猫の話をしようか

なかなか聞けない猫の話。こっそりおしえる猫の話。

エッセイ

【保護活動】【多頭飼い】猫バンバンじゃ足りないよ ~猫宅のお話をしましょう(その3)華と雪~

今日は猫宅の3ニャン目と4ニャン目のお話をしようと思うのですが、本題に入る前に猫宅のことで、1つ書き忘れていたことがありました。 私が娘と家を借りたのは、始めから猫宅が作りたかったからではありません。保護した"とら"を、安全に住まわせる場所が…

【保護活動】ボス猫、寅さんがやってきた ~喧嘩は強いが、弱い猫には手を出さない~

今日は思い出深い、一匹の猫の話をしようと思います。 ことの始まりは、5年ほど前のこと。 我が家の周辺にある日、一匹の猫が姿を現すようになりました。 ガリガリに痩せこけた、みるからに野良猫です。 可哀そうに思って、見かけた時に何度かご飯をあげてた…

【保護活動】【多頭飼い】わたし、実は猫恐怖症だったんです ~我が家の猫のお話をします(その1)~

今、私は2匹の保護猫と外猫1匹の母で。毎日猫達にたくさん癒されてます。保護支援活動も旦那に内緒で細々頑張っております。 家猫の1匹目は只今4歳のアメショ(アメリカン・ショートヘア)。四年前、大阪天神橋保護犬カフェより迎えました。私は純血種にこだ…

【保護活動】【多頭飼い】突如現れたネバネバの子 ~猫宅のお話をしましょう(その2)茶々~

猫宅のお話|その2 1匹目のとらが、広い『猫宅』で寂しがる中、2匹目の猫がやってきます。 ある日、ネバネバの体で現れた猫。多分、ネズミ取りにかかったのでしょう。 その子は、とらと仲良しだった野良ちゃんでした。 1匹ずつに物語がある。 44の物語、今…

【保護活動】【多頭飼い】44匹の猫が住んでいる家 ~猫宅のお話をしましょう(その1)とら~

猫宅のお話をしましょう とら撮影&文:女神 今、我が家では沢山の猫のお世話をしています。家猫は三匹で、リュウ君、ぽっけさん、まろちゃん。それ以外に保護猫さんが44匹いて、当然家では飼えないので、そのために家を借りています。我が家ではそれを、猫…

【はじめての猫】急変 ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(11/11)

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんが元気になったその日の夕方、二回目の抗生剤を打ちに出掛けた。 会社から帰ってきたときも、ねこさんはとても元気で、カプセルの中でじっとしていることがなかった。 ● 獣医さんはいつものごとく大変混みあ…

【はじめての猫】奇跡の一日 ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(10/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんと暮らすようになって、物が多く、雑然としていた室内をキレイに片付けなければいけなくなった。 ただでさえ動きが鈍いねこさんが少しでも楽になるようにと、不要な家具を一気にどーんっと粗大ごみとして出す…

【はじめての猫】これも愛。いや、違うでしょ!? ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(9/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 パラボラアンテナ状態になって帰宅したねこさんは、首が重たいのか、うつむいていることが多くなった。350gの体重に対して、50gのプラスチック装置。体重の7分の1の重さが首に圧し掛かるのだから、そりゃ、…

【はじめての猫】ダイエット ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(8/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんの体重を増やすことに躍起になっていた一方で、実に由々しき問題が勃発していた。この頃、ねこさんは本当に食べ物を口にする量が少なかった。食べられるだけの量を見積もって作っているはずなのに、毎回、半…

【はじめての猫】おまえはバカか!? ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(7/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんの具合がみるみる悪くなっていくのに、ぼくは体重を増やすことだけを必死に考えていた。なんとしてでも1kgに近い体重にして、抗生剤を打ってもらうんだという思いからだった。 ● でも、本当はすぐに病院に…

