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Withcat 猫と飼い主の絆について

【リンパ腫/終末期】【看取り】3月11日 夜 二度目のオゾン療法 ~緩和(11/14)~

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「その日」がくるまで生きようず!
f:id:masami_takasu:20190126115248j:plain文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)

今日は猫さん、オゾン療法をしてもらうために、かかりつけのEペットクリニックの姉妹病院であるMペットクリニックへ。

朝は呼吸も荒く、横にべったりと寝ている状態だったので、オゾンを中止して、いつもの病院へ…とも考えましたが、Ⅰ先生と電話で話しているうちに「やっぱりできることをやろう」と思い直し、分院へ行くことにしました。

3月11日のおちょら(お空)だよー
f:id:masami_takasu:20190126115349j:plain

朝日が出る時間になると、こんなふうに活動的になってくれるんですけどね……
長くはもたないんですよね。

仕方ないことなんですが。

タクシーの中でははじめこそ、息遣いが荒かった猫さんですが、しばらくして落ち着いてきました。
「着いて、頑張ったら、また楽になる」
と思ったのかもしれないです。

猫さん、おかげさまで病院がそれほど苦手ではないのです。
これはひとえにかかりつけの病院の環境の賜物。

7月にできたばかりということもあり、患畜さんの数もまだそれほど多くないので静かですし、Ⅰ 先生や看護師さん(皆さん美人!)たちが、きめ細かく対応してくださるので、ビビりな猫さんでも、居心地が良いようです。

今日行った分院は、いつ行っても患畜さんが待合室にズラリとお待ちかねで、しかもなぜか犬が奇声をあげまくり…
「勘弁してくれーーー!!」と叫びたくなるほど、ワウワウギャンギャンヒーヒーと、飼い主はストレスですが、猫さんは到着してすぐに酸素室へ入れてもらっているので大丈夫…なはず。

前回は輸血とオゾンを同時にやったからか、ちょっと負担が大きくて、翌日、あまり良くない状態になっていた猫さんですが、今回は輸血を先にやっていただいて、状態をあげたうえでのオゾンになります。
Ⅰ 先生と分院のT先生が、しっかり連携をとってくれて、今日も点滴開始です。

余談になりますが、T先生に昨日の猫さんの状態を話し、「ではよろしくお願いします」と帰ろうとしたとき、「Ⅰ 先生にきいたんですが、ソーニャちゃん、もうすぐお誕生日なんですね。『いい状態で迎えさせてやりたいので、くれぐれもよろしく』と、頼まれました」と、T先生が言いました。

思わず「なんていい人なんだ……」とつぶやくと、T先生は「あの人、ほんとに猫が好きなんです」と、ちょっと面白い答えを(笑)

ええ、I 先生が愛情を持って接してくれているのは、飼い主にも猫さん本人にも伝わっていますとも。

確かに、Ⅰ 先生より高度な技術、豊かな経験を持っている獣医さんはたくさんいるでしょう。

ですが、Ⅰ 先生ほど、猫さんのためにきめ細かな対応をし、頑張ってくれる獣医さんには、なかなか出会えないと思います。

たぶん、このブログを読んでくださっている方の中には、「なぜもっとこうしないんだ」「これでは不十分だ」「もっと別の選択もあるだろうに」などと思われる方もいらっしゃるでしょう。

ですが、飼い主はペットが亡くなった後も、生きていかねばなりません。
獣医さんにかかってペットの治療をしてもらう中には、飼い主が心の準備をする時間も含まれていると思います。

その意味で、獣医さん選びは、ペット本人にとってはもちろんですが、
飼い主にとっても、とても大事なことです。

ペットが亡くなったあとの心の持っていきかたは、かかった獣医さんの考えが大いに影響すると思うからです。

「ここでよかった」「最善を尽くした」といえるのかどうか。
私もAちゃんも、今の病院にお願いしてよかった、と心から思っています。

さて、閑話休題。
飼い主は電車で帰宅し(なんやかんやで40分もかかってもうた)、しばし仮眠。
でも、いやな夢ばかり見て、何度も飛び起きました。
昨日の怯えがまだ残ってんかな……。

18時半に、猫さんをお迎えに。
やはり犬がワンワンキャンキャンガウガウ……なぜなんだぜ?

血液検査は無理にやらず、いつもの静脈点滴、そして落ち着いた頃にオゾンをしました、とのこと。
「今日は前回より調子が良さそうに見えました」とT先生。
昨日の輸血が、猫さんの体の中で頑張ってくれていたらうれしいな。

本日のお会計は、
診察料、半日入院料、静脈点滴、オゾン療法など、あわせて¥9,975円。

帰宅後、猫さんは酸素室でくつろいでいます。
T先生が腕の管をひとつ外してくれたので、姿勢もいつもより楽そう。
体内からオゾン、体外から酸素を吸収して、どうか内臓と血液によい作用を及ぼしてくれますように。

呼吸の音も小さくなっています。
少しでも眠ってくれているのが何よりうれしいです。

あと2時間と少しで、また明日が来ます。
2月末の段階で、絶対に無理だと思っていた猫さん8歳の誕生日……ひょっとしたら……

いえ、先のことは考えません。
今はこの子といられる一日一日を大切にしていきます。

 

――【リンパ腫】緩和(11/14)・つづく――

文:miyakonokaori

――次話――

その日がくるまで生きようず!108話

0時過ぎ、猫さんはAちゃんに甘えて一緒にお風呂場へ。
それからよろよろと、寝室に来てくれました。
いっしょに寝るって、どれぐらいぶりだろう?
そのまま新しい朝。
腕の中で、穏やかな顔。
きっと、思うところがあるのかな、猫さん。

――前話――

その日がくるまで生きようず!106話

震災の日です。
猫さん、また今日という日を迎えてくれました。
「3月11日のお空だよー」
窓から朝の光が――
猫さんは、昨日の今頃よりは安定しています。
ほんのひとときかもしれませんが、神様が下さった休息かな。
さあ、今日も病院へ――

まとめ読み|「その日」がくるまで生きようず!⑯-緩和(2/2)
この記事は、下記のまとめ読みでもご覧になれます。

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

――各章の1話目です――

――出典――

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。


 

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