猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【断脚】ひどい怪我で来院した猫ちゃん。結局は―― ~新しい生活になれて、どうか頑張ってほしい~

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ここは『ハナちゃんの動物病院』(猫版)です。

今日はひどい怪我で来院した、猫ちゃんのお話です。

この猫ちゃん、元気なのですが、実は――
続きは、記事を読んでみてください。
ママも私も、ショック。

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撮影&文:ハナちゃんママ (この記事は2018年の1月22日に書かれたものです)
 

猫ちゃんが怪我で来院しました

足に怪我をしたとの電話連絡が入っていたので、よくある猫ちゃん同士のケンカ傷と想定していましたが、診察すると――

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猫ちゃんは比較的元気でしたが、
両後肢がかかとの下で挫滅しちぎれています。

肉球の部分が皮膚一枚でぶらさがっていて、切断面では砕けた骨がバラバラになっていました。もう、出血も止まっていて時間もたっているようです。

飼い主さんは、電車に轢かれたとおっしゃっています。

原因は分かりませんが、この辺だと野生動物にかけた罠の事故や、心無い人による虐待の可能性もあります。

なんともショッキングで、切ない気持ちになりました。

結局は、両足とも断脚となりました。

断脚をした猫1

足を長く残すと、今後、切断面が地面との摩擦で傷付き、ずっとその傷の治療が必要になるためです。

可愛そうですが大腿部の真ん中で切断しました。

断脚をした猫2

この状況を受け入れて、
新しい生活様式に慣れてくれることを祈ります。

 

断脚ほどではありませんが、怪我で断尾した診察記はこちらです。

● ● ●

本日、1月22日は、ハナの14歳のお誕生日です。

白内障も進み、時々いろんな所にぶつかったり、足腰が弱ってきてトボトボ歩いたりしています。

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それでも、コポーとやり合ったり、コポーに吠えかかったりと、頑張っています。
今年も元気に過ごして欲しいです。

ハナちゃんママからアドバイス

大きな怪我は、治療にもストレスがかかりますし、費用の面でも時間の面でも大変な負担になることが多いです。
防げる怪我や事故もあります。放し飼いや逃亡などに気を付けて下さいね。

【Withcatより】ここでご紹介したものは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。

――いつもやさしい、ハナちゃんママの動物病院はこちら――
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日光どうぶつ病院

 ▶ハナちゃんママ:犬 の診察記のご紹介
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まとめ読み|ハナちゃんの動物病院 ③
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週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

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※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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