「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)
2月8日、都内は約20年ぶりという大雪に見舞われました。
カーテンを開けると、真っ白な雪景色が広がっています。
抱っこして窓辺に立ち、猫さんに雪景色を見せたところ、最初はめっちゃ食いついていたのですが、やがてあまりの寒さからか一気に萎えて、ヒーター前へダッシュ。
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ちゃぶいー。ヒーター最高!!
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健康なときなら窓を開けてもよかったのですが、免疫力が低下している今は
ほんのちょっとした風邪も大敵。室内の温度を下げないために、カーテンも引き直しました。
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猫さんの様子はといいますと、一見、穏やかではあるのですが、
ちょいちょい心配なことも現れていて…。
まずとても痩せてきてしまったということ。食べてはいるものの、絶対量がやはり少ないのです。今日は頼みの綱のフェロビタも舐めてくれず、うーん…
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高カロリー流動食を強制給餌するべきかどうか悩んでいるのですが、口から食べてくれている限りは、なるべくシリンジの強制給餌はしたくないのですよね。
でもこのまま摂取カロリーが減って、体力が消耗していくのも心配だし…
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でも毛艶はいいの♡
そうなのです
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またひとまわりちっちゃくなった気もするのですが、毛並みは相変わらずのツヤツヤ。
栄養状態は必ずしも悪いというわけではなさそうな感じです。
もう少し、様子を見ようかな。時間が経てばフェロビタも舐めてくれるかもしれないしね。
もうひとつ、気になっているのが、お水をよく飲むようになったこと。
これは、良い傾向だといえなくもないのですが、もしかしたら、今週から少しステロイド錠が大きくなったことで、腎臓に負担がかかっているのかという気もして。
念のため、塩分が強そうなウエットを避け、サプリを混ぜるときもお湯で薄めたりして対処しています。
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がんばれよ
ありがとよ。
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目の力が相変わらず、しっかりあるってことは安心できるんだけどねー。
食事の絶対量が減っているのは、おなかの腫瘍が小さくなっていないからなんだろうな。つい「いつまでこうしていられるんだろう」と考えてしまいますね…。
でも、猫さんは「食べよう」とする意欲はずっと持ち続けています。
これを消したくないんだよなあ…。食べることは生きることだからね。
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たくさんではなくても食べてくれたときは、言葉はわからないかもしれないけど、気持ちは伝わると信じて、「すごいね。頑張ったね。たくさん食べたねー!」と、めいっぱい褒めています。
褒められて、もうほんとにおなかいっぱいなんだけど「あとひと口」と頑張ってくれる姿を見ると、涙が出てきます。
この頑張りがある限り、やっぱり…強制給餌は待とう。
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食べられそうなものは何でも出すから、わがままにひと口ずつでもいいから、「おいしい」と思って食べていこうね、猫さん。
――【リンパ腫】レスキュー2回目(4/26)・つづく――
文:miyakonokaori
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この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。