高栖匡躬 (Peachy)
Withdogと Withcat がサイトオープンしたのは、2017年11月11日。
つまり今日でちょうど1年になります。
このサイトをはじめる前は、ブログを書いていました。
『ピーチーはおふろが嫌いよ』という題名のブログです。
書き始めたのは2015年の6月。愛犬ピーチーが癲癇の発作を起こすようになり、その闘病ブログとして始めたものでした。当初は脳腫瘍の可能性が強かったので、思い出づくりのつもりでしたが。
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幸いにも脳腫瘍ではありませんでしたが、ピーチーはそれから、めまぐるしく色々な病気を経験しました。馬尾症候群(ヘルニア)、劇症肝炎、多発性関節炎などです。
ピーチーは都度都度、それらを驚くような強運で切り抜けました。
そして飼い主はそこで、沢山の経験を積ませてもらうことになりました。まあ、あまりしたくない経験なのですけれど。
ピーチーは翌年の2016年3月に、当初思っていた病気とは全然違って、急激に進行した肺癌で天国に行ってしまいました。ですから闘病記としてのブログが稼働していたのは、僅か7ヶ月ほどでした。今振り返っても密度が濃い7か月で、まるで3年くらい闘病していた気分です。
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サイトをはじめるに当って考えたことは、闘病中の飼い主さんの心を救えるものにしたいということです。自分が闘病の当事者であったとき、困難な中にいる自分を救ってくれる情報サイトはありませんでした。だから自分でそれを作ろうと思ったのです。
ここで言う”救う”の意味は、表面上の励ましではなく、愛犬(愛猫)の命をしっかりと正面から見据えて、愛犬(愛猫)が病気と闘うこと、生きることの意義を考えられるものにしたいということです。目的なく闘うのは、自分の経験からしてかなりしんどいものなのです。だから、闘病にしっかりとした意味を持たせたいと思いました。
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他方、闘う意義や、生きることの意義を考えるとは、言い換えれば死を正面から考えるということでもあります。
果たして、そのような重い記事を、読んでくれる人はいるだろうか?
一緒に命について、考えてくれる人はいるだろうか?
Withdogと Withcat は、そんな不安の中で船出でしたのでした。
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愛犬(愛猫)との楽しい暮らし紹介もなく、可愛いうちの子自慢もない、少々変わった犬猫サイトは、こんな葛藤の中で1年が過ぎました。
さて次の1年はどうなるでしょう?
この1年よりも、もっと良い記事をお届けできることを祈りつつ、暗中模索はまだこれからも続きそうです。
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樫村慧さんと2人ではじめたこのサイトにも、賛同してくださる仲間が増えました。
以下、皆さんからいただいた一言を――
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樫村慧さん
樫村さんは一言でなく、記事を寄稿してくださいましたので、そちらをご覧ください。
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まるさん
愛犬のルイを亡くして2年、保護犬のプヨンを迎えて2年、捨て猫だった小さなプリンが家族になって1年、我が家は先住犬レオとともに穏やかに日々送っています。
ご縁が繋がり記事としてルイの闘病記を載せていただきました。
少しでもこの記事がお役にたてていたら嬉しいです。
『withdog withcat』
1周年おめでとうございます。
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奥村 來未さん(DAXさん)
開設から一年、我が家でも10月末にMackの一周忌を迎えましたが、あっという間のような、まだのような、そんな一年でした。
最近の我が家は、7月からMackの転生?かもしれない子犬がやってきました。
老犬と全く違うリズムの子犬に初めは驚きましたが、笑顔がたえない毎日です。
この先もこのサイトが皆様にとって一筋の光になりますように、私も微力ながら協力させていただきたいと思います。
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miaoさん
過去を振り返れば振り返るほど、遠くの未来が見えてくるだろう。
これはウィンストン・チャーチルの言葉ですが、withcatを通して書かせていただいたエッセイはalexとの日々を振り返る旅の始まりでした。
穏やかで楽しい日常、アクシデントを乗り越えて笑い話にできた事件、苦しい闘病期… まだまだ、皆さんにお話ししていないエピソードが19年分もある!永い旅です。
振り返る過去の中で様々な笑みが芽を作り、苦い涙が水を撒いて小さな蕾になる。 その蕾が花咲くように、いつかまた慈しむべき小さな命が待っている未来へゆっくりと過去を旅してゆこうと思います。
機会を与えて下さった主宰と読者の方々に感謝を込めて。
withcat…
With my cat Always through the afterlife
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ボスさん(ボスの母ちゃんさん)
ボスの事…泣きながら書いたのを覚えています 。
泣きすぎて書けなくなったりしながら… でも書いてよかったです。妹にも読んでもらうことができました。妹は『私は泣かないよボスは幸せだったんだから』と言いつつ…
また皆さんの記事も読むことができ幸せを沢山もらっています。
これからもWithdogとWithcatが、皆さんに読んで頂けることを願います。
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ゆきねーさん
100匹いれば100匹の 生き方があり、色々知る事で考えさせられます。
たかが11匹同時進行でも、 それぞれなのを実感してるので。
よそ様の猫や犬に対する考え方、ケアの仕方、ありえない奇跡を紹介してくださってるから、記事は何時も見ています。
「出会った迎えたら、 最期まで一緒だよ」
が、今の私の心境です。
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ゆうすけパパさん
まずは1周年おめでとうございます
これからも様々な飼い主、ペットのための発信を続けられることを期待しています。
そして、書き物については遅筆でありますが、チャレンジさせていただこうと思います。
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chobiさん
私は先代の犬達との別れはその日が来るまで想像もしませんでした。
でも、花ちゃんと太郎が4歳になり生活がおちついた頃に
『この子たちとはいつまで一緒にいられるのかしら…』
と思うようになりました。
人の子なら学校へ行き、友達が出来て、大勢の人に助けられ、社会と関わりながら生きていきます。
でも――
『花ちゃんと太郎には私しかいない』
そんな風にも考えるようになりました。
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亡くなった子は私の心の中にいる。
そう、言いますよね。
私もそう思っていました。
しかし、記憶や感情は時と共に変化したり、写真のように色合いが変わります。
花ちゃんと太郎の生きた証を残したい。
そんな思いで2010年7月からブログを始めました。
今、花ちゃんも太郎も12歳になり、老化や病気など心配なことが増えました。
一緒に過ごした時間は私の誇りであり、今後の勇気になります。
それをこのように紹介していただいて、ありがとうございます。
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紫藤 咲さん
一周年、おめでとうございます。
ライが4階から飛び降りたときはサイトを応援してくださる皆様に励ましていただきました。本当にこのサイトに出会えてしあわせです。ありがとうございました。
これからも一緒に頑張ろうと思います。すべてのねこさんに幸あれ!
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かっぱ太郎さん
昨年、最愛の娘(いぬのちぃ)を亡くしましたが、知人の一言をきっかけに、徐々に心をたてなおすことができました。
人を傷つける言葉もあれば、人を癒す言葉もあります。
後者の言葉でいっぱいの「Withdog」・「Withcat」に参加させていただき、ありがとうございます。
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Rikkaさん
1周年おめでとうございます。 初参加になりますが、今後もwithdog・catのサイトが発展していく事を願い、微力ながら貢献できたらと思います。
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オタ福さん
獣医学生(6年)のオタ福です。 正しい獣医療を飼い主さんに提供したい、そのために獣医学を追求したい、この2つの想いを柱に動物の病気に関するブログを書いています。 Withdogでは獣医学的意見・解説を中心に寄稿させて頂いていております。 Withdogのさらなる発展に寄与できればと思います
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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