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【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ③ ~1つの命をはぐくむこと(1/2)~

【関連コンテンツ】

ひとつの命をはぐくむこと(1/2):11話~16話
犬派の僕が猫と暮らす理由

Review
カテゴリー:エッセイ
作者:紫藤 咲

ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――

まとめ読み③は、第2クール目 ~1つの命をはぐくむこと~の前半です。
はじめて飼ったねこさんは、わからないことだらけ。

【目次】

第2クール 1つの命をはぐくむこと

第11話 仲良しさんのはじまり ~1/11~

本話から新シリーズの開始です。

先住犬ひなさんと、ねこさんのお近づきチャレンジの再開
しかし、吠えまくるひなさん。
――上手く行かない。

引き離そうとするぼくに、ハットリ君が言う。
「まぁ、待て。ちょっと見てみようぜ」
ひなさんと、ねこさんは、家族になれるのか?
そして彼は、遂に”運命の一言”を、ぼくに告げるのでした。

第12話 最後まで面倒をみよう ~2/11~

ねこさんが、自力で排泄ができるように。
喜ばしいことなのだが――、超軟便である。
そしてとうとう、その軟便で大事故も発生。

――ひぃっっ!
トイレ環境整備を急がねば。
そんなことを考えながら、ぼくにはある決心が固まっていくのでした。

第13話 1Kgの壁 ~3/11~

ねこさん、ますます体調が悪く、ずっと寝て過ごしている。
病院に行くものの、
「体重が1kgはないと、抗生剤が打てないんだよ」
と、先生は言う。
しかし――
食べさせても、体重は増えないのだ。

第14話 ネットで買えばいいのに ~4/11~

ねこさんの住環境を良くするために、二階建てケージを発注。
三階建ても気になるが、ずっと元気のないねこさんを見ると、そこまでは必要ないか……
うちの子にすると決めると、猫用グッズを見るのが楽しくて仕方がない。
そんな新米飼い主の日々。

● 

第15話 トイレは簡単 or 難しい? ~5/11~

ねこさんが自力で排泄ができるようになった。
そこでトイレの準備を。
しかしねこさん、慣れないトイレで困惑。じっと固まって動けない。
しょぼくれたねこさんを前に、色々と理由を探ってみるぼく。
猫も犬も、トイレの躾は最初の試練なのだ。

● 

第16話 男前だな。だけどさ…… ~6/11~

ねこさんとの生活も一週間。
運命的な出会いに感謝するぼく。
友人ハットリは、”もしも”ねこさんが体を壊したらどうする訊いてくる。
「うーん、どうかなあ」
そんな談笑だった。
だが――
その時既に、ねこさんには命の危機が迫っていたのだ。

 

● 

犬派の僕が猫を飼う理由 ここまでの物語の構成 

第1クール 1つの命を拾うこと 全10話
最2クール 1つの命をはぐくむこと 全11話

――1つの命をはぐくむこと(1/11~6/11)・続く――

作:紫藤 咲
 ▶ 作者の一言
 ▶ 紫藤 咲:猫の記事 ご紹介

コメント:高栖匡躬

――犬派の僕が猫と暮らす理由・次のまとめ読み―― 

一向に体重が増えず、危険を承知で抗生剤を打ったねこさん。
幸いなことに、体調が改善されてきた。
更に良くするために、二度めの抗生剤の注射を打つ――
しかし、ねこさんにはそれから、とんでもないことが起きるのだった。

――犬派の僕が猫と暮らす理由・前のまとめ読み―― 

目が、目ヤニでくっついていている。
食事のことも、排せつのことも分からないないことだらけ。
悪戦苦闘の連続。
「生きることを諦めている」
なぜか、友人のハットリ君の言葉が頭をよぎるのでした。

――犬派の僕が猫と暮らす理由・最初のまとめ読み―― 

紫藤咲さんのエッセイ、1話~5話までをまとめ読みです。
運命の日――
ぼくは猫を拾った。それが物語のスタート。
経験も知識もゼロ。
最初は誰かに任すつもりだった。
だけど、猫さん……
考えてみようよ。
ひとつの命を救うこと。

猫を拾うを考えてみる

猫を拾うということ|まとめ読み

生物全般に造詣が深い作者が書いた、”猫を拾う”ことをモチーフにしたエッセイ。
第3話までを、まとめ読みです。
深い知識と、広い視野を持つ作者から見ると、猫はまるで観察の対象にも思えるが、視線は愛情に溢れている。
動物記のように読む、猫のお話。
――おもしろい。

三毛ランジェロの保護日記:エッセイ編まとめ読み①

保護活動家、三毛ランジェロ氏のエッセイ集です。
まずは、自身が引き取った『夕(ゆう)』の話。
余命宣告を受けながら、楽しく過ごした日々、そして別れ――
Withcatのオープニング記事でした。
その他2話、計6記事です。

 

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