ここは『ハナちゃんの動物病院』です。
今日は、自動車のエンジンルームに入ってしまった猫ちゃんのお話。連絡を受けたママは、重傷だって大慌て。さてさて、猫ちゃんはどうなったかな?
撮影&文:ハナちゃんママ
いつもお世話になっている車のディーラーさんからの電話。
お客さんの車のエンジンルームに潜り込んだ猫の診察依頼でした
「え!! どんな状態ですか?」
と尋ねると、
「なんとか生きてます!」
と、いう答えです。
これは重症に違いない・・・・
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「すぐ向かう」
とのこと――
最悪を想定し、人工呼吸や傷の縫合のための手術の準備。
重度の火傷の処置、点滴などの準備。
時間外ということもあり、緊張しながら待っていました。
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――到着――
そして、猫ちゃんを箱から出してみると――
なんとビックリ!
中にいたのは、恐怖にひきつった表情の、雨と泥に汚れた猫ちゃんでした。
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呼吸も意識も正常。
外傷もやけども、骨折などもないようです。
どうやら大丈夫そう
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ディーラーさんによると、エンジンルームの潜り込む場所によっては、大変なこともあるらしい。
ひどい火傷や――
シャフトに巻き込まれるとグチャグチャになることも――
助かったニャ!
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体の汚れをふき取って体を乾かし、
念のため様子を見るため、1晩入院することとなりました。
寒い時期には、猫のエンジンルームへの侵入が増えます。
エンジンをかける前にボンネットをたたく
『猫バンバン』
をやって下さいね。
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看板犬のハナはというと
ハナがコポーのサークルに入り込んで
狭い中でじゃれ合っていたが、
コポーがハナの下腹部あたりに鼻先をあてて――
えっ、おっぱいさがしてるの?
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ハナも初めてのことでびっくり!
コポーはお母さんが恋しいのかな?
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ハナちゃんママからアドバイス
最近、うちの病院でもエンジンルームに潜り込んだ猫の診察を2件やりました。
どちらも怪我はなく、油・泥で汚れ怯えている状態でした。
機械に巻き込まれると、助けることはできません。
猫バンバンという簡単な行動で、猫ちゃんを守れますから是非やって下さい。
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――編集部より――
猫ばんばん、どうぞみなさんよろしくお願いします。
皆様の愛猫、愛犬の健康を祈って
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――次話――
――前話――
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――出典――
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。