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【まとめ】糖尿病の猫さんと暮らすために ~闘うために大切なこと~【糖尿病/多頭飼い】

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糖尿病の猫さんと暮らすために、多頭飼いの幸せ糖尿病の猫

Review
カテゴリー:闘病記
作者:panicia
猫の糖尿病・闘病記です。
人間と同様に、猫も糖尿病が増えて来ているそうです。食生活による肥満、避妊後の肥満、運動不足などが原因として挙げられます。人間同様に、現代病なのかもしれません。
さて、五里霧中の中、作者と愛猫シアンの闘病が始まります。
作中で作者は、次のように語ります。
『今まで全く手のかからなかったシアンが病気になったことは、私にとって「猫と暮らす、ともに生きる」ということの”本質”......
つまり「私にとって猫とは何か」を改めて自分に問うような出来事だったのです』
ペットの病気は飼い主を成長させるのでしょうか? それとも病気によって初めて飼い主は、有るべき姿に立ち戻るのでしょうか?

【目次】

 糖尿病の猫さんと暮らすために

1話|まさか――、うちの猫さんが糖尿病?

猫の闘病病は珍しいと聞いていましたが、最近ではそうでもないようです。
食生活の変化なのかもしれませんね。私の友人の愛猫2匹も、この病気に見舞われてしまいました。
今回ご紹介する闘病記は、実際にその友人が、闘病の参考にしたというブログを、作者の方にお願いして、転載させていただきました。

2話|初めて猫に注射を打ちことに

糖尿病というと、インスリン注射が必要なケースが多いですね。
友人は仕事が終わると、家に飛んで帰って、注射をうってあげていました。
投薬には苦労しますね。
うちの子は別の病気でしたが、8時間ごとに薬が必要でした。
飼い主は大変ですね。でも、大事な家族ですからねえ。

3話|食べさせるものにも気を使わなきゃ

糖尿病の闘病で大事なのは、食事への気遣い。
しかし、良いものには際限がありません。
我が家の愛犬は糖尿病ではありませんが、超低脂肪の療養食でした。
療養食あまり美味しくないようで、食べさせるのに工夫が必要だったのを思いだします。
闘病は長く続きます。だからお互いが、無理のない食事を望みたいですね。

4話|フード・療養食に飽きてしまった猫ちゃんへ

病気の時の食事は、選択肢が絞られていますから、飽きてしまうのは避けられないことです。
飼い主の食事の悩みは共通ですね。我が家も色々なものをトッピングしました。
今も大事と思うのは、簡単に大好物を使わないこと。連投しないことです。
大好物にはいつか、もっと先になって助けてもらう時がきます。

5話|病院選びも大切なんですよ

闘病で大切なのは、病院選び。
人も動物も、病気の診断には問診が最重要。
しかし動物は口がきけず、その問診は飼い主に対して行われます。
獣医師と飼い主との相性が、治療の鍵を握るのです。
病院を選ぶのは当たり前のこと。悪いことではありません。

6話|闘病生活が長いってことも忘れないで

犬猫が重大な病気をわずらった時、セカンドオピニオン、サードオピニオンはとても役に立ちます。
獣医師によって診たてが異なり、治療方針が違うと知る事はとても良い事です。
それは、選択肢を増やすことであり、治る可能性を高めることでもあります。

治らないと言われた病気が治る。治るはずの病気が治らないことは”良くある”ことなのです。
獣医師の腕の良い悪いはもちろんありますが、それよりも飼い主との相性が大事です。
飼い主は愛猫に寄り添います。獣医師は飼い主の心により添って欲しいですね。

 

 多頭飼いの幸せ

前編|ぬくぬくだけで幸せな季節

ぬくぬくの季節に、作者の家には3匹目の猫がやってきます。
はじめは相性を案ずるものの、幸い杞憂に――

――しかし、――多頭飼いには憧れる。
うちではいつか、多頭飼いをすることはあるのだろうか?
前は、犬+犬を想ったが、
今はどうかーー
犬+猫かな

(追記)
動物の世界って、人間には見えないルールがありますね。先住猫や先住犬を尊重するみたいなこと、どこで覚えるんでしょうね。

後編|十猫十色でおもしろい

ぬくぬくの季節を、謳歌する作者。
ますます、多頭飼いがうらやましくなる話――

――以前に知人から聞かされた話。
愛犬に子供を産ませた。6匹生まれた。
引受先は決まっていて、引き渡すまでの2か月に満たない7匹飼い。
夢のような時間だった――と

 あとがき

この作品が生まれた経緯 

はじめに本作を紹介してくれたのは、Withdog『犬を飼うということ』でライターと編集をやって下さっている樫村慧さんでした。
「友人の猫が糖尿病で、その闘病でとても助かったブログがあるんです」
そう言われて拝見したのが、paniciaさんの『猫が糖尿病になってしまったら』です。

とても良い文章でした。闘病記とは思えないほど面白くて(失礼)――
そこですぐにpaniciaさんにご連絡し、編集と掲載の許可をいただけないかとお願いをしました。
そして出来上がったのがのが、本作というわけです。

paniciaさんのブログはとても面白くて、その後も『多頭飼いの幸せ』という記事を、編集を加えた上で、掲載をさせていただきました。本まとめ読みの後半にはその2編を掲載しています。
――高栖匡躬 ――

作:panicia
コメント:高栖匡躬 

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