猫の話をしようか

なかなか聞けない猫の話。こっそりおしえる猫の話。

保護活動

【保護活動】【多頭飼い】私に幸福せを運んでくれた2人 ~我が家の猫のお話をします(その4-2)福~

さて、福がやってきた我が家。 幸の反応は―― 最初に福を見た時の、幸の怖い顔は忘れられません。穏やかな幸が、牙を剥き出しです。私は、福と幸が一緒に生活できるのかとても不安になりました。 それからも幸は、ゲージ越しに福を威嚇しました。それはかなり…

【保護活動】【多頭飼い】私にとって、やはりアメショは特別でした ~我が家の猫のお話をします(その4-1)福~

先日は3代目の猫、幸(こう)との、突然の別れについて書きました。 実はこの別れの前に、我が家には5代目の福がやってきていました。 つまり、我が家は和とキムチの頃のように、幸と福の多頭飼いだったわけです。 今日は5代目の福について書こうと思うので…

【保護活動】【多頭飼い】月のお話 ~猫宅のお話をしましょう(その5)月~

前話で触れた、「月」のお話をしたいと思います。 天が(恐らくは)雪との喧嘩で、怪我をした頃――、そうあれは確か、まだ残暑が残る時期だったと思います。 ある日の朝、私は娘を仕事に見送ってから、外猫のちゃーにご飯をあげるために外に出ました。 すると…

【保護活動】【多頭飼い】保護施設から迎えた幸のお話 ~我が家の猫のお話をします(その3)幸~

キムチがいなくなってからの私は、一人でいる事に日々違和感を感じていました。 最初に迎えた和、二代目のキムチとの暮しを経験し、猫は私の人生に欠かせないものになっていました。猫との別れのつらさよりも、猫が居ない事の方に耐えられなくなっていたので…

【保護活動】【多頭飼い】天のお話 ~猫宅のお話をしましょう(その4)天~

前話までで、とらと茶々に、華と雪が加わって4匹になった猫宅―― 猫宅は間取りが大きくとられていて、2階の一室は日当たりも良く、4匹はそこで仲良く過ごしていました。とらと茶々は元々仲が良く、華と雪はまだ小さかったので、喧嘩と言う喧嘩もありません。 …

【猫の保護】はじめての贈り物 ~名前って、大切なんだよ:ねこさん、拾いました~

親が我が子にはじめて贈る物――それは名前だ。 この世に生まれてきてくれて本当にありがとう。 親として選んでくれてありがとう。 これからたくさんしあわせになるんだよ。 大事に大事にするからね。 名前にはこういったさまざまな願いがこめられている。 ● …

【保護活動】【多頭飼い】1匹も2匹も一緒やん ~我が家の猫のお話をします(その2)キムチ~

今日は私にとって、2匹目の猫のお話をしようと思います。 1匹目の子、和(かず)がうちに来た頃、私はマンションで一人暮らしをしていました。当時は水商売をしていましたので、和を一人置いて夕方に出かけ、夜中に帰って来る毎日です。 アフター(お客様と…

【保護活動】【多頭飼い】猫バンバンじゃ足りないよ ~猫宅のお話をしましょう(その3)華と雪~

さて、3ニャン目と4ニャン目に話を戻しましょう。 あれは、茶々が猫宅の一員となった年の夏のことでした。 うちの近所には、ちび茶とちび白という外猫の姉妹がいたのですが、そのちび茶の方が赤ちゃんを産みました。 通称ちゃーは仔猫が成長し、ご飯が食べ…

【保護活動】ボス猫、寅さんがやってきた ~喧嘩は強いが、弱い猫には手を出さない~

今日は思い出深い、一匹の猫の話をしようと思います。 ことの始まりは、5年ほど前のこと。 我が家の周辺にある日、一匹の猫が姿を現すようになりました。 ガリガリに痩せこけた、みるからに野良猫です。 可哀そうに思って、見かけた時に何度かご飯をあげてた…

