猫の話をしようか

なかなか聞けない猫の話。こっそりおしえる猫の話。

【リンパ腫/終末期】【看取り】3月12日 朝 朝を迎えることができました ~緩和(12/14)~

「その日」がくるまで生きようず!
f:id:masami_takasu:20190201013433j:plain文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)

おはようございます。
また、朝を迎えることができました。

0時すぎにAちゃんが戻ってきました。
「ベッドで寝られるときは寝て。朝まで仕事するから看てるんで」と言われたので、その言葉に甘えて、ベッドで眠らせてもらいました。

いつものように何度も起きたものの、疲れはかなりとれました。ベッド偉大!

その間の猫さんの行動です。

酸素室に入れていたけれど、何度か出てきて、外にゴロン。
あるいはAちゃんに甘えに行く。
4時前にお風呂場へ行きたがったので、行かせた。
ついでにAちゃんがお風呂へ入る。

猫さんはお風呂が好きで、誰かが入ると「入れてくれ」とやってきて、入っている間中、フタの上にのって湯気を楽しんでいたものです。

こんなふうに
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これは去年の12月16日の写真です

この写真を撮ったときは、お風呂場へ来るのはこれが最後かなと思っていましたが、
順番は逆になっちゃったけど、またお風呂、できたんだね。猫さんや。

Aちゃんがお風呂からあがったあとも、しばらくお風呂場にいさせて、「そろそろ」と酸素室へ移動させようと、猫さんをお風呂から出すと、そのままよろよろと私のいる寝室へ来ました。

Aちゃんがベッドに猫さんを乗せると、もそもそと布団の中に入ってきて、私の脚の間に入ってきて、くつろぎはじめました。

いっしょに寝るって、どれぐらいぶりだろう……。
今年に入ってからは一度もなかったんじゃないかな。

そしてそのまま、朝になりました。
朝方に腕枕になっていましたが、表情はとても穏やかでした。

呼吸の音がやはり苦しげなので(といっても、呼吸そのものは荒くないです)、酸素室へ移そうとも思いましたが、表情が穏やかで、姿勢もくつろげていること、そして何より、布団の中はぬくぬくとほどよいあたたかさ。

なので、7時半まで、そのままでいました。

こんなふうに
f:id:masami_takasu:20190201014314j:plain
ぬくぬくと

去年の今ごろは、ふと目を覚ますと、こんな光景が目の前にあったんですが、今日は私の顔をゆらゆらと見て、腕の中にいました。

やっぱり本猫も思うところがあるのでしょうね。
来てくれて、いっしょにいてくれて、ありがとね。

今は、Aちゃんといっしょにいるベッドの猫さんに、酸素マスクのコードを延ばし、あてている状態です。
できれば病院へ行くまで、このままゆっくり過ごさせてあげたいものです。

ベッドの中での嘔吐や失禁も心配ですが、そんなものはしたところで洗ってしまえばいいのだ!と切り替え、今はとにかく、猫さんとAちゃんの時間を大切に……。

終末期、私たちは充実した時間を過ごさせてもらっています。
病院では治療を頑張り、家では飼い主たちにたくさんの思いやりをくれるこの子は、
私たちの自慢の娘です。誇りです。

こんなすごい子、いないでしょう? 心からそう思っています。

今日もこの子が頑張れますように
どうか力をください。

 

――【リンパ腫】緩和(12/14)・つづく――

文:miyakonokaori

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※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。