猫の話をしようか

なかなか聞けない猫の話。こっそりおしえる猫の話。

【リンパ腫/終末期/酸素室】3月9日 夜 ごめんね… ~緩和(6/14)~

「その日」がくるまで生きようず!
f:id:masami_takasu:20190119134803j:plain文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)

そういえば、うちの猫さんは具合が悪い時ほど頑張ってしまう子だというのを、飼い主はすっかり忘れていました。

病院で先生がまた血液検査をしてくれたのですが、数値がとんでもなく酷かったです。
先生曰く「首をあげるのすらきつい数値なのに、なぜ立てるのかわからない」とのこと。

朝、猫さんは、私の肩に乗りたがって、ジャンプしようとしてたんですよね……
椅子にも乗りたがったし「あ、これは状態良くなったんだ」と思い込んでしまいました。
なので痙攣や失禁も、たいして大事にとらえていなかったわけで……猛省。

猫さんなりの思いやりだったのかな。
こんなに具合悪いのに、気を使わせて、ダメなおかーさんだなぁ……ごめんね。

今日は、昨日の処置に加え、抗生剤もプラス。
エコーでおなかの動きを見てもらったところ、わずかに流れが見られたものの、
やはり胃には水分がかなり溜まってしまっていました。
でも、昨日よりは少なくなってます、とのことでした。

そうそう、右腕に入れていた静脈留置針を、左腕に交換してもらいました。
だって、これでしたからね……

おてての大きさ、3倍違う!!!
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 もはや別猫の手!!!

I先生は猫さんのことを考えて、きめ細かい対応をしてくれるので助かります。
固定のためのバンドも、猫さんが楽な体勢に合わせて巻いてくれますし。

明日は分院でオゾン療法の予定でしたが、輸血の必要性が出てきたこともあり、猫さんの状態をいちばんよくわかっているI先生に、輸血をお願いしたかったので、(I先生も「この子の状態を見ながら、僕がやりたいです」と言ってくださいました)

オゾンは明後日にして、猫さんには明日は輸血に専念して頑張ってもらいます。

ちなみにこちらが今日の血液検査の結果です。
(カッコ)内は猫の基準値です。

PCV【赤血球率】  10 (32~45)
WBC【白血球数】 254 (55~195)
RBC【赤血球数】 183 (550~1000)
ヘモグロビン    2.6 (8~14)
血小板数     12.3 (30~80)
総蛋白      4.4 (5.4~7.8)


分葉核好中球  22013 (2500~12500)
リンパ球      0 (1500~7000)

これは、いつ心不全で逝ってもおかしくない数値です。
赤血球の数とかヘモグロビンとか、これは数値を見ただけで悲しくなります。
貧血対策はかなり頑張ってきたつもりでしたが、サプリを摂らせることが今はできなくなりましたし、少しでも輸血で増えてくれることを祈ることしかできません。

ちなみにリンパ球が0の代わりに、棒状核好中球という、主に炎症を起こしているときに増えるものが3386に増加していたので、抗生剤がプラスされたのです。

本日のお会計は、

診察料、半日入院料、血液検査、各種点滴・注射、酸素室使用料など、あわせて¥15,645円でした。

お部屋の更新も重なり、経済的にものすごく厳しくなってきたため、人間どもの食生活は、カップラーメンとビタミン剤が基本になりました。

わしらはどうでもいいのじゃ。あとでなんとでもなるんだから。
飼い主、熱とかしょっちゅう出すけども、人間ドックの結果はほとんどAだったからね!

帰宅して、猫さんを酸素室へ。
しばらく酸素を吸って落ち着くと、外へ出たがったので出してやったところ、朝と同じように、猫さんがしがみついてきました。

朝と違い、具合が良くないということがわかっているので、酸欠が心配でしたが、しばらく抱っこしていました。

ほんとに軽くなっちゃったなぁ……。
だけどあたたかさは、子猫の頃からずっと変わりません。

ちょっと呼吸が早くなってきたので、酸素マスクを用意するため、床へおろすと、倒れそうになりながらも歩き出して、大好きなふかふかマットへ。

もう手さぐり、という感じで入っていったのを見て、涙が出そうになりましたが、ポジションを整えて座ると、そのままうとうとしはじめたので、ホッと一安心。

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酸素マスクを近くに置いて(これでも40%ぐらいの酸素が猫さんには届いているはず)、今も横になっています。

たまに、ちょっと気持ち悪そうに、口を動かしていますが、比較的落ち着いています。
でもこの様子だと、夜中には吐くだろうな…。

それで胃の気持ち悪いのが軽くなって、少しでも楽になってくれたらいいんだけどな。体力を消耗するのだから、それぐらいのご褒美があったっていいと思うんだ。

それにしても、酸素室・酸素マスクがなかったらと思うとおそろしい……。
貧血が進むと酸素がとてもありがたいのは、貧血持ちの飼い主がいちばんよくわかっています。

今はしばし高濃度の酸素を吸わせて、体を楽にしてほしいものです。

その体勢は楽なの?
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大丈夫??

とにかく、少しでもいいので、ゆっくりと落ち着いた気持ちで眠ってほしいです。
神様、どうか明日の輸血、頑張れる体力をください。

 

――【リンパ腫】緩和(6/14)・つづく――

文:miyakonokaori

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週刊Withdog&Withcat
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――出典――

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。