猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【看取り/送り】3月23日  命のバトンを受け取ってください ~天使の章(4/8)~

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「その日」がくるまで生きようず!
f:id:masami_takasu:20190214180724j:plain文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)

――はじめに――
今回の記事は、愛猫を亡くした飼い主miyakonokaori さんが、愛猫のために買っていたサプリメントを、今も闘病中の他の飼い主さんに、無償で譲渡するために書かれたものです。

命を救う、或いは永らえさせるために、願いを込めて揃えたものを、今も同じ境遇にある誰かに使ってもらいたいという、祈りに似た気持ちがその根底にあるように思います。この文章を書いている筆者も、かつて愛犬を失ったときに、同じことをしました。

本記事は当時の作者の思いを尊重して、そのまま掲載をしますので、原文そのままの希望者募集の形態をとっていますが、すでにその目的は果たして募集は終わっています。また、読者に商品の説明をするために、商品の最新の購入サイトにリンクをしていますが、宣伝や販売が目的ではありません。

ペットが去った後の、残された飼い主の心の推移を残すことも大事であると考え、このような公開方法をとることにしました。

これらのことをご理解いただいたうえで、今回の記事をお読みいただければ幸いです。

――Withcat――

 ずっとずっと、早くしなきゃーーーーと思いながらも、こんなに遅くなってすみません。

猫さんが亡くなってからというもの、これがいわゆる「ペットロス」ですね……
疲れがとれないなーという感覚からの、いきなりの体調の崩れ。
そして、原稿をためてしまったり、原稿の進みが遅れてしまったり、原稿の〆…ううぁぁあああ。

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すみません、実はまだ体調も37度台前半から半ばをうろうろ、原稿も自分の体をだましだまし、進めている状況で、ひとまずお譲りしたいサプリの簡単なご紹介になってしまうことをお許しください。

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今、手元にある、サプリのリストは下記になります。
リンク先にレビューや説明があるので、ご検討のご参考に…。
※下記は商品説明の参考のために記載しています。

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① ペットチニック(開封したばかりのもの1本・未開封1本)

貧血予防・改善に。これにはうちの子、めちゃくちゃ助けられました。合計9本かな、使ったのは。ウエットフードに混ぜても、うちの子は喜んで食べていました。抗がん剤の骨髄抑制の予防と抵抗(←結局これ!)に、おススメです。

② キラキラ水素(未開封1袋)

今話題の水素です。カプセルを剥いて中身の粉を7mlのお水に溶かしてシリンジで飲ませます。これを飲み始めて、確かに元気になったので、サプリを摂れなくなるまで飲ませていました。ちなみに私、人間用のコレ、愛用しています。猫に効くなら人間にも効くわな、と(笑)
実際、疲れの残り方が違います。あ、そういえば猫さん亡くなってから飲んでなかった!
①と②、そしてdフラクション(こちらも残っていますが、お試し程度の量しか…。ご希望でしたら送ります)の3点は、リンパ腫とわかってすぐに飲ませはじめました。

③ センダンα(開封したばかりのもの1本)

癌を抑制するといわれていて評判もよかったサプリです。流動食になってから飲ませるようになったので、ほとんど残っています。まだ間に合う子に、使ってほしいです。

④ イペットS(これも開封したばかりで5粒ぐらい飲ませました)

獣医師おすすめの癌のペットへのサプリ。
お値段が高かったので躊躇していたんですが、使ってみたらとても良かったのでリピートしました。もうお水もうけつけなくなったときも、なんとかしてこれを入れてあげたかったです…。

⑤ セファランチン

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これはリンクなくてごめんなさい。記事にも書きましたが、個人輸入で購入しました。1粒ずつパッケージされた錠剤です。
検索をかけていただければわかると思いますが、腎不全の子によく処方されているようです。
うちの子は一日1粒、骨髄抑制が心配な抗がん剤のときには、朝晩1粒ずつ飲んでいました。おかげで「ロムスチン」でも、骨髄抑制を免れました。

⑥ コルディM

粉末タイプと液体タイプが手元にあります。粉末のほうは「お試し」程度に考えてください。
液体タイプのものは、先に天使になった「ちゃむちゃん」からの命のバトンです。うちの子には少し時間が足りなくて、あまりあげられなかったので、ちゃむちゃんとソーニャの想い、2倍「頑張れ!」でお届けします。
コルディMの詳細はこちら