【保護活動】【多頭飼い】わたし、実は猫恐怖症だったんです ~我が家の猫のお話をします(その1)和~

今、私は2匹の保護猫と外猫1匹の母で。毎日猫達にたくさん癒されてます。保護支援活動も旦那に内緒で細々頑張っております。 家猫の1匹目は只今4歳のアメショ(アメリカン・ショートヘア)。四年前、大阪天神橋保護犬カフェより迎えました。私は純血種にこだ…

【保護活動】【多頭飼い】突如現れたネバネバの子 ~猫宅のお話をしましょう(その2)茶々~

猫宅のお話|その2 1匹目のとらが、広い『猫宅』で寂しがる中、2匹目の猫がやってきます。 ある日、ネバネバの体で現れた猫。多分、ネズミ取りにかかったのでしょう。 その子は、とらと仲良しだった野良ちゃんでした。 1匹ずつに物語がある。 44の物語、今…

【保護活動】【多頭飼い】44匹の猫が住んでいる家 ~猫宅のお話をしましょう(その1)とら~

猫宅のお話をしましょう とら撮影&文:女神 今、我が家では沢山の猫のお世話をしています。家猫は三匹で、リュウ君、ぽっけさん、まろちゃん。それ以外に保護猫さんが44匹いて、当然家では飼えないので、そのために家を借りています。我が家ではそれを、猫…

【飼育経験なし】【はじめて】【子猫】【拾った】まず何をする? ~Q&A:回答編~

今回のご相談 道端で子猫を拾った。まず何をする? ご相談の前提 ■ 帰宅途中、道端で子猫を拾いました。■ 飼育の未経験者です。■ 猫の知識はゼロと思って下さい。■ 拾った仔猫を可愛いと思っています。 なんとかしたいのですが、その方法を知りません。

私が避妊・去勢をお勧めする理由 ~色々と意見はあるでしょうが、リスクは知っておくべき~

撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、猫の完全室内飼いと同時に避妊去勢をお勧めしています。 もちろん、「そんなことをして可愛そう」とか、「家の中から出さないから大丈夫」という方もおられると思います。 しかし、避妊去勢を…

外猫問題について考えてみる ~家猫? 外猫? それはリスクと一緒に考えよう~

撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、完全室内飼いをお勧めしています。なぜそうかというと、せっかく保護した命は、少しでも長く繋いでいって欲しいという気持ちからです。 「外で飼ってもらってエサをもらえるだけでも十分でし…

野良猫たちの避妊・去勢手術を広めたい ~無責任な餌やりには疑問です~

撮影&文:三毛ランジェロ (本記事は、2017年10月24日に執筆されたものです) 現在、我が家では、5匹の風邪っぴき子ニャンコを保護してます。偶然に出会ってしまったのですが―― 私は今、野良猫の避妊・去勢手術を、地域に広めていく必要性を強く感じ、そち…

猫たちの回復と、新しい家族 ~ビアンカとネーロとグリジア(後編)~

年が明け、救い出した3匹は次第に回復していきます。 猫本来の可愛い姿になった3匹は、人にも慣れ、やがて新しい家族のもとに。 冬は特に保護された猫と、そうでない子の運命が別れます。 幸運にも救われた命。 幸せになって欲しいですね。

最初に2匹の猫を保護したのは、もう年の瀬でした ~ビアンカとネーロとグリジア(前編)~

年の瀬迫る2016年冬のこと。 「心配な仔猫がいる」と、急な連絡が入りました。 その場所に行くと、3匹の子猫が風邪をひいて酷い状態。 寒さの厳しい冬の時期は、一刻の猶予もありません。 早速、その子たちの確保が始まりました。

冬の猫のことを知っていますか? ~知っていましたか? 猫には厳しい季節~

文:三毛ランジェロ 12月に入りました。 寒さが深まるこの時期でも、猫の出産は止まりません。この時期に生まれた小さな命は、一体どのようになるのでしょう? 冬に保護される猫は、夏と違って親猫と一緒にいる2~3匹だけです。 それは何故か?―― ● 5匹生まれ…

11月18日~22日|緊迫の時間と弛緩した時間。どちらも保護活動。~活動の限界? 命の限界?(その9:最終回)~

撮影&文:三毛ランジェロ 我が家に残ったトイと、ティアラ。 里親はなかなか決まりません。実は保護活動の重要な側面(困難な側面)は、保護と譲渡の間にある、”待ち”の時間が大きということにあるのです。

