猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【冬に多いはずの膀胱炎】冬じゃないのにまたまた膀胱炎 ~続くときには続きます~

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ここは『ハナちゃんの動物病院』(猫版)です。

今日のお話は、またまた膀胱炎。続けば続くものですね。

この前、ひどい膀胱炎の猫ちゃんが来たと思ったら、また膀胱炎の猫ちゃんがきちゃいました。ママはまた手術です。
(注:手術の写真が含まれます)

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撮影&文:ハナちゃんママ (この記事は2017年の夏に書かれたものです)
 

また、膀胱炎の悪化から、オシッコがでなくなってしまった猫ちゃんが来院しました。

猫ちゃんの膀胱炎は冬場が多い病気だと言われますが
昨年の夏も、膀胱炎の猫ちゃんが何頭も来ていました。
昨年は、かなり暑かったので脱水が原因のように思います。
今年もそうなのでしょうか?

この猫ちゃんも尿道の確保が難しい。
大きい肥満の猫ちゃんで、結構暴れます。

※以下、手術の写真が載っています。苦手な方は、閲覧にご注意を。

仕方なく、軽い麻酔下で尿道カテーテルを挿入しました。

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導尿するとかなりの血尿です。

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膀胱洗浄をして、カテーテルはしばらく付けたまま。
入院です。

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膀胱洗浄と点滴と注射・処方食を使っての治療です。

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この猫ちゃんには、これから少しやせてもらい、処方食を食べることで、膀胱炎の発症を抑えていく必要があります。

もとの生活に戻ればまた再発しますから、予防が大切です。

 

こちらは、前回の膀胱炎の診察記です。

● ● ●

看板犬のハナ
今年もワクチン接種の時期となりました。

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元気に頑張っております

 ●

ハナちゃんママからアドバイス

この猫ちゃんは、なかなか尿が自力では出にくい状態が続き、結局、会陰尿道廔の手術をすることになりました。

肥満もありましたが、今は飼い主さんの頑張りで処方食を食べ安定しています。
やっぱり、飼い主さんしかペットを守れませんね。

【Withcatより】ここでご紹介したものは、病気を疑ってみる初歩的な知識です。もしもご家庭のワンちゃん、ネコちゃんに該当する症状があったら、すぐに動物病院を受診なさってください。

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週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

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※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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