文:三毛ランジェロ
今日は、猫の甘噛みの直し方をお知らせしましょう。
子猫の甘噛みは痛くもなく、可愛いものですが、ちゃんとトレーニングをしてあげないと、成猫になって問題行動に発展するかもしれません。
まず、甘噛みとは何か?
噛まれた時に、「痛いっ!」というのは甘噛みでは有りません。
どちらかというとそれは本噛み。
ちょっと噛んで、すぐにやめる程度が甘噛みです。
甘えたり、ふざけてやっているのでしょう。
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さて、その甘噛みですが、クセを残したままで成猫になってしまうと、将来問題が発生するかもしれません。本人は甘噛みのつもりでも、噛まれた方は甘噛みではなくなってしまうかもしれないからです。
実はこの甘噛み。成猫になってから治すのは大変なんです。
まずはじめに申し上げると、大半の猫の甘噛みは、トレーニングによってやめさせることができます。ですから、甘噛みで悩んでいる飼い主さんはご安心を。
さてここからが、本題です。
マニュアル通りにできない。
「本に書いてある方法をやったが、治すことが出来ないかった」
そう言われる飼い主さんは、きっと多いと思います。それはどうしてでしょうか?
それは部分的な対処法だけを、やっている場合が多いからです。
(この点については、後に触れます)
下の写真のような時期、子猫は激しく遊びます。そしてこの時に、甘噛みを覚えます。
本来、親や兄弟とのコンタクトは噛むことと、舐めることです。それを覚えるのは親と一緒にいる時期ですから長くても生後半年です。
その間に猫はコンタクトの機微を全てを覚えるので、長く一緒にいた猫は、甘噛みが痛く有りません。逆に早く引き離された子ほど、人がちゃんと躾をしてあげないとなりません。
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猫が人の手などを噛む行為は、大体生後2ヶ月から4ヶ月の間に起こります。
(中には噛む行為が無い子もいますが)
もし噛む行為が始まったら、その時の対処が良ければすぐに解決します。
しかしここで失敗すると、その後はちょっと大変になります。
(ただし、この場合でも方法は有ります。すでに間違ってしまったという方も、安心ください)
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甘噛みが始まったらまず以下のどれに該当しているか見極めて下さい。
2:遊んでて調子に乗って噛んじゃった。
3:構ってくれないから、気を引くために噛んでみた。
4:手は私のおもちゃなの。噛んで遊んでるだけよ。
さてどれに該当してますか?
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該当が1以外の場合は、遊ばせ方が良く有りません。
小さな猫は噛む遊びは大好きです。だから手を噛んできたら、チュールをちらつかせたり、猫じゃらしで直ぐに気を逸らして下さい。
それでも止めなければ、耳元で「ダメ」と、かなり大きな声で言って下さい。
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さて、それでは1番が該当した方は?
次話ではそれについて解説していきたいと思います。
――了――
文:三毛ランジェロ
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――次話――
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