猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【はじめての猫】犬はもう飼えないと思っていました ~ほっぷのお話~

犬派だったから迎えた猫 
うちの子がうちにくるまで(猫)|No.7
ほっぷさん扉

撮影&文|ほっぷのトモダチ
 
今日のお話は

ずっと犬派だったから、猫を迎えた。
一見矛盾するようですが、そんな話があるのです。
好き過ぎた犬が亡くなってしまうと、次の犬を飼うことが躊躇われてしまう。
そうやって、ずっと犬を飼わない飼い主さんは多いものです。
きっとそれは、愛情の発露ですね。

そんな時に「では、猫ならば?」と考えてみたらどうでしょう?
犬の代わりというわけではなく、猫という新しい存在に触れてみようという思いも、また素晴らしい事のように思います。
今回はそんな風に、新しい出会いに一歩を踏み出した飼い主さんのお話です。

 

今日は私が、はじめての猫「ほっぷ」を飼うことになったお話をします。

実は我が家は、家族揃って犬派でした。
でしたと過去形で書いたのは、今は犬がいないからです。
親子で飼っていた2匹がいて、母親のトショが2005年に14歳で老衰でなくなり、2011年にその子のツキが10歳で亡くなりました。

あまりにも良い子たちだったので、我が家ではツキ以降は犬が飼えないでいます。
「あの子達以上の犬に出会えるとは思えない」
それが家族全員の思い。 

これが、トショ(左)とツキ(右)です

こんな事情があるもので、我が家は犬はいませんが、気持ちの上では今でも現役バリバリの犬派なのです。家族がそうですから、もちろん私も犬派。

今日はそんな私が、猫を飼うことになったお話をしようと思います。

 

ことの発端は、職場の同僚からの一言でした。
「ねえ、ネコいらない?」
「えっ、ネコ?」
聞けば家の前に、前にダンボールに入れられた子猫が3匹捨てられていたのだそうです。その同僚は10匹もの猫を多頭飼いをしているのですが、恐らく捨てた人は、「この家なら面倒をみてくれるだろう」と思ったのでしょう。

猫もいいかもしれないなあ、と私は思いました。
もともと私も家族も動物好きなのです。

因みに犬歴は、今までで3匹。小学校に入学した時のお祝いもポメラニアンの子犬でした。猫歴は以前に子猫を拾ったことがあったのですが、数日でいなくなってしまって、それからは特にご縁がありませんでした。
このような家なので、猫は好きか嫌いかと言えば、大好きです。
犬も猫も、どっちもすごい好き過ぎてヤバイほど。

ただ前述のように、トショとツキが、あまりにも賢すぎて、可愛すぎたので「もうイヌは飼えん」という状態でした。そんなところに「もらってください」なので、ほとんど迷うことはありませんでした。

次は捨てられた3匹のうち、どの子を迎えるかですが、写真をみせてもらって「このチャトラ がいい!」って即決でした。
会ってもいないのに? って思われるかもしれませんが、それはもう直感です。
同僚のほうは、えええ!って驚いていました。

そのチャトラ は3匹の中でもとりわけ元気が良くて、ヤンチャ過ぎるくらいの子なのだそうです。初めての猫なので心配して下さったのでしょうが、ピンと来たのです。
出会いって、そんなものですよね。

 

迎えたその日は、忘れもしない2012年5月31日です。
あと1日で、6月になるんで、少しだけジメッと蒸し暑くなってきた頃でした。
私は事前に買ったキャリーバッグを車に乗せると、待ち合わせ場所に向かいました。

いよいよ対面です。
同僚の方もキャリーバッグその子を入れてきていました。
受け渡しの瞬間――
同僚の手から、私の手へ――
感触は――

ちいさくて、ふわふわ!

あのとき私は、何を話したでしょう?
実は、よく覚えていません。
昔犬を飼ってたことや、事前に本で猫のことを調べたりしてたことを同僚も知っていました。だから私で大丈夫だと思ってくれたのでしょうね(^_^;)

さて、帰り道のことです。
その子は、同僚から聞いていた通りのヤンチャぶりでした。
運転をしていると、助手席に置いたキャリーバッグから、ゴソゴソと音がしはじめました。運転をしながらなので、気にはなるのですが、あまりそちらを見ることもできません。段々とその音は大きくなりました。元気に中で暴れているようでした。

しばらくそうしていると、突然その音がやみました。

「何?」
気になって、助手席に目をやる私――
するとなんとその子は、ファスナーの付け根? のところから、ひょこっと顔をだしているではありませんか。新品のキャリーバッグ、即日破壊でした。

私は車を近くのコンビニに停めて、その子をヒザのうえに乗せて家路につきました。
そんなに慌てはしませんでしたが、「本当ヤンチャだなぁ、コイツ」と思い、とても微笑ましかっことを覚えています(^^)

 

家に着いてすぐに思ったことがあります――
「かわいすぎてヤバい!!」
「ぴょんぴょんはねる!!」
「すぐそばにくる!!」
「人が好きすぎる!!」

ヤンチャは更に続きました。
その子を迎えるために、簡易ゲージ(100均の網を結束バンドで組んだもの)を用意していたのですが、それも即日破壊してしまいました!
思った以上にその子は元気で、物怖じしなくて、とにかく人が好きでした。

名前は『ほっぷ』にしました。
当時は今よりもずっと茶色が薄くて、ビールみたいな色だったんです。
だから、ビールの原材料→ポップ
→カタカナはかわいくないなあ→それで『ほっぷ』ですw

家にきたとき、ほっぷは推定2ヶ月。
トイレトレーニングもいらない子で、かなり世話がしやすかったんだけど、とにかく破壊魔で、モノは壊すは障子は全部破くわで――
何度も書きますが、かなりヤンチャでした。

今はすごく落ち着いてきて、困るようなことは一切ありません。
穏やかに暮らしてる。――はずです。
ほっぷはどう思っているのかな?

ほっぷは自己主張が激しすぎる面もあるのですが、それはそれで良いところでもあって、言いたいことや要求がわかりやすいです。
ほっぷが来てくれて、ホントによかったです!!!

 

(追記)
そうそう、ほっぷの兄妹の2匹ですが、そのまま拾ってくれた同僚の家で、他の猫たちと仲良く暮らしているそうです。

 

――了――

うちの子がうちにくるまで(猫)|No.7
猫の名前:ほっぷ
猫種:保護猫
飼主:ほっぷのトモダチ

 
うちの子がうちにくるまで、とは
愛犬を家に迎えるまでの葛藤を、飼い主自身が、自分の言葉で綴ったエッセイです。
こんな効果もあります:愛犬、愛猫を今すぐ100倍可愛くできる、最も簡単な方法
 
犬や猫と暮らすあなたへ

『うちで飼えるかな?』
『きちんと面倒を見られるかな?』

犬や猫を、”はじめて”飼う時、ほとんどの方はこう思ったことでしょう。
平均年齢でいえば、15年も生きる小さな命を預かるのだから当然ですね。
我々はそこで大きな決心をし、葛藤を乗り越えたからこそ、今、犬や猫と暮らしています。

どうかその思いを、忘れないでください。
その時の思いがあれば、我々はどんな時でも犬や猫と暮らしていけます。

【飼えるかなより

――うちの子がうちにくるまで・次話――

記事の準備中です

――うちの子がうちにくるまで・前話――

週刊Withdog&Withcat
この記事は、下記の週刊Withdog&Withcatに掲載されています。

――うちの子がうちにくるまで・1話目です――

犬版のうちの子がうちにくるまでもどうぞ

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