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俺幸せだった、次の子迎えて ~ホープがうちにくるまで~【ペットロス/2匹目の子は保護猫】

先代猫ボスが合わせてくれた
もう一度、うちの子がうちにくるまで|No.1 f:id:masami_takasu:20180610163403j:plain

撮影&文:ボスのかあちゃん
 
今日のお話は
21歳6か月で、愛猫ボスを亡くしたかあちゃん。
さみしい、さみしい、さみしい……
そんな日々が続きます。家にいると、ついボスの姿を探してしまうのです。
そんな時、ボスが夢の中に出て来て言ったのでした。
『俺幸せだった次の子迎えて』
さて、母ちゃんは、どうするのでしょうか?

 

 

21年と6か月もずっと一緒に暮らした愛猫ボスが、天国に行ってしまいました。
それから、主人と二人の生活が始まりました。

お互いに仕事にいく日々がまた始まりましたが、心に空いた穴はなかなかなもので、日々ボスの存在の大きさを実感するばかり。

家に着くと先ずはボスに「ただいまぁ~」
――でも返事なし。
さみしい、さみしい、さみしい……

そして癖でついボスを探してしまう。
――これは1ヶ月位抜けませんでした。

スーパーに寄っては、ついついペットフードの方へ。
「あっ」と声をあげ、ここはももう関係ないんだ…
――とまた涙。
うじうじした毎日をおくっていました

ボスが逝ってから2週間後のことです
いつものように泣きながら寝入って、うとうとしていると、夢なのか現実なのかわかりませんが、ボスがテーブルに乗っかり、私の方をじっと見つめていました
私は「あっボス」と思いましたが、声が出ません。
ボスは、頭に直接語りかけるように、こう言いました。
『俺幸せだった次の子迎えて』

私はそのまま寝てしまいました。
ですが次の朝起きてもボスの言葉ははっきり覚えていました。

私はまた、朝から号泣です。
ボスに心配をかけている自分が、情けなくて、情けなくて……
その事を主人に話すと、主人はこんな風に言いました。
「そっか、ボスはかあちゃん子だったからな。かあちゃんが心配で仕方ないんだな」

それからもたまにボスは私のもとにやって来ては、気配を感じさせたり、シッポを見せてくれたりしました。

時々、来てくれるボス
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そんなある日のこと、犬の介護施設をやっている友人から連絡がありました。
私はボスの夢の事を、その友人に話してみました。

友人はこう言いました。
『四つ足の動物は繋がりが強いんだよ!』と友人は言いました。『ボスは最後まで看取ってくれたあんたに感謝してる。だからこそ、新しい仲間を迎えてほしいってことなんじゃない?』

更に友人はこう言いました。
『今車にひかれて保護されてる子がいる。ボスの導きじゃないか?1度会いにおいで』私は電話しながら泣きじゃくりました。

私は会いにいく日程を決めて、電話を切りました。

「とにかく1度会いに行こう」
電話を聞いていた主人が、そう言いました。「今のままじゃ、お前がダメになる。俺もおまえの事見てられないわ」

周りからみると、この時の私は精神的にひどかったらししいです。
確かに心のどこかで『死ねばボスに会える』と思い、『会いたい、会いたい』の一心でした。

 

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約束の日、私は主人と二人で、友人の保護施設に向かいました。
でも心の中はぐちゃぐちゃです。
――会っていいものなのか?
――会わない方がいいんじゃないか?
――このまま引き返そうか?

そうこうしているうちに、友人の施設に到着しました。

友人は 私の顔を見るなり、「なんてひどい顔してるの」と言いながら、強く強く抱きしめてくれました。私も 涙が止まらず、しばらく一緒に泣いてました。

施設に入ると、いつも通り老犬たちが迎えてくれました。
そして奥の方から、ちょこちょこと歩いてホープが出てきました。ホープは 施設の近くで 車にひかれ 助けられた子でした

友人は私にこういいました。
「ボスはこの子のことをわかってる 。だからあんたをここに呼んだんだ」

私は涙が止まりませんでした。
こうして 私たち夫婦は、ボスが旅立ってから約1ヶ月後の11月13日に、ホープを迎えることにしました。

 

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ホープを迎えた我が家は、ちょっとだけ明るくなりました 。
ホープは我が家に来た初日は、抱っこはさせてくれるものの、ずっと 震えていました。 慣れない環境が怖かったんでしょう。

翌日、メディカルチェックのために病院へ。
ボスが診てもらっていた動物病院です。

正直言って、ボスと主人と幾度と通った病院だったから行くのは辛かった。
でも信頼している先生だから、この動物病院にしました。
先生は ホープを連れて行くと、驚いていました。
そして「よく次の子を迎えてくれたね。ありがとう」と言ってくれました。
私は先生のその言葉に、号泣してしまいました。

一通りメディカルチェックを終え、一番危惧をしていた 骨盤のレントゲンを撮ってもらいました。

結果は――
骨折部分はついているものの、骨盤が内側に入り込み腸を圧迫して、うんちがうまく出ない状態だということがわかりました。
先生曰く「このままでは、この子は長く生きられない」とのこと。

なんとか助ける方法はないかと相談すると、先生自身が 一番信頼している、他の獣医師を紹介してくれました。そしてその場で、予約も取ってくれました。

ここからは、ボスではなくて、ホープの闘いのはじまりです。
うちの子になった、ホープの――

 

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――ホープがうちの子になったのは・おわり――

もう一度、うちの子がうちにくるまで|No.22
猫の名前:ホープ
猫種:雑種(保護猫)
飼主:ボスのかあちゃん
 ▶ 作者の一言
 ▶ ボスのかあちゃん:猫の記事のご紹介
 
もう一度、うちの子がうちにくるまで、とは
愛猫を失った飼い主が、さまざまな葛藤を乗り越えて、もう一度猫を迎えようとするまでを、自分の言葉で綴ったエッセイのシリーズです。
こんな効果もあります:愛犬、愛猫を今すぐ100倍可愛くできる、最も簡単な方法
 
犬や猫と暮らすあなたへ

『うちで飼えるかな?』
『きちんと面倒を見られるかな?』

犬や猫を、”はじめて”飼う時、ほとんどの方はこう思ったことでしょう。
平均年齢でいえば、15年も生きる小さな命を預かるのだから当然ですね。
我々はそこで大きな決心をし、葛藤を乗り越えたからこそ、今、犬や猫と暮らしています。

どうかその思いを、忘れないでください。
その時の思いがあれば、我々はどんな時でも犬や猫と暮らしていけます。

【飼えるかなより

――もう一度、うちの子がうちにくるまで(猫)・次話――

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まとめ読み|うちの子がうちにくるまで(猫)①
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まとめ読み|ボスの旅立ち ②
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週刊Withdog&Withcat
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 出典

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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