うちの子も随分助けていただきました。

⑥ 高濃度プロポリス・サンタプロン

ちゃむちゃんからの命のバトンです。かなり残っています。もっと早くに知っていれば…と思ったサプリです。うちの子の流動食に混ぜていました。ほんのり甘いので、「あ、おいしい」という顔になって飲みこんでくれました。

かわいかったなぁ……
カケシア(高栄養ミルク)だけになったときも、これを入れると嬉しそうでした。
目に力が戻るのを見るのはうれしかったです。

サプリはこんな感じです。

● ● ●

あとは、サンプル程度になりますが、お送りするときに、猫ちゃんの症状に合わせて
見繕って同梱しようかなーと思っています。

そうだそうだ、あとはad缶やカリカリのidといった療法食、うちの子の救世主になった、フェロビタ、あと、つらいですが、先のことを考えて……カケシアなどの高栄養パウダーも未開封のものが手元にまだあります。

未開封のシリンジは流動食用の10mlのもの(使いやすかったのでリピートしました)、お水など液体を与えるための、5mlのものがあります。

「あー、もー、ごちゃごちゃしてよくわからん!」と思われるかもしれないですね。
す、すみません。大急ぎで書いているので、要領得ないですよね…。

おいこら、大事なこと言うの、忘れとるぞ!
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あ、そっか!
肝心なこと言うの忘れてた!!

えっと、お荷物をお届けする関係上、私に住所など連絡先を教えても構わない、という飼い主さんに限り、ということになります。(もちろん、こちらもお知らせすることになるので、ご理解ください)

リンパ腫・がん・腎不全などで、現在闘病中のペットのいる飼い主さんを応援したいので、「今は元気だけど、保険のために」というのは、ご遠慮いただけますか。

うちの子からの命のバトンを引き継ぎたい、と思ってくださった飼い主さん、まずは私までメールをいただけますか?

ご希望のサプリがあれば書いてください。
今現在、使っている方も、もちろん大歓迎です。命、繋がってほしいです。

※募集が完了していますので、連絡先は削除しています(編集部)

まー、そんなことはないだろうなーと思いますが、もしたくさんの応募があって、ご希望に添えなかったら申し訳ありません。
えっと、ご応募がおひとりさまでしたら、バトン全部、お渡ししちゃいます(笑)
ソーニャとちゃむちゃん、そして飼い主たちの、ありったけの「頑張れ!!」「奇跡よ、起これ!!」を込めて、お届けしますね。

わからないことがあれば、メールもしくはメッセージをください。
お仕事の、げ、げげ、げんこうが一区切りしてから、お返事させていただきます。

てか、ああああ、ブログのコメントの返信も遅れてますーーーー、すみませんーーーーー!!
では、仕事に戻ります。命のバトンが繋がるといいなぁー。


ね、猫さん。
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だニャ♪

――命のバトン――

冒頭に書いたことですが、筆者も我が子のために買っていたものを、周囲の方々に引き継ぎました。

まずは処方されていた薬。
これは容量の大きな免疫抑制剤と、まだ動物用が認可されていたかった抗てんかん薬です。どちらも高額で、毎月の医療費が大変でした(汗)
丸々1か月分あったので、これは主治医の動物病院に手渡しました。
保護犬などで、十分な医療ができない子に使ってあげて欲しいと言いました。

次に療法食や、栄誉補給のためのチュール
これは、保護活動をやっている友人、長年の盟友である三毛ランジェロ氏に、まとめて送りました。少しでも役に立ってほしいと思って。そうそう、この時には同時に酸素テントも託しました。

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大好物だったおやつは、犬を飼っている友人に上げました。
「気に入るかどうかわからないけど、食べさせてあげて」と伝えました。

うちの子が残していったものは、うちの子が勇敢に闘った証で、つい先日まで生きていた証でした。それが少しでもいいから、どこかで、誰かに繋がればいいなあと思っていました。

――編集者:高栖匡躬――

 

――【リンパ腫】天使の章(4/8)・つづく――

文:miyakonokaori
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――次話――

――前話――

まとめ読み|「その日」がくるまで生きようず!⑰
-天使の章・それからの章(1/2)

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週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――この章の1話目です――

――この連載の1話目です――

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――出典――

※本記事は著作者の許可を得て、下記のブログを元に再構成されたものです。

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