【はじめての猫】男前だな。だけどさ…… ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(6/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんとの共同生活も一週間を迎えようとしていた頃、ぼくはハットリくんとともに、さらなるねこさんの居室改革に乗り出していた。 ケージは完成し、トイレもセットした。メッシュマットも入れ込み、ねこパンチマシ…

【猫さん、拾いました】トイレは簡単or難しい?~ひとつの命をはぐくむこと(5/11)

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんとの共同生活も五日目あたりになってくると、自立で排泄することができるようになっていた。こうなると早急にトイレを用意しなければならない。 決められた場所ではなく自由に排泄させていては、後々困る事態…

【はじめての猫】ネットで買えばいいのに ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(4/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 獣医さんに行ったその日、ぼくは再びホームセンターを訪れた。ねこさんとの生活を本格的に始めるための二階建てマンション(ゲージ)を購入することが目的だった。 ところがである。二階建てマンションは売り切れてい…

【はじめての猫】1Kgの壁 ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(3/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 ねこさんがやってきて四日目。再び、獣医さんへ連れていくことにした。なぜなら、目に見えてねこさんの体調が悪くなっていたからだ。 一日三回、コンスタントに目薬を注しているけれど、目ヤニがべったりくっついた状…

【はじめての猫】最後まで面倒をみよう ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(2/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 先住犬のひなさんとねこさんの間で、ほのかな信頼関係が見えてきて、ほっと一息。しかし、まだまだ安心はできません。 何しろぼくは、新米飼い主。猫の知識がゼロなのです。ここ数日で起きたことを理解はすれど、これ…

【はじめての猫】仲良しさんのはじまり ~ねこさん拾いました|ひとつの命をはぐくむこと(1/11)~

ねこさん、拾いました撮影&文:紫藤 咲 お待たせいたしました。今回から、『ねこさん、拾いました』の第2クールがついにスタートです。野良の子猫を偶然拾い、なりゆきで育てることになったぼく。 覚悟なしに始まった新米飼い主の悪戦苦闘は続きます。まず…

私がその廃屋で目撃したものは ~タロウの怪談(後編)~

文:奥村來未 私に問いかけられたタロウは、恥ずかしかったのだろうか?それとも、鬱陶しかったのか?クルッと背を向けると、私を無視して三毛猫とイチャつきだした。「そうかあ。タロウは彼女に会いたくて飛び出したんだな」 これ以上薄暗い部屋に留まるの…

恐怖、お化け屋敷 ~タロウの怪談(前編)~

文:奥村來未 タロウが脱走した。あれは私が、小学校にあがって初めての夏のことだった。ほんの一瞬の出来事。少し暑かったので私が居間にある小窓を開けたとき、まるでそれを狙っていたかのように、タロウの白い残像が私の横を駆け抜けて飛び出していった。…

【猫の保護】子育てって大変です! ~ねこさん拾いました|ひとつの命を拾うこと(10/10)~

ねこさんの食事のノルマを達成するため、頭を悩ませるぼく。 やがてそれは、ぼくを過酷な生活サイクルに追い込んで行く。 「生きることを諦めている」 ハットリくんの言葉が頭をよぎる。 ぼくがねこさんの生死を握っているんだ。

【決めた、もう一度猫を飼おう】俺幸せだった、次の子迎えて ~ホープがうちの子になったのは~

ボスを亡くしたかあちゃん。 さみしい、さみしい、さみしい…… ついボスを探してしまう、毎日―― そんな時、ボスが夢に出て来て言ったのでした。 『俺幸せだった次の子迎えて』 ――かあちゃんは、号泣 そして運命の電話が―― 「ホープ、うちの子になる?」

【猫の保護】こいつ諦めているからさ ~ねこさん拾いました|ひとつの命を拾うこと(9/10)~

ついにその男がやって来た。 友人であり、猫飼いの水先案内人にして、霊的能力をもつ男――、ハットリ。 「なんか、こいつさあ。目がヤバイよね」 言いたい放題の、口の悪いハットリ。 そして彼は遂に、”運命の一言”をぼくに告げるのでした。

