「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)
おはようございます。
飼い主は、昨日、久々に長い間眠ることができました。
今日から、猫さん、ちょっと離れたMペットクリニックに転院です。
昨日の時点でマッチテストを終え、病院の猫ちゃんの血も到着していると思います。
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点滴用の管が入っているので、
ピンクのバンド巻いてます。
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何も食べていないのに、猫さん、今朝も気持ち悪そうに口をくちゃくちゃさせたり、歯ぎしりをしています。
いろいろ、しんどいな……。
なんとかして、この気持ち悪いのを解消してあげたい。
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今朝は猫さんとたくさん話をしました。
これからいつもよりほんのちょっと遠いところに遠足に行くことになるよ。
遠足の先では、おかーさんはいっしょにいられないけど、でも遠足に行ったらいつもつらいのがよくなるから、頑張れるよね。
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今日は、お友達が血をくれるんだけど、それをもらったらかなり楽になれるよ。
またいいお部屋(酸素室)に入れてもらって、ごはん食べられるようになるまで頑張ろうね。
絶対、大丈夫だからね。
世界一かわいい子。大好きな子。
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猫さん、じっと聞いていてくれました。
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なぜか今日の画像はどっちもボケてしまった。
こういうのひとつとっても、飼い主は不安になるというね……
たぶん、闘病中のペットのいる飼い主さんなら、わかってくださるかと。
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今朝もカーテンを開け、空を見せました。
「3月7日の朝だよ」
そう言うと、猫さん、しゃんと首を伸ばして、空を見ました。
今日は猫さんにとって、かなり頑張らなきゃいけない一日。
どうかどうか、たくさんの力が猫さんを守ってくださいますように……
――【リンパ腫】緩和(1/14)・つづく――
文:miyakonokaori
――次話――
その日がくるまで生きようず!98話
輸血・静脈点滴・各種注射・オゾン療法……
猫さん頑張りました。
さあ、最後の闘いの始まり。
――と思った矢先に、猫さんに腸閉塞の疑いが浮上。
今、手術はできない。
つまり打つ手がない。
悔しい――
そして、苦しい――
それが飼い主の心。
――前話――
その日がくるまで生きようず!96話
前章の最終話。
猫さんは、腸閉塞ではありませんでした。
代わりに医師から発せられた言葉は――
「厳しい段階にきたと言わざるをえません」
体にガスがたまって、胃腸が動いていない。
まずは胃腸を動かす。そして――
緩和治療が始まります。
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この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。
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――この連載の1話目です――
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――出典――
※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。