猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

三毛ランジェロ

【まとめ】三毛ランジェロの保護日記:コラム編 Complete② ~猫の保護で考えること~

考えなければならないのは、不幸な猫を増やさないこと Reviewカテゴリー:コラム作者:三毛ランジェロ 猫の保護活動の中には、野良猫や飼育放棄、多頭飼い崩壊した猫を救うことだけでなく、不幸な猫を増やさないと言う考え方があります。 本コラムは保護活動…

【まとめ】三毛ランジェロの保護日記:コラム編 ① ~保護活動は捕獲の後も続くのです~

知っていますか? 保護活動は捕獲の後も続くのです Reviewカテゴリー:コラム作者:三毛ランジェロ 保護活動と聞くと、ついつい野良猫や多頭崩壊の現場での捕獲(確保)と、譲渡(および譲渡会)のことを考えがちですね。 しかし良く考えてみると、捕獲して…

【まとめ】それは活動の限界? 命の限界? ~ある保護活動現場のドキュメンタリー~

ある保護活動現場のドキュメンタリー Reviewカテゴリー:保護活動・ドキュメンタリー作者:三毛ランジェロ 自らの信念で独自の活動を行っている活動家、三毛ランジェロ氏の保護の様子を追ったドキュメンタリー。Twitterをほぼリアルタイムで追うという形式で…

【まとめ】三毛ランジェロの保護日記:エッセイ編 ① ~リンパ腫になった猫・夕、他2作~

保護した猫たちとの暮らし Reviewカテゴリー:保護猫エッセイ作者:三毛ランジェロ 行政に頼らず、団体に属さず、自らの信念で独自の保護活動を行っている筆者。沢山の命を救ってきた筆者が、思い出深い猫について語るエッセイです。 まずは筆者宅の猫になっ…

【捜索】迷子の猫を探す6つの方法 ~効果的な捜索手順で、早く見つけてあげること~

効果的な捜索手順で、早く見つけてあげること 文|三毛ランジェロ こんな方に 猫が脱走してしまった|探したけれど見つからない|まだ数日しかたっていない 大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)と、ごく最近も…

【完全室内飼い/避妊/去勢】私が避妊・去勢をお勧めする理由 ~保護活動をしているから思うこと~

撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、猫の完全室内飼いと同時に避妊去勢をお勧めしています。 もちろん、「そんなことをして可愛そう」とか、「家の中から出さないから大丈夫」という方もおられると思います。 しかし、避妊去勢を…

【完全室内飼いがお勧め】外猫には危険が一杯です ~家猫? /外猫?|リスクと一緒に考えよう~

撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、完全室内飼いをお勧めしています。なぜそうかというと、せっかく保護した命は、少しでも長く繋いでいって欲しいという気持ちからです。 「外で飼ってもらってエサをもらえるだけでも十分でし…

【TNR/地域猫/人との共存】野良猫たちの避妊・去勢手術を広めたい ~無責任な餌やりには疑問です~

撮影&文:三毛ランジェロ (本記事は、2017年10月24日に執筆されたものです) 現在、我が家では、5匹の風邪っぴき子ニャンコを保護してます。偶然に出会ってしまったのですが―― 私は今、野良猫の避妊・去勢手術を、地域に広めていく必要性を強く感じ、そち…

【猫との距離を縮めたい】ひざ乗り猫に挑戦してみましょう ~芸ではなく、信頼関係をつくるトレーニング~

撮影&文:三毛ランジェロ 今日は、ひざ乗り猫のお話です。 愛猫との距離を、もう少し縮めたいという飼い主さんは、ぜひこの”ひざ乗り猫”に、挑戦してみてください。 生後3ヶ月ぐらいまでに慣らすと簡単ですよ。もちろん、成猫でも成功した例は沢山あります…

【保護/里親/譲渡】猫たちの回復と、新しい家族 ~ビアンカとネーロとグリジア(後編)~

年が明け、救い出した3匹は次第に回復していきます。 猫本来の可愛い姿になった3匹は、人にも慣れ、やがて新しい家族のもとに。 冬は特に保護された猫と、そうでない子の運命が別れます。 幸運にも救われた命。 幸せになって欲しいですね。

【野良/仔猫/捕獲器】2匹の猫を保護したのは、もう年の瀬でした ~ビアンカとネーロとグリジア(前編)~

年の瀬迫る2016年冬のこと。 「心配な仔猫がいる」と、急な連絡が入りました。 その場所に行くと、3匹の子猫が風邪をひいて酷い状態。 寒さの厳しい冬の時期は、一刻の猶予もありません。 早速、その子たちの確保が始まりました。

いちばん大切なのは、猫との信頼関係 ~猫に甘噛みをさせちゃだめ(後編)~

文:三毛ランジェロ 甘噛み猫にしないためのトレーニング。後編です。 具体的に何をやるのかお知らせする前に、まずは猫社会の猫同士ではどうなのか、考えて見ましょう。 親や兄弟は、どうやってそれを子猫に教えるかと言うと、痛かった時には大きい声でギャ…

子猫の時から気を付けてあげて ~猫に甘噛みをさせちゃだめ(前編)~

文:三毛ランジェロ 今日は、猫の甘噛みの直し方をお知らせしましょう。子猫の甘噛みは痛くもなく、可愛いものですが、ちゃんとトレーニングをしてあげないと、成猫になって問題行動に発展するかもしれません。

