介護
ボスの旅立ち、ボスを送る、そしてもう一度 Reviewカテゴリー:闘病記作者:ボスのかあちゃん ボスに涙を見せぬよう、必死に闘った泣き虫のかあちゃん。その闘病と看取りの記録、後半です。 ボスを看取ったあとの見送りと、その後についても語られます。 た…
撮影&文:ゆきねー 我が家のノルウェージャン、チェリーが、先日亡くなってしまいました。今日はそのチェリーが旅立つ前の介護と、見取りのお話を書こうと思います。 どうかお付き合いください。
ボスを看取ったかあちゃんと、とうちゃんの小さなお通夜。 翌日にはボスは荼毘に。 あいかわらず、泣き虫のかあちゃん―― でも、ボスの前では強かった、かあちゃん―― しっかりボスを支えたね。 そして、良い見送りをしたね、 立派だったよ。かあちゃん。
家で、かあちゃんの帰りを待っていたボス。 『おかえり』 とボスは仕草を返します。 やがて、ボスとかあちゃんに”その時”がきます。 21年と半年も一緒にいた相棒…… 別れは悲しくて、切なくて…… でもそれは、安息でもあって……
深夜に起きたボスが、いつもと違う仕草を―― かあちゃんの顔を見つめて、必死に母ちゃんの手にスリスリーー 「ボスどうしたの?」 そう問い掛ける、かあちゃん。 しかし、かあちゃんには分かっていました。 それがボスの、最後の挨拶なんだなとーー
ボスに奇跡が! 寝たきりのボスが、暖かい日差しを浴びながら、急に体を起こします。 部屋を見回すボス。 大好きだった日向ぼっこで、何か夢を見たのでしょうか? それとも、別れのサインなの? 泣き虫のかあちゃん―― 覚悟はしているつもりなのに――
少しずつ、しかし確実に弱っていくボス。 『ちゃんと父さんと母さんがいるときに行くから。合図くれるから』 主治医が声をかけてくれます。 動物は不思議です。 飼い主を案じて、ちゃんと”その時”を教えてくれるから―― 言葉は無くても、心は通い合っている。…
ボスに元気に話し掛け、普段通りに接するかあちゃん。 不安な顔や泣き顔を見せないように、懸命です。 看取りの時をいつも通りに過ごすには、強い意志が必要ですね。 飼い主は愛猫の病気と闘うだけなく、自分の弱い心とも闘っているのかもしれません。
「ボスを看取ってあげよう」 そう決めた、かあちゃんは、ボスが嫌がる薬をやめました。 もっと一緒にいたい―― 揺れる心の中での決心でした。 看取る決意は諦めでは無く、強い意志の先にあるもの。 ボス―― かあちゃんはボスのためなら、強くなれたんだよ。
なるべく普通の生活を―― そう心がけるかあちゃん。 『食事を摂らなくなったら2週間だよ』 というのが、主治医の言葉でした。 だからかあちゃんは、「何か、食べたいものある?」と毎日ボスに語りかける。 泣き虫のかあちゃんだけど、 ボスの前では泣かない…
かあちゃんは病院で、ボスの病状を知ります。 「ボスがいなくなる?」 涙が止まらない、かあちゃん。 でもボスはそこから、復活していきます。 どうしてだろう? 動物は不思議―― 飼い主の心に応えようと一生懸命で。 闘病は見えない絆が、はっきり感じられる…
愛猫ボスを置いて入院した、かあちゃん。 ご主人からボスの様子を聞きますが、心配で心配で―― 「ボス、ボス、ボス!」 「待っててね、かあちゃんすぐ帰るからね」 ――そしてかあちゃんは、強行退院。 家ではボスが、かあちゃんを待ち詫びていました。 ボスの…
「私のボスは、逝ってしまいました」 21年と半年、ずっと一緒にいた愛猫の旅立ち。 それからかあちゃんは、泣いてばかりの日々でした。 そして半年―― かあちゃんは思います。 ボスが、生きた事を―― ボスが、最後まで生きる事を諦めなかった事を―― 書き残して…
我が家の夕(ユウ)は私が保護した猫でした。家族から可愛がられていた夕。しかし夕は、猫白血病による余命宣告を受けていました。 保護活動家三毛ランジェロ氏の愛猫、夕のお話。 余命宣告を受けながらも、家族と楽しく過ごした日々が綴られています。 夕の…
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