猫の話をしようか

なかなか聞けない猫の話。こっそりおしえる猫の話。

あなたを迎えたときのこと

【保護活動】【多頭飼い】私に幸福せを運んでくれた2人 ~我が家の猫のお話をします(その4-2)福~

さて、福がやってきた我が家。 幸の反応は―― 最初に福を見た時の、幸の怖い顔は忘れられません。穏やかな幸が、牙を剥き出しです。私は、福と幸が一緒に生活できるのかとても不安になりました。 それからも幸は、ゲージ越しに福を威嚇しました。それはかなり…

【保護活動】【多頭飼い】私にとって、やはりアメショは特別でした ~我が家の猫のお話をします(その4-1)福~

先日は3代目の猫、幸(こう)との、突然の別れについて書きました。 実はこの別れの前に、我が家には5代目の福がやってきていました。 つまり、我が家は和とキムチの頃のように、幸と福の多頭飼いだったわけです。 今日は5代目の福について書こうと思うので…

【猫の保護】もう、やめよう~ひとつの命をつなぐこと(10/10)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんの状態がよくないこと。死ぬほうに賭けたほうがいいと言われたこと。それらをハットリくんに報告した。 なにせこの頃の彼は、先生に対する不信感が本当に強く、医療ミスだとか、後手後手すぎるだとかとたびた…

【猫の保護】切り札投入~ひとつの命をつなぐこと(9/10)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんが入院して四日目こと、ぼくはついに切り札を投入した。そう、ひなさんである。 実はひなさん自身もねこさんが入院してからは、少しばかり不安感が強くなってしまっていた。ねこさんと一緒のときには、出掛け…

もしかして会いにきたの? ~ひとつの命をつなぐこと(8/10)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんが入院した当日のことだ。ぼくはとても不思議な体験をした。ただ、自分でもとても信じられないことなのもたしかな話なのである。 なぜ、信じられないのか。それはぼくに霊感がないからだ。感知度マイナスの人…

【猫の保護】お気に入りのタオルをきみへ ~ひとつの命をつなぐこと(7/10)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんの入院の様子は逐一ハットリくんに報告していた。入院当日にずいぶんぼくらは言い争ってはいたが、それも互いにねこさんのことを心配してのことだ。 ぼくから彼の様子を聞いたハットリくんは少し安心したよう…

【猫の保護】入院二日目 ~ひとつの命をつなぐこと(6/10)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんが入院して翌日の午前中は、なにかをする気にはとてもなれなかった。ご飯を食べなくちゃいけないとわかってはいても、物を食べる気にはどうしてもなれなかった。心配が大きかった。 ● いつ電話が掛かってくる…

【保護活動】【多頭飼い】月のお話 ~猫宅のお話をしましょう(その5)月~

前話で触れた、「月」のお話をしたいと思います。 天が(恐らくは)雪との喧嘩で、怪我をした頃――、そうあれは確か、まだ残暑が残る時期だったと思います。 ある日の朝、私は娘を仕事に見送ってから、外猫のちゃーにご飯をあげるために外に出ました。 すると…

【猫の保護】子猫、肺炎、死亡率~ひとつの命をつなぐこと(5/10)~

ねこさんが入院してしまうと、ぼくはひどく暇になった。それまでどれくらい彼に時間を費やしていたのかを、本当に思い知らされることになったのだ。 あまりにもやることがなくなってしまって、あらためて彼の存在の大きさをひしひしと感じた。 はじめはそれ…

【猫の保護】首をもたげた疑心 ~ひとつの命をつなぐこと(4/10)~

家に帰る道中で、ハットリくんにねこさんが肺炎で入院したことを報告をした。 おそらくそうなるだろうと、彼は予想していたらしい。 「仕方ない」そう言った。 「こればっかりはもう、あいつの生きる力に賭けるしかない。あいつが生きたいと思う力が強ければ…

【猫の保護】選択のとき、猶予なし ~ひとつの命をつなぐこと(3/10)~

「入院しないとまずい状況です」 そう言われたときには頭が真っ白になった。たしかに考えなかったわけではない。 ねこさんの衰弱具合は鈍いぼくでもわかるくらいにはひどいものだったからだ。 それでも、どこかで入院は回避できるのではないか? と思ってい…

【保護活動】【多頭飼い】保護施設から迎えた幸のお話 ~我が家の猫のお話をします(その3)幸~

キムチがいなくなってからの私は、一人でいる事に日々違和感を感じていました。 最初に迎えた和、二代目のキムチとの暮しを経験し、猫は私の人生に欠かせないものになっていました。猫との別れのつらさよりも、猫が居ない事の方に耐えられなくなっていたので…

【猫の保護】死相が消えないな ~ひとつの命をつなぐこと(2/10)~

ねこさんの具合がジワジワと悪くなっていく中で、二つの言葉がずっと頭にこびりついて離れなかった。 一つは『生きることを諦めている』というもの。これは本当にその後、なんども考えさせられることとなった言葉だ。 そして、もう一つ。 スピリチュアル男、…

【猫の保護】エアコンがダメですと!? ~ひとつの命をつなぐこと(1/10)~

ある日のことだ。 ねこさんがパラボラアンテナ状態になったことを心配した友人から、ぼくはねこの飼い方についてのアドバイスを貰った。しかしその内容に、ぼくは驚愕することになった。 『夏生まれの子猫はエアコン厳禁なのは聞いてる? エアコンのない部屋…

