猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

コラム

猫に関する、コラム記事です。

【FIP:猫伝染性腹膜炎】誤診/自然寛解、どのようなことも起こりうる ~FIPの完治は可能なのか?(2/2)~

猫のFIPについて思う事構成:高栖匡躬、解説:木佐貫敬(獣医師) 猫のFIP(猫伝染性腹膜炎)に関する連載の2回目です。今回は臨床現場の獣医師の見解を記事にしました。 お話を伺ったのは、木佐貫敬先生。(プロフィールは巻末に記載してあります) ● 今回…

【FIP:猫伝染性腹膜炎】病理と検査、診断について考えてみよう ~FIPの完治は可能なのか?~

猫のFIPについて思うこと構成:高栖匡躬、解説:オタ福 皆さんは猫のFIPという病気をご存知ですか?猫伝染性腹膜炎の英文表記(Feline Infectious Peritonitis)の、頭文字をとったもので、発症すると”ほぼ”100%死んでしまうといわれています。”ほぼ”と書…

【喧嘩】【怪我】猫同士のケンカは大変 ~傷は治っても、皮膚の下で化膿する場合があります~

猫ちゃん同士のケンカは良くありますが、特に咬み傷は、化膿してしまうので要注意です。 歯が刺さった表面の傷は、治っても皮膚の下で菌が繁殖すると赤く腫れてきて、膿が溜まり、皮膚が破れます。 この写真ちょっと分かりにくいでしょうけれど、猫ちゃんの…

【閉尿/尿毒症】医療現場での試行錯誤 ~尿道カテーテルの工夫~

尿閉(尿づまり)の猫ちゃんが入院しました。 入院までの経過としては、血尿がでたり、オシッコの出口をなめていたり、膀胱炎らしい症状があったようです。 元気も食欲もあったので、様子をみていたそうです。 そして、数日後に尿閉(オシッコが詰まってしま…

【TNR/さくら猫/さくら耳】野良猫ちゃんの避妊手術 ~地域猫の避妊と去勢~

今日は、個人の方が保護(捕獲)した猫ちゃんが、避妊手術のためにやってきました。なんとこの方は、ご自分で捕獲器を買って、ご自分で保護をしたのだそうです。 個人で捕獲器まで買って、野良猫ちゃんの手術を希望されるなんてすごいです。

【保護猫】【猫風邪】観光客のご夫婦に保護された猫 ~よかった、一晩で随分良くなった~

今日は、観光客のご夫婦に保護された猫のお話。 ふらふら道を歩いていて、車に轢かれそうでした。 ハナちゃんママが診察すると、酷い猫風邪で、目が開きません。 さっそく治療を―― こんなときに、先日ご紹介した募金箱が使われます。

【募金箱】暖かい気持ちに感謝です ~めぐまれない犬猫を減らすため~

今日は病気の話題ではなくて、募金箱のお話。 動物病院には良く募金箱がありますね。盲導犬とかの。 ハナちゃんママの病院では、保護された犬猫のために置かれているそうです。 恵まれない犬・猫などを減らすため。 やさしいですね。

【断脚】ひどい怪我で来院した猫ちゃん。結局は―― ~新しい生活になれて、どうか頑張ってほしい~

足の怪我で病院にやってきた猫ちゃん しかしその怪我は想像した以上にひどくて―― 猫も犬も、体の機能が失われても、必ずそれに順応しますよね。 くよくよしないで、あるがままを受け入れてしっかりと生きる。 きっとこの子もそうだと思います。

【猫の人間年齢】外猫は家猫よりも早く歳をとる ~猫の年齢を人に換算してみると~

Withcatで老猫アルバムの企画を始めてから、思ったことがあります。 「猫の時間は共通なんだな」ということです。 犬には小型犬、中型犬、大型犬で、別々の人間年齢年齢換算表があり、場合によれば超小型犬と超大型犬も別の換算表があります。しかし猫にそれ…

【ダニ寄生】暖かくなると、痒いあいつがやってくる ~カイカイなアレ、イヤイヤ~

カイカイの元になるあいつが。 寄生虫はダニだけでなく、ノミ・マダニ・フィラリア・消化管内寄生虫など色々。 恐ろしい病気を媒介することもあるので、予防は必ずしてくださいね。

