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【まとめ】犬派の僕が猫と暮らす理由 ⑦ ~ひとつの命を感じること(1/2)~

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ひとつの命を感じること(1/2):32話~37話
犬派の僕が猫と暮らす理由

Review
カテゴリー:エッセイ
作者:紫藤 咲

ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――

まとめ読み⑦は、第4クール目 ~ひとつの命を感じること~の前半です。
ねこさんの回復を待つぼくには、いろいろなことがおきる。
SNSで励まされたり、友人のハットリ君からの「もう一匹飼わないか?」との誘い、そのハットリ君の足が腫れ上がったり。
そんなことをしているうちに、なんとねこさんが回復をしてきた。本当に?

【目次】

第4クール ひとつの命を感じること(前半)

32話|1/12|『引き寄せの法則』って知ってる?

第4クールスタートです。
ねこさん不在の寂しさを救ってくれたのがSNSでの交流だった。
そこで想うのが『引き寄せの法則』だ。
『強く願ったことが叶う法則』である。
みんなが祈ってくれたら、きっとその思いは――

33話|2/12|なあ、もう一匹飼わないか?

ねこさんが危険な状態の中、ハットリくんが急に言い出した。
「なあ、もう一匹、飼わないか?」
会社の野良猫が2匹産んだらしい。しかも母親が異常。
心が動く。
可哀そうだな――
多頭も楽しいだろうな――
でも、経済的に――
さて、どうする?

34話|3/12|えっ、高速猫パンチ?

『死ぬ確率のほうが高い』
そう医師から言われた日の翌々日、ぼくは病院に行った。
ハットリくんは、猫さんが元気になる夢をみたから大丈夫だという。
本当だろうか?
彼の霊感はすごいが、ぼくは半信半疑である。
やがて、ねこさんがやってきた。

35話|4/12|もしかしてSFTS?

今日の話は、ねこさんの入院前にさかのぼる。
ハットリくんの足首が腫れ上がったことがあった。
『悶絶』という状態まで。
「動物に噛まれたことは?」
と医師から訊かれたそうだ。
丁度、「SFTS」(重症熱性血小板減少症候群)が話題になった時期だった。

36話|5/12|仮退院してみる?

「にゃー! にゃー!」
獣医さんに面会に行くと、益々ねこさんは元気になっていた。
かわいらしさ全開!
先生は言った。
「連れて帰る?」
それは、仮退院が決まった瞬間だった。

37話|6/12|レッツ大掃除!

ねこさんが仮退院をする前に、まずは部屋の大掃除。
何しろ、ねこさんは肺炎なのだ。
布団のダニ対策、危険物の撤収、毛布の洗濯とやることは山積み。
大変なのは、大きなケージの移動。
そして嗚呼、エアコンのフィルターは埃で覆われ――

犬派の僕が猫と暮らす理由 ここまでの物語の構成 

第1クール ひとつの命を拾うこと 全10話
最2クール ひとつの命をはぐくむこと 全11話
最3クール ひとつの命をつなぐこと 全10話
最4クール ひとつの命を感じること 全12話

――ひとつの命を感じること(1/12~6/12)・つづく――

作:紫藤 咲
コメント:高栖匡躬

――次のまとめ読み――

瀕死の状態だったねこさんが、奇跡の回復。
遊んでほしくて、元気に暴れまわるねこさん。
ねこは、拾ってくれる人を選んで出てるという。
それが本当なら――
ぼくも精いっぱいがんばろう。
至らない飼い主ではあるけれど。

――前のまとめ読み――

入院中のねこさんは、ずっと一進一退だ。
それも当然だろう。
何しろ医師は『死ぬほうに賭けたほうがいい』とまで言ったのだから。
不安にもなる。疑念も湧いてくる。
しかし、やがてぼくには、ある決意が固まっていく

――作者(紫藤咲)によるセルフコメンタリーです――

 

 

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