11月8日~17日|ひざ乗り猫は、幸せへの準備。~活動の限界? 命の限界?(その8)~

撮影&文:三毛ランジェロ 保護活動が進むと、里親募集がはじまります。 しかし、マッチしそうな希望者はそう簡単にはあつまりません。お見合いをして、トライアルをして、段々と距離を縮めていくしかありません。 今回の記事は、のんびりした内容に見えるか…

11月1日~3日|そして11日目~13日目。~活動の限界? 命の限界?(その7)~

撮影&文:三毛ランジェロ 子猫たちは持ち前の生命力で、驚くような早さで回復してくれます。つい数日前まで、命の危険があったとは思えない程です。 保護(確保)の後、健康な状態にすること。人慣れして可愛がってもらえるようにするところまではこぎつけ…

10月27日~29日|さあ、幸せになるための練習をしよう ~活動の限界? 命の限界?(その6)~

撮影&文:三毛ランジェロ 仔猫たちはの体が回復してきました。そうなると活動は次の段階に移っていきます。 新しい飼い主さんをみつけて、その方にそこに譲渡するのです。猫にとってみれば、家族ができるということ。捨て猫が、保護猫になって、飼い猫にな…

10月22日~26日|仔猫の回復。それは苦悩のはじまり ~活動の限界? 命の限界?(その5)~

撮影&文:三毛ランジェロ 5匹目の子を保護し、それぞれの健康状態が次第に回復してきました。 最も緊迫していた時間は、乗り切る事ができました。以下に見ていただくように、皆さんの安堵がこちらにも伝わってきてほっとします。 次は子猫たちの健康を見守…

10月21日|諦めようとしたその時――5匹目を発見 ~活動の限界? 命の限界?(その4)~

撮影&文:三毛ランジェロ また雨が降り始めました。しかしどうしても気になっている5匹目の子を、保護してやる必要があります。 幸いなことに、最初に保護した3匹は元気になりました。4匹目の子も回復してくれるでしょう。 私のツイートには初日から、その…

10月20日|子猫の生命力に感謝。そして人間の罪深さに慄く。~活動の限界? 命の限界?(その3)~

撮影&文:三毛ランジェロ 前日の雨がやみました。残る2匹の捕獲をしなければなりません。私は早朝から、活動を再開しました。 何を置いても、まずは捕獲する事です。それがなければ何も進みません。 猫風邪で目が見えなかったり、体力を落している子猫は、…

10月19日|降り始めた雨。子猫のケアと捕獲の試み ~活動の限界? 命の限界?(その2)~

撮影&文:三毛ランジェロ 前の日に捕獲したのは3匹。あと2匹が残っています。 降り始めた雨。それは既に弱っている子猫の体力を奪うはずです。そしてその雨は、2匹の保護(捕獲)を困難にするのは明らかです。しかし、それでもやるしかありません。時間…

10月18日|全てはこの日から始まった ~活動の限界? 命の限界?(その1)~

撮影&文:三毛ランジェロ 保護活動というのは、人がやる以上は限界があります。マンパワーの限界、割ける時間の限界、資金の限界がそれです。ボランティア自体の限界と言っても良いでしょう。 我が家は団体に属さず、個人で保護活動をやっています。政治的…

茶太朗との別れ、そしてクララとも…… ~キジトラのクララのお話 後編~

奇跡のような巡り合わせで救われた、クララと茶太朗。 やがて2匹には別れの時が来ます。 保護された猫たちは、いつか時がくれば終の棲家、本当の飼い主の元へと行く運命。 別れは寂しいものだけれど、嬉しい寂しさってあるんだよなあ。

3歩の足で、ぴょこぴょこ歩く可愛い子 ~キジトラのクララのお話 前編~

目の前で起きたことは、必然のように見えるけれど、その必然の手前には考えられないほどの偶然が幾つも重なっている。 きっとその偶然を一つずつ見たら、必然というものはどれも奇跡なんだろう。 「生き物同士は、奇跡のような縁でつながっているんだ」 そう…