【新型伝染病/適正数】未知の脅威に誰が立ち向かうのか? ~犬猫の飼い主が見た、加計学園問題(その9)~

文:高栖匡躬 さて、この連載ですが、ようやく最終回です。 一口に産業獣医師と言っても、それが産業動物を診療する獣医師だけを指す場合と、防疫や食の安全を担う公務員獣医師も含んでいる場合があって、そう簡単に書くことが出来ません。 実は、簡単に書け…

【長毛腫の猫の毛/バリカンで丸刈り】まるで羊の毛刈りみたい! ~毎年あるんですが、どうでしょう?~

今回は毛の丸刈りのお話。 来院した猫には、大きな毛玉が幾つもあって―― どうにもならず。 結局、なんと羊みたいに丸刈りに…… 驚いた。こんなのもあるのかー 刈る姿も珍しいけれど、 刈った後の写真は必見。 まるで別の動物。これ猫?

公務員獣医師の重要な役割を知ろう ~犬猫の飼い主が見た、加計学園問題(その8)~

文:高栖匡躬 ずいぶんと長い時間を掛けたこの連載記事ですが、ようやく終わりが見えてきました。今回は公務員獣医師について掘り下げてみたいと思います。 一口に獣医師と言っても、馴染みの深い小動物診療医と産業獣医で大きな違いがあり、更に今回触れる…

【誰のために働くのか?】産業獣医師と動物病院の獣医師を較べてみる ~犬猫の飼い主が見た、加計学園問題(その7)~

文:高栖匡躬 少々、連載の時間が開いてしまいました。産業獣医師って何? 公務員獣医師って何? そして――、足りていないって本当なの?そんなことを、飼い主目線で、ネット上で拾える情報から追いかけてみるのが、本シリーズです。 前回の記事は、産業獣医…

【保護猫】捨て猫が増える時期です ~良い飼い主さんに出会えますように~

今回は捨て猫のお話。 春と秋は猫の出産ラッシュ。動物病院には、保護された捨て猫もやってきます。 ミルクの飲ませ方や、うんち・オシッコの説明をしてと…… ハナちゃんママは多忙です。 もしも出産を望まないのであれば、是非、避妊、去勢手術を。

【肥満/飼い主の心がけ次第】コロコロ太った姿は可愛いけれど…… ~猫も犬もヌイグルミじゃありませんよ~

今日は肥満のお話。 犬猫共通の話題です。 太めの犬猫って、平和な感じ。 でも時々、遠目からも、顔の大きさとアンバランス子もいて、あれはちょっと。 肥満は病気だとハナちゃんママは語ります。 うちの場合(犬です)は、肋骨が浮かぶくらいが適正だって言…

【迷子】【捜索】迷子猫の探し方、6つの方法 ~大切なのは、効果的な捜索手順で、早く見つけてあげること~

文:三毛ランジェロ 大阪北部地震、西日本豪雨、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)と、ごく最近も自然災害が続く日本。では、被害に遭われた方は多く、今もなお被害の爪痕が残ります。そして、これらの災害の被害者は人間だけではありま…

【貧血】【輸血】風邪が長引くと思ったら、貧血でした ~重度の場合は、輸血しないといけません~

今日はひどい貧血のお話。 どれくらいひどいかというと、輸血が必要なほど。 輸血用の犬猫の話も、チラリと出てきます。 そういえば、動物病院の待合室で見たことがあります。 ボランティアで、定期的に供血に来ている犬猫。 ありがたいですね。

【冬に多いはずの膀胱炎】冬じゃないのにまたまた膀胱炎 ~続くときには続きます~

今日はまたまた膀胱炎のお話。 寒い時期に多い病気ですが、暑い時の脱水も切っ掛けに。 さらに―― 「大きい肥満の猫ちゃんで、結構暴れます」 とのことで、どうやら肥満もその一因にある模様。 人も猫も、肥満には気を付けないとね。

【膀胱炎】ひどい膀胱炎なんだけれど、そうなった理由は ~家族を守れるのは飼い主さんだけ~

今日は重度の膀胱炎。 1年前にも治療した猫の再来院。 しかも悪化して、尿毒症まで起こして。 緊急手術で命は助かったものの―― さて、今後は? 慢性疾患だと飼い主は大変。うちもそうだった。 でも、守ってあげられるのは、飼い主だけ。