目薬の話をしましょう ~必ず治る、諦めてはいけない点眼~

文:三毛ランジェロ 今回は、猫や犬の目薬のことを書きましょう。 10年を越える保護活動の中で、これまでにどれだけ目薬を買ったことでしょうか?沢山の目薬をためしてみて、はじめて有ることに気が付きました。 殆どの目薬には、硫酸とか塩酸とか怖い名前…

冬の猫のことを知っていますか? ~知っていましたか? 猫には厳しい季節~

文:三毛ランジェロ 12月に入りました。 寒さが深まるこの時期でも、猫の出産は止まりません。この時期に生まれた小さな命は、一体どのようになるのでしょう? 冬に保護される猫は、夏と違って親猫と一緒にいる2~3匹だけです。 それは何故か?―― ● 5匹生まれ…

11月18日~22日|緊迫の時間と弛緩した時間。どちらも保護活動。~活動の限界? 命の限界?(その9:最終回)~

// 撮影&文:三毛ランジェロ 我が家に残ったトイと、ティアラ。 里親はなかなか決まりません。実は保護活動の重要な側面(困難な側面)は、保護と譲渡の間にある、”待ち”の時間が大きということにあるのです。

11月8日~17日|ひざ乗り猫は、幸せへの準備。~活動の限界? 命の限界?(その8)~

// 撮影&文:三毛ランジェロ 保護活動が進むと、里親募集がはじまります。 しかし、マッチしそうな希望者はそう簡単にはあつまりません。お見合いをして、トライアルをして、段々と距離を縮めていくしかありません。 今回の記事は、のんびりした内容に見え…

11月1日~3日|そして11日目~13日目。~活動の限界? 命の限界?(その7)~

// 撮影&文:三毛ランジェロ 子猫たちは持ち前の生命力で、驚くような早さで回復してくれます。つい数日前まで、命の危険があったとは思えない程です。 保護(確保)の後、健康な状態にすること。人慣れして可愛がってもらえるようにするところまではこぎつ…

10月27日~29日|さあ、幸せになるための練習をしよう ~活動の限界? 命の限界?(その6)~

// 撮影&文:三毛ランジェロ 仔猫たちはの体が回復してきました。そうなると活動は次の段階に移っていきます。 新しい飼い主さんをみつけて、その方にそこに譲渡するのです。猫にとってみれば、家族ができるということ。捨て猫が、保護猫になって、飼い猫に…

10月21日|諦めようとしたその時――5匹目を発見 ~活動の限界? 命の限界?(その4)~

// 撮影&文:三毛ランジェロ また雨が降り始めました。しかしどうしても気になっている5匹目の子を、保護してやる必要があります。 幸いなことに、最初に保護した3匹は元気になりました。4匹目の子も回復してくれるでしょう。 私のツイートには初日から、そ…

【猫の保護/緊迫する現場】10月20日|子猫の生命力に感謝。そして人間の罪深さに慄く。~活動の限界? 命の限界?(その3)~

撮影&文:三毛ランジェロ 前日の雨がやみました。残る2匹の捕獲をしなければなりません。私は早朝から、活動を再開しました。 何を置いても、まずは捕獲する事です。それがなければ何も進みません。 猫風邪で目が見えなかったり、体力を落している子猫は、…

【猫の保護/コクシジュウム症】10月19日|降り始めた雨。子猫のケアと捕獲の試み ~活動の限界? 命の限界?(その2)~

撮影&文:三毛ランジェロ 前の日に捕獲したのは3匹。あと2匹が残っています。 降り始めた雨。それは既に弱っている子猫の体力を奪うはずです。そしてその雨は、2匹の保護(捕獲)を困難にするのは明らかです。しかし、それでもやるしかありません。時間…

【猫の保護/現場ドキュメンタリー】10月18日|全てはこの日から始まった ~活動の限界? 命の限界?(その1)~

撮影&文:三毛ランジェロ 保護活動というのは、人がやる以上は限界があります。マンパワーの限界、割ける時間の限界、資金の限界がそれです。ボランティア自体の限界と言っても良いでしょう。 我が家は団体に属さず、個人で保護活動をやっています。政治的…

【里親/譲渡】茶太朗は新しい家族のもとへ、そしてクララも ~キジトラのクララのお話 後編~

奇跡のような巡り合わせで救われた、クララと茶太朗。 やがて2匹には別れの時が来ます。 保護された猫たちは、いつか時がくれば終の棲家、本当の飼い主の元へと行く運命。 別れは寂しいものだけれど、嬉しい寂しさってあるんだよなあ。

【野良猫/保護】3歩の足で、ぴょこぴょこ歩く可愛い子 ~キジトラのクララのお話 前編~

目の前で起きたことは、必然のように見えるけれど、その必然の手前には考えられないほどの偶然が幾つも重なっている。 きっとその偶然を一つずつ見たら、必然というものはどれも奇跡なんだろう。 「生き物同士は、奇跡のような縁でつながっているんだ」 そう…

【デスメ膜瘤】失明の危機を乗り越えて ~保護した子猫ステラのお話~【目薬で治療をした結果】

我が家の猫ステラは、デスメ膜瘤という目の病気でした。治癒の難しい角膜の疾患でしたが、懸命の努力で奇跡的に回復をしました。

余命の宣告をされた猫 ~もしも天国にTVがあったなら ~【保護活動/リンパ腫】

我が家の夕(ユウ)は私が保護した猫でした。家族から可愛がられていた夕。しかし夕は、猫白血病による余命宣告を受けていました。 保護活動家三毛ランジェロ氏の愛猫、夕のお話。 余命宣告を受けながらも、家族と楽しく過ごした日々が綴られています。 夕の…

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