猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【まとめ】「その日」がくるまで生きようず!② ~抗がん剤治療-1クール目(1/2)~

【関連コンテンツ】

リンパ腫・抗がん剤治療:
1クール目 5話~11話
リンパ腫_第1クール

Review
カテゴリー:闘病記
作者:miyakonokaori

本作は、脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記。
抗がん剤治療の第1クール目(全13話+α)の、前半です。

愛猫の闘病は誰もが未経験で、手探りの状態から始まります。
投薬のこと、薬の副作用のこと、食事のこと――
不安な毎日――
分からないことだらけで、驚きの連続――

闘病を経験した方は、病気は違っていても、辿る道は同じなのだと思うことでしょう。愛猫のために頑張らなきゃと、自分を励ます気持ちも、思うようにいかなくて凹む気持ちもそうですね。

病気は、検査の結果がでて、はじめて病名が確定します。
――多中心型リンパ腫。
それは、闘病のはじまり。
抗癌剤治療1クール目のはじまりです。
闘病のはじまりは、劇的な幕開けでなく、どこか淡々としています。
わが家もそうでした。
あれは――、決意だったのか?

6話|抗がん剤始めました

抗がん剤投与の開始。
そして、その克明な記録の開始。
「17、8年ぐらいは生きてくれるんだろうと思い込んでいた」
作者の言葉に大きく頷く。
わが家では――
いつも元気一杯だったうちの子は、20歳まで生きると思っていた。
病気は突然だな……
頑張ろうず!

7話|抗がん剤投与 ビンクリスチン1-1

 ――皮下への輸液で、背中にコブが。
わが家もこれは、経験しました。
闘病は新しい事が、次々に起きますからね。

――抗がん剤の副作用で顔が丸くなって。
こっちは病気が違うので、経験しませんでしたねえ。
いちいち落ち込んでなんていられない。
先は長いし、頑張ろうず!

8話|猫に薬を飲ませるのは闘いだよ

闘病記で必ず話題に上るのが、”投薬タイム”
こんな小さい口にどうやって薬を入れるんだーーー!!!
「食べる=まずい」となって食べてくれなくなったら困るし。

飼い主の悩みはつきません。
投薬はみんなの悩みだね、頑張ろうず!

9話|あれ?副作用、なくない?

はじめての抗がん剤に心配な日々。
「抗がん剤」「抗がん剤 猫」「抗がん剤 猫 副作用」
と、検索の言葉を増やして情報収集。
これ、うちもそうでした。
結局、闘病記が一番役立んだと気付き、
病気名+犬(猫)+闘病記で検索するように――

10話|抗がん剤 シクロフォスファミド1-2

注射が嫌で、暴れる猫さん。
写真でも、毛が逆立っているのがよく分かります。
嫌なんだね~

抗癌剤治療――
深刻な状況を、作者は淡々と(冷静に)観察します。
新しい経験は、深刻に捉えてばかりでは身が持たないよね。
頑張ろうず!

11話|ごはんをたべさせる工夫

今日はご飯を食べさせる苦労の話。
闘病中のごはんは大変ですね。
健康な時と違い、食欲は落ちる。
しかし、バイタルを維持しないと闘病に耐えられない。

食べてくれー、猫さんよー

分かる分かる。うちも闘病のとき、そうだったよー
頑張ろうず!

● 

波多野都さんのTwitterより
うちのかわいい先代猫。初めての入院から帰ってきた先代猫を見た時、むくんでいたのかなんなのか顔がまんまるで「なんかまるくない!?」と笑ったら、プンスカ怒られたのはいい思い出。「かわいいねえ」を200回ぐらい言ってようやく機嫌を直してくれたな。猫は言葉わかるよ、絶対。

作:miyakonokaori(波多野都)
  ▶miyakonokaori:記事の一覧
コメント:高栖匡躬 

――次のまとめよみ――

抗がん剤治療-1クール目・後半

――前のまとめよみ――

闘病のはじまり

おすすめのまとめ読みです 
 テーマ:猫の闘病記

ボスの闘病記(腎不全)

 糖尿病の猫さんと暮らすために

 ハナちゃんの動物病院(診察記)

こちらもどうぞ 

闘病記の意義と、闘病の視点

看取りの時へのプロローグ

ペットとの別れ

© 2017 Peachy All rights reserved.