リンパ腫の猫・ペットロス:
天使の章・その後の章(1/2)111話~115話
カテゴリー:闘病記
作者:miyakonokaori
脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記。
本シリーズは愛猫ソーニャを送ってからのことを綴った8話と、当時を3年後、4年後に振り返った2話、計10話のまとめ読みです。今回はソーニャを荼毘にふしてから、1か月目までを綴る111話~115話です。
――概要――
闘病していたペットを看取り、送った直後――
やれることは全てやった。やり切ったという充実感があるのと同時に、悲しい思いがこみ上げてきました。喪失感は拭いようがなく、ペットロスを実感します。
前を向いて生きていこう。あの子の思い出と共に。
そう思いながら、どうしようもなく涙する日々。
忘れたわけではなく、大事なことはより鮮明になりながら。
そして、感謝の気持ちが残ります。
【目次】
3月14日 ~4月12日
111話|3月14日|旅立ちの日
今日から数回、天使の章です。
旅立った猫さんとの、最後のお別れの日です。
一日雨の予定でしたが、さすがは晴れ猫、朝だけはやみました。
「ちゃんと間違えないで、あっちに行くんだよ」
猫さんがふっと微笑んだような気がしました。
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112話|3月15日|猫さんのお誕生日
この日は猫さんの、8回目の誕生日。
3日足りませんでしたが、きっとお空でご機嫌さんなはずです。
「3月15日のおちょら(お空)だよー」
「お誕生日おめでとう」
いつものように声をかけました。
雲一つない、素晴らしいお天気でした。
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113話|3月18日|初七日
初七日を迎え、気持ちは落ち着いてきました。
寂しさは募るばかりですが、
全てにおいて後悔はありません。
今、闘っている飼い主さんへ
どうか自分の選択は、「正しい」と信じてください。
ペットを守れるのは、自分だけなのだから――
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114話|3月23日|命のバトンを受け取って下さい
命のバトンを受け取ってください。
作者がソーニャのために用意していたフードやサプリを、同じ境遇の飼い主さんに譲渡します。
――我が家でにこうしたことを思い出します。
”生きる”ために揃えたものは、”生きる”ために使ってほしいと思いました。
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115話|4月12日|一ヶ月が経ちました
本話から時間は早回しです。
ソーニャが去って早1か月。この日も青空。
後悔は無いと語る作者からの一言です。
ひとつだけ言えることは、どんなペットにも、必ず「その日」はきます。
そのことから、決して目をそらさないでほしいと思います。
いかに今を幸せに過ごすか
作品について
【予告】その日がくるまで生きようず!
飼い主に後悔はない。
あっぱれ!な最期。
そして、晴れ猫ソーニャはお空に――
これからは看取った後の送りのお話と、回想が数話続きます。
明日14日と、明後日15日は、5年前を同じ日付で配信を。
それ以降は、不定期となります。
もうしばらくお付き合いください。
▼緩和の章の1話はこちらです。
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【老猫アルバム】No.26
ソーニャさんをご紹介です。
その日がくるまで、リンパ腫と闘ったソーニャさんの姿は沢山の人に勇気をくれたね。
今日15日はお誕生日、青く広がるお空を見上げて言うよ。
「おめでとう、そして、ありがとうソーニャさん」
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これまでの闘病の経過
病気の発覚から確定診断まで
2013年9月25日~
第1クール
2013年9月29日~10月29日
第2クール
2013年11月5日~11月26日
第3クール
2013年12月24日~2014年1月13日
レスキュー1回目
2014年1月14日~2014年1月20日
第4クール
2014年1月21日~2015年2月3日
レスキュー2回目
2014年2月4日~3月5日
緩和/看取り
2014年3月7日~3月12日
別れ/思い出
2014年3月14日~5月12日
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――天使の章・それからの章(1/2)・つづく――
作:miyakonokaori(波多野都)
▶miyakonokaori:記事の一覧
コメント:高栖匡躬
――次のまとめ読み――
天使の章、その後の章です。
――前のまとめ読み――
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「その日」がくるまで生きようず!
各章の1話目で振り返ります
はじめに
第1章|リンパ腫と判明するまで
第2章|UW25 1クール目
第3章|UW25 2クール目
第4章|UW25 3クール目
第5章|UW25 一回目のレスキュー
第6章|UW25 4クール目
第7章|UW25 二回目のレスキュー
第8章|緩和
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おすすめのまとめ読みです
テーマ:闘病と別れ