リンパ腫・抗がん剤治療:
1クール目 5話~11話
カテゴリー:闘病記
作者:miyakonokaori
本作は、脚本家・波多野都さんの愛猫ソーニャの、リンパ腫闘病記。
抗がん剤治療の第1クール目(全13話+α)の、前半です。
愛猫の闘病は誰もが未経験で、手探りの状態から始まります。
投薬のこと、薬の副作用のこと、食事のこと――
不安な毎日――
分からないことだらけで、驚きの連続――
【目次】
2013年9月29日 ~10月12日
5話|確定した病気
病気は、検査の結果がでて、はじめて病名が確定します。
――多中心型リンパ腫。
それは、闘病のはじまり。
抗癌剤治療1クール目のはじまりです。
闘病のはじまりは、劇的な幕開けでなく、どこか淡々としています。
わが家もそうでした。
あれは――、決意だったのか?
●
6話|抗がん剤始めました
抗がん剤投与の開始。
そして、その克明な記録の開始。
「17、8年ぐらいは生きてくれるんだろうと思い込んでいた」
作者の言葉に大きく頷く。
わが家では――
いつも元気一杯だったうちの子は、20歳まで生きると思っていた。
病気は突然だな……
頑張ろうず!
●
7話|抗がん剤投与 ビンクリスチン1-1
――皮下への輸液で、背中にコブが。
わが家もこれは、経験しました。
闘病は新しい事が、次々に起きますからね。
――抗がん剤の副作用で顔が丸くなって。
こっちは病気が違うので、経験しませんでしたねえ。
いちいち落ち込んでなんていられない。
先は長いし、頑張ろうず!
●
8話|猫に薬を飲ませるのは闘いだよ
闘病記で必ず話題に上るのが、”投薬タイム”
こんな小さい口にどうやって薬を入れるんだーーー!!!
「食べる=まずい」となって食べてくれなくなったら困るし。
飼い主の悩みはつきません。
投薬はみんなの悩みだね、頑張ろうず!
●
9話|あれ?副作用、なくない?
はじめての抗がん剤に心配な日々。
「抗がん剤」「抗がん剤 猫」「抗がん剤 猫 副作用」
と、検索の言葉を増やして情報収集。
これ、うちもそうでした。
結局、闘病記が一番役立んだと気付き、
病気名+犬(猫)+闘病記で検索するように――
●
10話|抗がん剤 シクロフォスファミド1-2
注射が嫌で、暴れる猫さん。
写真でも、毛が逆立っているのがよく分かります。
嫌なんだね~
抗癌剤治療――
深刻な状況を、作者は淡々と(冷静に)観察します。
新しい経験は、深刻に捉えてばかりでは身が持たないよね。
頑張ろうず!
●
11話|ごはんをたべさせる工夫
今日はご飯を食べさせる苦労の話。
闘病中のごはんは大変ですね。
健康な時と違い、食欲は落ちる。
しかし、バイタルを維持しないと闘病に耐えられない。
食べてくれー、猫さんよー
分かる分かる。うちも闘病のとき、そうだったよー
頑張ろうず!
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波多野都さんのTwitterより
うちのかわいい先代猫。初めての入院から帰ってきた先代猫を見た時、むくんでいたのかなんなのか顔がまんまるで「なんかまるくない!?」と笑ったら、プンスカ怒られたのはいい思い出。「かわいいねえ」を200回ぐらい言ってようやく機嫌を直してくれたな。猫は言葉わかるよ、絶対。作:miyakonokaori(波多野都)
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コメント:高栖匡躬
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