「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)
ドキソルビシンを打って2日経ちました。
副作用が出るなら、今日あたりからがピーク。
というわけで、副作用のヤローが来ても慌てないようにと覚悟をしている飼い主ですが、
「さすがに三週目ともなれば、副作用くるよなぁ…こわいなぁ…」
「でも予習したし、対応できるかな…」
「ええーい! くるならこい!」
「お? こっちが予習しているから、ビビッてこねーか? ん?」
「あ、すみません…。強気になりすぎました。できればこないでください…」
「お願いします。こないでください…」
と、心境は刻々と変わっております。
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そんなビビリの飼い主とは対照的に、今日の猫さんは朝からお茶目。
見て見てー。黄色いしっぽが生えたよー
すっかり新・ベッドになじんだようでなにより。
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ちなみに、お気に入りだったふかふかマット、洗ったところ、「匂い、イヤだ」になり、結局、新しいほうに定着いたしました。
家の匂いがしみつくまで、ふかふかマットは待機決定。やはり…。
また今使っているベッドが汚れたら、すぐに替えられるからいいと思うことにしよう。
11時15分に、今回は苦戦しつつ、お薬とキラキラ水素を飲み、
その後はいつものサプリ入りスープ。
今日はモンプチのまぐろ味スープ。定番です。
吐いてしまうことも考え、今回はチニック0.7mlとDフラ4滴とちょい多め。
具は残しましたが、スープは飲みました。
13時25分に、コルディM。
ごほうびの焼きかつおは、フライングしてAちゃんにもらっていたため、今回はなし。
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昨日の夜中からおトイレ、どっちもしていないのが気になる…。
腸管の腫れが影響しているのかな。
コルディMの水分を多めにしたので、おしっこは数分後に出ました。
ごはんは食べたがる&でもおなかがパンパン…の状態なのに、うんち出ないのはしんどいなー。
消化しきれないのに食べてしまうと、また吐いちゃうだろうからね。
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うちは常にごはんを置いてあるんですが、
今日はうんち出るまで、隔離したほうがいいかもなぁ…。
って、書いている今も、カリカリを食べているわけですがあせる
(追記・このエントリをアップしてすぐに、うんちしましたー)
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猫さんの食欲は、使っているお薬・ペリアクチンの「副作用」なのですが、
興奮剤のような要素もあるので、鳴く&飼い主についてまわる、という副作用も同時にあります。
焼きかつおストーカーも、この副作用ともいえるのです。
体がしんどいのに、動いてしまうのはつらいかもしれない、薬をお休みしようかなと思うものの、休んだら前のように食べなくなって、逆に体力が落ちてしまうのではないかとも考えたり…。
飼い主が横にいるときは休んでるYo
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そうなのです。
横にいるときは、こうやってベッドで目を開けたまま、微動だにせず体力温存しているのです。
それにしても腕のハゲちゃんが痛々しいね…。
でもこれは、抗がん剤頑張っている勲章だからね、誇っていいんだよ!
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本猫も動けているからか、弱ることはなく、目もしっかりしているので、
内臓に負担がかからないなら(ペリアクチンはステロイドに比べ、負荷が少ないそうです)、
鳴き声には慣れている飼い主なので、まだお薬に頼ってもいいのかな…。
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口を利けない動物なだけに、どうしてほしいのか、飼い主は顔色を見て判断するしかないわけで。
猫さんにとって、どうすることがベストなのか、今日も試行錯誤の飼い主なのでした。
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そんなこんなで夜のサプリの追記。
20時、同じく水分補給目的の、水で薄めたサプリ入り(チニック0.5ml、Dフラ2滴)スープ。
これは朝のモンプチスープの残りものを。
22時45分、夜の薬とキラキラ水素。
ペットチニック0.5ml・Dフラ3滴入りのスープ(銀のスプーン7歳以上用・半袋)。完食。
1時頃、コルディMを飲ませる予定。水分、水分!!っと。
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ここまで猫さんは嘔吐も下痢もなく、穏やかにしています。
今日がこのまま無事に終わってくれますように。
そして願わくば、明日以降も、こんな時間が続いてくれますように。
――【リンパ腫】3クール目(12/16)・つづく――
文:miyakonokaori
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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