【看取り】10月8日 親子3人のちび通夜 ~ボスを見送るときのこと~

ボスを看取ったかあちゃんと、とうちゃんの小さなお通夜。 翌日にはボスは荼毘に。 あいかわらず、泣き虫のかあちゃん―― でも、ボスの前では強かった、かあちゃん―― しっかりボスを支えたね。 そして、良い見送りをしたね、 立派だったよ。かあちゃん。

【猫の保護】お気に入り、見つかりました ~ねこさん拾いました|ひとつの命を拾うこと(8/10)~

ねこさんの買い物を終えたぼくは、百円ショップへ。 そこで、ぼくはアレを見つける。 家に帰ると―― 『ゴロゴロゴロゴロ……』 喉を鳴らして喜ぶねこさん。 それまで泣きもしなかったのに、前足でふみふみまで。 ありがとうアレ! 超絶ラッキー!

【看取り】【腎不全】10月8日 いとおしく、大切な時間 ~ボスの旅立ち(10/10)~

家で、かあちゃんの帰りを待っていたボス。 『おかえり』 とボスは仕草を返します。 やがて、ボスとかあちゃんに”その時”がきます。 21年と半年も一緒にいた相棒…… 別れは悲しくて、切なくて…… でもそれは、安息でもあって……

【猫の保護】進化した、ねこグッズ ~ねこさん拾いました|ひとつの命を拾うこと(7/10)~

ねこさんの暮らしを快適にしようと、ペットショップに。 そこには、見たこともない猫用品の数々―― これ、皆が経験しますよね。 何が必要か分からず、どれも必要そうに思えて、 うちも沢山買いました。無駄なもの。 さて、新米飼い主、何を買うのか?

【看取り】【腎不全】10月7日 最後の挨拶 ~ボスの旅立ち(9/10)~

深夜に起きたボスが、いつもと違う仕草を―― かあちゃんの顔を見つめて、必死に母ちゃんの手にスリスリーー 「ボスどうしたの?」 そう問い掛ける、かあちゃん。 しかし、かあちゃんには分かっていました。 それがボスの、最後の挨拶なんだなとーー

【猫の保護】どうしてこうなるの? ~ねこさん拾いました|ひとつの命を拾うこと(6/10) 

朝を迎えると、なんとねこさんの左目が、目ヤニでくっついている。 目薬がさせない…… ――なんで? どうしてこうなるの? 食事のこと、排せつのこと、 どれもまだ不慣れなのに―― 次々とぼくに襲いかかる難題。 猫初心者の闘いは、始まったばかり。

【看取り】【腎不全】10月6日 奇跡の時 ~ボスの旅立ち(8/10)~

ボスに奇跡が! 寝たきりのボスが、暖かい日差しを浴びながら、急に体を起こします。 部屋を見回すボス。 大好きだった日向ぼっこで、何か夢を見たのでしょうか? それとも、別れのサインなの? 泣き虫のかあちゃん―― 覚悟はしているつもりなのに――

【猫の保護】ミルクも、排泄も、ご対面も難しすぎです! ~ねこさん拾いました|ひとつの命を拾うこと(5/10)~

ねこさんを家に連れて帰った、ぼく。 まずは先住犬とのご対面、なのだが―― ――あかーん 次は、お腹のすいたねこさんにミルクを―― ――ひぃっっっ そして、次は排泄―― ・・・ 分からないことだらけ。 こうして1日が過ぎるのでした。 頑張れ新米飼い主!

【看取り】【腎不全】10月4日 最後の点滴と、穏やかな日向ぼっこ ~ボスの旅立ち(7/10)~

少しずつ、しかし確実に弱っていくボス。 『ちゃんと父さんと母さんがいるときに行くから。合図くれるから』 主治医が声をかけてくれます。 動物は不思議です。 飼い主を案じて、ちゃんと”その時”を教えてくれるから―― 言葉は無くても、心は通い合っている。…