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【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ④ ~1つの命をはぐくむこと(2/2)~

【関連コンテンツ】

ひとつの命をはぐくむこと(2/2):17話~21話
犬派の僕が猫と暮らす理由

Review
カテゴリー:エッセイ
作者:紫藤 咲

ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――

まとめ読み③は、第2クール目 ~1つの命をはぐくむこと~の後半です。
危険を承知で抗生剤を打ったねこさんだったが、体調は改善されてきた。
更に良くするために、二度めの抗生剤の注射を――
しかし、ねこさんにはその後、とんでもないことが起きるのだった。

【目次】

第2クール 1つの命をはぐくむこと

第17話 おまえはバカか!? ~7/11~

ほとんど動かないねこさん。
体重を増やして抗生剤を打つのだと思っていたぼくだが、ハットリくんによると事態は深刻だ。
病院にいくと、危険を承知ですぐに抗生剤をうつことに。
注射器がぶっすり背中に刺さる。
ねこさんは『ギャー』と鳴いた。

第18話 ダイエット ~8/11~

食べないねこさんの体重を増やすことに、躍起になっていたぼく。
しかし、知らぬ間に別の問題が発生していた。
ねこの食べ残しを、犬のひなさんが食べていたのだ。
いつの間にか、豊満ボディーのひなさん。
――おまえが太っちゃいかんのだ!

第19話 これも愛。いや、違うでしょ!? ~9/11~

エリザベスカラーを付けて帰宅したねこさん。
僅か50ℊだが、体と比較すると大きくて重い。
ねこさんは辛そうで、うつむいてばかりいる。
ときには、首を支えてやらねばならぬほどに。
ご飯もたべにくい。
しかし、そのカラーが奇跡を起こすことになろうとは

第20話 奇跡の一日 ~10/11~

「にゃーん」
なんと、ねこさんが鳴いた。
そして自分で歩く猫さん。
背中を撫でると、ゴロゴロゴロ……
と喉も鳴らす。
今までにないくらいに、元気なねこさん。
きっと、このままよくなるぞ!
ぼくは確信していたのだった。
そのときまでは……

第21話 急変 ~11/11~

通院日、元気になったねこさんと病院へ。
そこでねこさんは、もっと元気になるはずだった。
3本打つ予定の抗生剤。その回目だった。
しかし、その注射はとても大きかった。
前の3倍くらいに。
そして、ねこさんは――
本クールの最終話です。

 

● ● ●

第1クール ひとつの命を拾うこと を振り返り

第6話 どうしてこうなるの?

朝を迎えると、なんとねこさんの左目が、目ヤニでくっついている。
目薬がさせない……
――なんで? どうしてこうなるの?
食事のこと、排せつのこと、
どれもまだ不慣れなのに――

次々とぼくに襲いかかる難題。
猫初心者の闘いは、始まったばかり。

第8話 お気に入り、見つかりました

ねこさんの買い物を終えたぼくは、百円ショップへ。
そこで、ぼくはアレを見つける。

家に帰ると――
『ゴロゴロゴロゴロ……』
喉を鳴らして喜ぶねこさん。
それまで泣きもしなかったのに、前足でふみふみまで。

ありがとうアレ!
超絶ラッキー!

第10話 子育てって大変です!

ねこさんの食事のノルマを達成するため、頭を悩ませるぼく。
やがてそれは、ぼくを過酷な生活サイクルに追い込んで行く。

「生きることを諦めている」
ハットリくんの言葉が頭をよぎる。
ぼくがねこさんの生死を握っているんだ。

――本クール最終話

犬派の僕が猫を飼う理由 ここまでの物語の構成 

第1クール 1つの命を拾うこと 全10話
最2クール 1つの命をはぐくむこと 全11話

――1つの命をはぐくむこと(7/11~11/11)・本クールのまとめ読み終わり――
――次のクールに続きます――

作:紫藤 咲
 ▶ 作者の一言
 ▶ 紫藤 咲:猫の記事 ご紹介

コメント:高栖匡躬

――犬派の僕が猫と暮らす理由・次のまとめ読み―― 

夏生まれの子猫にエアコンはダメ、ねこさんの死相が消えない。
新米飼い主に、次々と押し寄せる新事実。
やがて医師からは病名が告げられる。
「肺炎」そして、「入院」が必要ということ。
ぼくには新しい不安が――。

――犬派の僕が猫と暮らす理由・前のまとめ読み―― 

はじめて保護し、はじめて接するねこさんに悪戦苦闘のぼく。
やがてぼくの心は、ある方向に傾いていく。
「最後まで面倒をみよう」
それがぼくの決心。
名前は雷(ライ)にした。
ぼくとライの、新しい関係が始まった。

――犬派の僕が猫と暮らす理由・最初のまとめ読み―― 

紫藤咲さんのエッセイ、1話~5話までをまとめ読みです。
運命の日――
ぼくは猫を拾った。それが物語のスタート。
経験も知識もゼロ。
最初は誰かに任すつもりだった。
だけど、猫さん……
考えてみようよ。
ひとつの命を救うこと。

猫を拾うを考えてみる

猫を拾うということ|まとめ読み

生物全般に造詣が深い作者が書いた、”猫を拾う”ことをモチーフにしたエッセイ。
第3話までを、まとめ読みです。
深い知識と、広い視野を持つ作者から見ると、猫はまるで観察の対象にも思えるが、視線は愛情に溢れている。
動物記のように読む、猫のお話。
――おもしろい。

三毛ランジェロの保護日記:エッセイ編まとめ読み①

保護活動家、三毛ランジェロ氏のエッセイ集です。
まずは、自身が引き取った『夕(ゆう)』の話。
余命宣告を受けながら、楽しく過ごした日々、そして別れ――
Withcatのオープニング記事でした。
その他2話、計6記事です。

 

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