【保護活動】【多頭飼い】天のお話 ~猫宅のお話をしましょう(その4)天~

前話までで、とらと茶々に、華と雪が加わって4匹になった猫宅―― 猫宅は間取りが大きくとられていて、2階の一室は日当たりも良く、4匹はそこで仲良く過ごしていました。とらと茶々は元々仲が良く、華と雪はまだ小さかったので、喧嘩と言う喧嘩もありません。 …

【保護活動】【多頭飼い】1匹も2匹も一緒やん ~我が家の猫のお話をします(その2)キムチ~

今日は私にとって、2匹目の猫のお話をしようと思います。 1匹目の子、和(かず)がうちに来た頃、私はマンションで一人暮らしをしていました。当時は水商売をしていましたので、和を一人置いて夕方に出かけ、夜中に帰って来る毎日です。 アフター(お客様と…

【保護活動】【多頭飼い】猫バンバンじゃ足りないよ ~猫宅のお話をしましょう(その3)華と雪~

さて、3ニャン目と4ニャン目に話を戻しましょう。 あれは、茶々が猫宅の一員となった年の夏のことでした。 うちの近所には、ちび茶とちび白という外猫の姉妹がいたのですが、そのちび茶の方が赤ちゃんを産みました。 通称ちゃーは仔猫が成長し、ご飯が食べ…

【保護活動】【多頭飼い】わたし、実は猫恐怖症だったんです ~我が家の猫のお話をします(その1)和~

今、私は2匹の保護猫と外猫1匹の母で。毎日猫達にたくさん癒されてます。保護支援活動も旦那に内緒で細々頑張っております。 家猫の1匹目は只今4歳のアメショ(アメリカン・ショートヘア)。四年前、大阪天神橋保護犬カフェより迎えました。私は純血種にこだ…

【保護活動】【多頭飼い】突如現れたネバネバの子 ~猫宅のお話をしましょう(その2)茶々~

猫宅のお話|その2 1匹目のとらが、広い『猫宅』で寂しがる中、2匹目の猫がやってきます。 ある日、ネバネバの体で現れた猫。多分、ネズミ取りにかかったのでしょう。 その子は、とらと仲良しだった野良ちゃんでした。 1匹ずつに物語がある。 44の物語、今…

【保護活動】【多頭飼い】44匹の猫が住んでいる家 ~猫宅のお話をしましょう(その1)とら~

猫宅のお話をしましょう とら撮影&文:女神 今、我が家では沢山の猫のお世話をしています。家猫は三匹で、リュウ君、ぽっけさん、まろちゃん。それ以外に保護猫さんが44匹いて、当然家では飼えないので、そのために家を借りています。我が家ではそれを、猫…

【はじめての猫】急変 ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(11/11)

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんが元気になったその日の夕方、二回目の抗生剤を打ちに出掛けた。 会社から帰ってきたときも、ねこさんはとても元気で、カプセルの中でじっとしていることがなかった。 ● 獣医さんはいつものごとく大変混みあ…

【はじめての猫】奇跡の一日 ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(10/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんと暮らすようになって、物が多く、雑然としていた室内をキレイに片付けなければいけなくなった。 ただでさえ動きが鈍いねこさんが少しでも楽になるようにと、不要な家具を一気にどーんっと粗大ごみとして出す…

【はじめての猫】これも愛。いや、違うでしょ!? ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(9/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 パラボラアンテナ状態になって帰宅したねこさんは、首が重たいのか、うつむいていることが多くなった。350gの体重に対して、50gのプラスチック装置。体重の7分の1の重さが首に圧し掛かるのだから、そりゃ、…

【はじめての猫】ダイエット ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(8/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんの体重を増やすことに躍起になっていた一方で、実に由々しき問題が勃発していた。この頃、ねこさんは本当に食べ物を口にする量が少なかった。食べられるだけの量を見積もって作っているはずなのに、毎回、半…

【はじめての猫】おまえはバカか!? ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(7/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんの具合がみるみる悪くなっていくのに、ぼくは体重を増やすことだけを必死に考えていた。なんとしてでも1kgに近い体重にして、抗生剤を打ってもらうんだという思いからだった。 ● でも、本当はすぐに病院に…

【はじめての猫】男前だな。だけどさ…… ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(6/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんとの共同生活も一週間を迎えようとしていた頃、ぼくはハットリくんとともに、さらなるねこさんの居室改革に乗り出していた。 ケージは完成し、トイレもセットした。メッシュマットも入れ込み、ねこパンチマシ…

【猫さん、拾いました】トイレは簡単or難しい?~ひとつの命をはぐくむこと(5/11)

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんとの共同生活も五日目あたりになってくると、自立で排泄することができるようになっていた。こうなると早急にトイレを用意しなければならない。 決められた場所ではなく自由に排泄させていては、後々困る事態…

【はじめての猫】ネットで買えばいいのに ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(4/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 獣医さんに行ったその日、ぼくは再びホームセンターを訪れた。ねこさんとの生活を本格的に始めるための二階建てマンション(ゲージ)を購入することが目的だった。 ところがである。二階建てマンションは売り切れてい…

【はじめての猫】1Kgの壁 ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(3/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんがやってきて四日目。再び、獣医さんへ連れていくことにした。なぜなら、目に見えてねこさんの体調が悪くなっていたからだ。 一日三回、コンスタントに目薬を注しているけれど、目ヤニがべったりくっついた状…

【はじめての猫】最後まで面倒をみよう ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(2/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 先住犬のひなさんとねこさんの間で、ほのかな信頼関係が見えてきて、ほっと一息。しかし、まだまだ安心はできません。 何しろぼくは、新米飼い主。猫の知識がゼロなのです。ここ数日で起きたことを理解はすれど、これ…