猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【閉尿/尿毒症】医療現場での試行錯誤 ~尿道カテーテルの工夫~

ここは『ハナちゃんの動物病院』(猫版)です。

今日は尿毒症のお話です。

閉尿から、尿毒症を起こしてしまった猫ちゃん。危険な状態なので、手術をし寧といけません。そこで、ママがカテーテルの工夫をします。

専用の医療器具がないときは、獣医さんはありあわせのもので工夫をするんだよ。
ハナのママってすごーーい。でしょ?

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撮影&文:ハナちゃんママ (この記事は2016年の6月に書かれたものです)
 

尿閉(尿づまり)の猫ちゃんが入院しました。

入院までの経過としては、血尿がでたり、オシッコの出口をなめていたり、膀胱炎らしい症状があったようです。

元気も食欲もあったので、様子をみていたそうです。

そして、数日後に尿閉(オシッコが詰まってしまうこと)となり
食欲なし、嘔吐という尿毒症の症状となりました。

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【保護団体/里親/雑種だって】保護施設から迎えた子は幸。幸福の幸 ~我が家の猫のお話をします(その3)幸~

我が家の猫のお話をします 3代目の猫は幸(こう)
f:id:masami_takasu:20181125105037j:plain撮影&文:鬼嫁.com

キムチがいなくなってからの私は、一人でいる事に日々違和感を感じていました。
最初に迎えた和、二代目のキムチとの暮しを経験し、猫は私の人生に欠かせないものになっていました。猫との別れのつらさよりも、猫が居ない事の方に耐えられなくなっていたのです。

そんなある日のことでした。
私は同僚から、
「 ペットショップで売れ残った子達は、どうなるか知ってる?」
と訊かれました。
「 殺処分ってどうされるか知ってる?」
とも――

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【猫の保護/症状は悪化】死相? それって死ぬってこと? ~犬派の僕が猫と暮らす理由|ひとつの命をつなぐこと(2/10)~

犬派の僕が猫と暮らす理由
f:id:masami_takasu:20181122104935j:plain撮影&文:紫藤 咲

ねこさんの具合がジワジワと悪くなっていく中で、二つの言葉がずっと頭にこびりついて離れなかった。

一つは『生きることを諦めている』というもの。これは本当にその後、なんども考えさせられることとなった言葉だ。

そして、もう一つ。
スピリチュアル男、ハットリくんはぼくにこんなことを言ったのだ。
「死相が消えないな」

 ――は? なに言った?

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3つのサイトの連携について ~Withcat~

Withdog、Withcat、Dog&Cat's Storiesの切替方法です。

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本サイトは、Withdog、Withcat、Dog&Cat's Storiesの3サイト連携によって構成されています。
3サイトを切り替えは、上記のようにトップメニューのボタンで行なえます。
※上記はスマートフォンでの表示例です。

【目次】

  • Withdog 犬を飼うということ
    • 例えば
  • Withcat 猫の話をしようか
    • 例えば
  • Dog&Cat's Stories 犬と猫の話
    • 例えば
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【猫の保護/熱中症も怖いけれど】夏生まれの子猫はエアコン厳禁 ~犬派の僕が猫と暮らす理由|ひとつの命をつなぐこと(1/10)~

犬派の僕が猫と暮らす理由
f:id:masami_takasu:20181121200828j:plain撮影&文:紫藤 咲

しばらくお時間をいただきました。
今回から、『ねこさん、拾いました』の第3クールがスタートです。

猫さんを自分で飼うことに決心したぼく。
猫さんは快方に向かっているように思えたのですが、実はそうではありませんでした。

波乱の第3クールですが、お話を始める前に、まずは漫画でこれまでを振り返ってみます。

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毛玉と思ったら、なんと猫だった ~猫宅のお話をしましょう(その 4)天~【猫の保護/多頭飼い】

猫宅・44の物語 4話
今回のお話は:天
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撮影&文|女神
 

前話までで、とらと茶々に、華と雪が加わって4匹になった猫宅――
猫宅は間取りが大きくとられていて、2階の一室は日当たりも良く、4匹はそこで仲良く過ごしていました。とらと茶々は元々仲が良く、華と雪はまだ小さかったので、喧嘩と言う喧嘩もありません。

何事もなく月日は流れ、年が明け、また暑い夏がやって来ました。
この頃、とらと茶々にはスプレー行為が始まったので、去勢手術を受けてもらったのですが、いつも平穏な猫宅に起きる変化と言ったらそんな程度のことでした。

そんな中での、あるお盆の暑い日のことです。
私がベランダで洗濯物を干していると、ご近所のおばさんがご自宅の玄関先で、なにやら妙な行動をしているのが目に入りました。
毛玉を抱いて、タオルで拭いているようなのです。

実は我が家は三階建て構造で、洗濯物は3階のベランダに干すのですが、そこからは周囲が見渡せるのです。

 

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【リンパ腫/UW25の終了】2月3日 きてしまった… ~4クール目(12/12)~

「その日」がくるまで生きようず!
f:id:masami_takasu:20180928174238j:plain文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)

今日は朝になって、猫さんが激しくおなかをゆらして嘔吐しました。
泡とかではなく、食べたものを吐いた、という感じ。

本猫も動揺したのか、しばらく落ち着きがなかったのですが、
飼い主がそのわりに動じていなかった(こんな日もあらぁなと、どっしり構えていたので)からか、いつものふかふかマットへ来て、くつろぎはじめました。

それでも不安なのか、私が手を差し出すと、自分の手をちょこんとのせてきました。

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【飼い主から愛猫へ】はじめての贈り物は何だと思う? ~生まれてきてくれて本当にありがとう~

f:id:masami_takasu:20181106230525j:plain撮影&文:紫藤 咲

親が我が子にはじめて贈る物――それは名前だ。
この世に生まれてきてくれて本当にありがとう。
親として選んでくれてありがとう。
これからたくさんしあわせになるんだよ。
大事に大事にするからね。

名前にはこういったさまざまな願いがこめられている。

ぼくにもいる。願いをこめて名づけた子が。
その子の名前は『ライ』。
一年前に拾った子だ。

350gビール缶一本分の体重しかない、とても小さな子猫だった。拾ったときは目の周りは目ヤニでベタベタしていて本当に汚かった。爪も出っぱなしの伸び放題だった。それこそ見た目はエイリアン。「どこの星から落ちてきた?」と聞いてしまいたくなるくらい不細工そのものだったのだ。

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