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そうなのです。
歩いているのです。
しかも、今はほんの少しではありますが、自分からごはん食べてます。
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信じられない…
昨日の朝には、ほぼ意識がなくて、脱糞までしていた猫さんが、ここまで…
もう涙・涙・涙ですよ(ノ◇≦。) ・゚゚・。
さらに飼い主の目が土偶になるーーーーーー
自分の方針を変えて、強制給餌に協力してくれたAちゃんにも感謝です。
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猫さん、ヤマ、越したかもしれないです。
パワーを送って下さり、ありがとうございました!
猫の生命力は凄いですね。あらためて気づかされました。
今は、いつもの定位置であるヒーター前のふかふかマット、私の足元で穏やかな呼吸をして眠っています。
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まだしばらく強制給餌は続けます。
完全に自分でしっかり食べられるようになるまで、体力回復のためのお手伝いです。
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たくさんの励まし、アドバイス、情報、ありがとうございました。
コメントの返信、遅れっぱなしですみません。
もう少し、ここにいてもらえるよう、猫さんといっしょに頑張ります。
――【リンパ腫】レスキュー2回目(12/26)・つづく――
文:miyakonokaori
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。