【断尾】かじってしまって、大変な事に ~痛くないから、気になってしまうんだね~

今日は断尾のお話。 猟犬やショードッグの断尾は、賛否が分かれますが、今回は猫。 そして怪我が原因です。 感覚の無くなった尻尾は、気になるのですね。自分で齧っちゃうみたい。 悪化しない為にとは言え、ちょっと可哀そうな症例です。

【猫の怪我/化膿】半野良の猫ちゃんの怪我 ~エリザベスカラーが使えたら良かったのに~

今日は半野良ちゃんの怪我の話。 ご近所で面倒を見ている方が、怪我をした猫を病院につれてきます。 しかし、家猫でないと困った問題が―― エリザベスカラーが使えないと、こんな時困りますね。 でも、ここまでやってもらえて良かったね。

【動脈血栓栓塞症】心疾患に由来することが多い病気です ~足に血行障害と麻痺があったら要注意~

動脈血栓栓塞症(どうみゃくけっせんせんそくしょう)、最後まで詰まらずに読めますか? 足への動脈に血栓が詰まり、血液が行かなくなる病気です。 心疾患の症状として出るもので、原因は心臓にあります。 予後が悪いので、そうなる前に、心疾患を見つけて上…

【疥癬(かいせん)】カイセンでカイカイ ~野生動物から感染しやすい皮膚病です~

今日は疥癬(かいせん)のお話。2度目ですね。 疥癬は写真のように、野生動物から感染することが多い皮膚病。 最高度の搔痒(そうよう)を伴います。 搔痒って言葉、知っていました? 痒(かゆ)いってこと。 カイカイはイヤイヤ!

【完全室内飼い/避妊/去勢】私が避妊・去勢をお勧めする理由 ~保護活動をしているから思うこと~

撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、猫の完全室内飼いと同時に避妊去勢をお勧めしています。 もちろん、「そんなことをして可愛そう」とか、「家の中から出さないから大丈夫」という方もおられると思います。 しかし、避妊去勢を…

【低血糖】子猫や老猫は、至急の対処が必要ですよ ~最近元気がないのは、低血糖が原因のことも~

今日は低血糖のお話。 ぐったっりした子猫が病院に―― 淡々と治療の様子が書かれていますが、これだけ手際よくやるのは、すごいなあと思います。 ――いつもながら。 ほ~ら、こんなに元気になりました。 よかったね、先生の腕が良いからだよ。

産業獣医師の仕事を掘り下げてみる ~犬猫の飼い主が見た、加計学園問題(その6)~

文:高栖匡躬 前回は少し回り道で、産業獣医師と公務員獣医師の言葉の定義を行いました。 【前回の定義】・本記事では産業動物臨床獣医師を、産業獣医師と称することにします。 (因みに、街の動物病院は、小動物臨床獣医師です)・産業動物臨床獣医師の約半…

【閉尿/尿石症/カテーテル】オシッコが詰まったら大変だあ ~寒い時期、猫も犬も男の子が要注意~

今日の話題は閉尿です。 オシッコが詰まってしまう病気。 ――ですが、正確には病名でなくて、症状のこと。 膀胱炎などで、こうなってしまいます。 今日の症例は、意外に良く聞く尿石症から。 閉尿になると命に係わるので、早めの対処を。

【子宮蓄膿症】【ホルモン剤(発情抑制)】猫の場合は、なかなか気が付かないことも ~妊娠と間違われた例~

今日の話題は子宮蓄膿症。 妊娠と間違って来院し、発見された例です。 猫はこの病気、気付きにくいのだそうです。見つかって良かったですね。 ホルモン剤(発情抑制)のメリット/デメリットを交えて。

【完全室内飼いがお勧め】外猫には危険が一杯です ~家猫? /外猫?|リスクと一緒に考えよう~

撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、完全室内飼いをお勧めしています。なぜそうかというと、せっかく保護した命は、少しでも長く繋いでいって欲しいという気持ちからです。 「外で飼ってもらってエサをもらえるだけでも十分でし…