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【まとめ】虹の橋の猫(第2章:歌うたいの猫)~別れって何? 永遠って何?~

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虹の橋の猫 ~第2章:歌うたいの猫&エピローグ~

虹の橋の猫_第2章_扉

Review
カテゴリー:童話
作者:水玉猫
『虹の橋の猫』の第2章は、2017年12月20日に連載が始まりました。
第1章で、虹の橋の街に着いた雉白の猫の、その後を描いた作品です。
雉白の猫とおかあさんとの絆と同じように、虹の橋の街に住む全ての猫たちが、誰かと繋がっているのかもしれません。
第2章は 歌うたいの猫
歌うたいの猫となった雉白の猫と、新しく虹の橋の街にやってきた3匹の猫たちとのふれあいのお話です。
猫たちに救いはあるのでしょうか?

【目次】

 第2章|歌うたいの猫(全10話) 

8話|鐘を失くした時計塔

後半のスタート、第8話です。
『虹の橋の猫』は、旅だった猫とおかあさんのお話。
悲しい話ではなく、愛情と絆と永遠の物語です。
ペットとの別れを経験した方に、ぜひ読んでいただきたいです。
別れって何だろう?

9話|猫の歌声と星屑のブランコ

猫がお母さんとうたう歌が、とても気になる。
どんなふうに、お母さんと歌うんだろう?
お母さんの歌に合わせて、ミャーミャーと鳴くのだろうか?
想像すると、楽しくなってくる。
そういえば、うちの子(犬)も時々歌ったな。
クーン、クーンと歌った。

10話|ブランコをこぐ猫

虹の橋の船着き場には、また新しい猫たちがやってきます。
新しい猫がここに来るのは、地上に別れを告げたということ。
悲しいことなのに、視点を変えると初々しい思いに溢れています。
私が天国にいったら、うちの子が、色々教えてくれるのだろうか?

 

11話|虹を架けるために降る雨

虹の橋の街に、雨が降る。虹の橋を架けるために。
――うちの子には別れ際、「虹の橋で、待ってなくていいぞ」と言ってやった。
先に天国にいって、楽しくやっていればいいと思ったからだ。
待っていないとは思うのだが、こんな話ならば待っていてもいいな。

12話|葉っぱの下の雨宿り

虹の橋にきた猫たちは、地上が恋しくて泣きはじめます。
しかし、やがてそこには、心に掛かる虹の橋が――
飼い主を置いていってしまった子たちは、こちらを恋しがるのかなあ?
恋しがって欲しい気もするけれど――、もう楽しくやってくれよとも思う。

13話|耳を澄ませば聞こえる声

虹の橋には、たった一つのものしか、持ってこれません。
船の乗り場で猫たちは、沢山の大切なものを置いて船にのります。
みんな置いて来たとはずの雉白の猫は、やさしいお母さんの”声”を持ってきていました。
他の猫たちは、何を持ってきたのでしょうか?

14話|鈴の音と懐かしい声

虹の橋に来た猫たち。
何も持って来ていないと思っていたのに――、実はとても大切なものを持って来ていました。
それは一体何?

猫たちが持っていったものは、実は猫たちが、飼い主に残していったものでもありますね。
とても大切なもの――、それは何?

15話|鳴らない鈴と灰色の猫

黒い仔猫と白い仔猫は、とても大切なものを持って来てたことに気付きました。2匹の鈴からは、懐かしい声が聞こえてきます。
しかし――、灰色の仔猫はそうではないようです。
泣き続ける灰色の仔猫。
地上では一体、何があったのでしょうか?

16話|鳴り始めた鈴と、聞こえてきた声

泣き疲れて眠る、灰色の仔猫――
地上で悲しい思いをした猫に、救いはあるのでしょうか?
死は全ての生き物に、平等に訪れます。
それは、すべてを奪うもの?
それとも、すべてを癒すもの?
死は終わりではなくて、始まりなんだと思いたいですね。

17話|仔猫にかえって歌う猫たち

灰色の仔猫の上にも、美しい虹が架かりました。
そして猫たちは、いつの間にか自分が、重荷から解放されていることに気が付きます。
私たちは旅だった子たちと、しっかりと心で繋がっている。
別れは、猫たちと同じように、重荷を下すときでもありますね。

 エピローグ 

18話|それからのこと。これからのこと(エピローグ)

いよいよ本話で最終回です。
雉白の猫が虹の橋に行く途中。大切にしていた、おかあさんのお思い出のおもちゃをあげた仔猫。あの仔猫はどうしているの?

――どうでしたか? 愛と絆の物語。
それはきっと――、永遠の物語。

 作者によるあとがき 

昨年末まで連載しました『虹の橋の猫』
お読みいただけましたか?
作者の水玉猫さんが、物語のあとがきを寄せてくださいました。
水玉猫さんとは、また別の物語も企画しております。
また新しい、そして優しいお話の中で、お目にかかれますように。

 付録 

第2章告知用カード

『虹の橋の猫』告知
後半(第2章)が始まりました。
この物語を読むたびに、天国にいったうちの子を思い出します。
もうここにはいないけれど、ずっとあの子は一緒なのだと思える話。
別れって、永遠と言い換えることができるんじゃないかな?

第2話の告知カード

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連載後の回想
虹の橋の猫|回想 その1
第1話 旅の始まりと、虹の橋への切符
ここから連載が始まりました。
猫の旅立ちの物語です。
猫の旅の始まりは、生まれたばかりのこのサイト、 Withcat の始まりでもありました。

虹の橋の猫|回想 その2
第8話 鐘を失くした時計塔
第2章のはじまりです。
歌うたいの猫と仔猫たちのふれあいが描かれます。

虹の橋の猫|回想 その3
エピローグ 
本日の配信で、『虹の橋の猫』は最終回
ずっと読んでいただいて、ありがとうございます。
この作品のテーマは、愛と絆と永遠です。

――虹の橋の猫・おわり――

作:水玉猫
 ▶水玉猫:猫の作品
 
解説:高栖匡躬 

――第1章はこちらです――

 虹の橋、犬と猫は天国に行けるか

 

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