猫の話をしようか

Withcat 猫と飼い主の絆について

【猫と飼い主】猫のお風呂ってどうしてる? ~二人の未来を紡いでいこう(6/9)~

私の空、マナ 27話
私の空、マナ_扉

撮影&文|あおい空
 

今日は、マナのお風呂の話しをしようと思います。

お風呂というと、以前にもご紹介をした、私に「ス・ノ・コ」を教えてくれたキヨちゃんのいる、あの銭湯のことかと思われるかもしれません。しかし今日はそうではありません。

私のお風呂の話ではなく、マナの「お・ふ・ろ」のお話です。

 

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【猫と飼い主】まるで『1本の蜘蛛の糸』のよう ~二人の未来を紡いでいこう(5/9)~

私の空、マナ 26話
私の空、マナ_扉

撮影&文|あおい空
 

マナがFIVと診断されてから、病気には注意を払わなければならなくなりましたが、マナとの楽しい生活には変わりがありませんでした。それは今までお話した通りです。

マナは拾ってから4か月でFIVとわかったけれど、もしも拾ったその日に、FIVと診断されていたとしても、私は絶対にマナを手離すことはなかったでしょう。幾ら病気だからといって、月齢1ヶ月半、400グラムの小さな可愛い生命を捨てることなどできるわけがありません。

私はその思いを、大声で宣言したいくらいの気持ちです。もしもその思いを叫んでみろと言われるのであれば、私はいつでもどこでも叫ぶでしょう。
『マナは運命の子、私はいつもマナと一緒』
だと――

 

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【保護|ブログ】えっ、2匹いるの? ~ねこさん、増えました(2話)~【保護猫の多頭飼い】

犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由
犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由

撮影&文|紫藤 咲
 
この作品は

ブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。
どうぞお楽しみください。

こんな方に:
猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい

 重要なお知らせって?

『重要なお知らせです』
というハットリからの連絡が入ったのが2019年7月18日午後15時半。

『2匹です』
のメッセージに、ぼくは真っ白になった。

一匹なら増えてもいい。
お世話も、経済的な負担も問題にはならない。
だけど二匹はちょっと待て、である。
お世話も、経済的な負担も二倍になる。
これは由々しき問題だった。

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【猫と飼い主】猫は自分の意志を持つ生き物 ~二人の未来を紡いでいこう(4/9)~

私の空、マナ 25話
私の空、マナ_扉

撮影&文|あおい空
 

マナが外に興味を持ち出した頃のお話しに戻りますね。

思い出します――
ベランダに出ても、すぐに地面に降りなかったマナをよいことに、窓から外を一緒に見ていたあの日。

洗濯物を干す時に初めて窓から外に飛び出したマナ。
「マナがいなくなった」と半泣きでドキドキしながら外に出て名前を呼ぶと、ほふく前進で私の横に来たあの日。

スペシャリストさんの親切な諭しをいただいて、自分への約束として、今後は絶対に網戸は開けないと決意したあの日。

 

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【保護猫|多頭飼い】毎日毎日が戦争、そして、さようなら彼女 ~猫宅のお話をしましょう(その15)~

猫宅・44の物語 15話
今回のお話は:かんな、やさい、いろは、そして彼女

猫宅の話_扉

撮影&文|女神 写真は、本話で登場するかんな
 

カールさん一家が増えて41匹となった猫宅です。

その年の10月31日の朝
猫宅でごはんの用意をしているとまた、息子から電話が入りました。
用件はなんと――
勤めている会社の倉庫で、子猫を保護したとのこと。

『あーまたか』と、正直思いました。
しかし保護したのならば、もう突き放す訳には行きません。
息子は「今から連れていく」と言って、電話を切りました。

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【猫と飼い主】マナのフード事情 ~二人の未来を紡いでいこう(3/9)~

私の空、マナ 24話
私の空、マナ_扉

撮影&文|あおい空
 

今日はマナの食事のお話です。

マナはフードをあまり食べてくれません。マナはとても臆病で、昼間1人でいるときには、恐くてカリカリを食べられないというのがあるのですが、それ以前に元々食の細い子でした。

何を食べていたのかと言うと――
最初の頃の私は猫初心者で、猫初体験でしたから、拾った日にはタクシーでペットショップに行って、店員さんにフードを選んでいただいきました。
子猫用のカリカリです。

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【保護|ブログ】一枚の画像がはじまりだった ~ねこさん、増えました(1話)~【保護猫の多頭飼い】

犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由
犬派だった僕がまた猫を拾った

撮影&文|紫藤 咲
 
この作品は

この作品『犬派の僕が猫の多頭飼いを始めた理由』は、紫藤咲作『犬派の僕が猫と暮らす理由』のシリーズ作品となるものです。
『犬派の僕が猫と暮らす理由』は、猫未経験の作者が、突然猫を拾ったことで起きる様々なできごとを綴った実話エッセイ。一方本作は、同じ作者がひょんなことから、更に2匹の猫を引き取るいことになっておきる出来事を、ほぼリアルタイムで綴っていく、ブログスタイルのエッセイです。

更新は、面白いことが起きた時だけの不定期で、これもまたブログのようなスタイルです。
どうぞお楽しみください。

この記事はこんな方に:
猫の多頭飼いをしてみたい|多頭飼いは初めてだけれど、大丈夫だろうか?|経験者の体験談を読んでみたい

 それは運命だったのか?

運命というものが本当にあるというのなら、この出会いはまさしくそれだったのだと思う。2019年7月18日木曜日。午前7時53分に送られた一枚の画像がぼくらを繋いだ。

その画像には一匹の子猫が映っていた。

白い三毛で、キトンブルーの目だった。
めやにはついていない。
鼻水だらけでもない。
健康そうな子猫がダンボールに入った状態でカメラを見上げている。

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【猫と飼い主】マナとの楽しい食卓 ~二人の未来を紡いでいこう(2/9)~

私の空、マナ 23話
私の空、マナ_扉

撮影&文|あおい空
 

今日はマナと囲む楽しき食卓のお話をしましょう。
まずはマナが、うんと小さかった頃のことから。

前にも書きましたが、我が家にはマナ用のケージがありません。となるとマナは、私が食事をする時に何にでも興味津々です。これは好奇心旺盛な子猫にとって、当然のことです。

我が家はテーブル1つに椅子2脚。そこで私が食事をするわけですが、初めの頃のマナはまだ小さくて、椅子に飛び乗ることができませんでした。そこでマナがしたことは、私の脚に爪を立てて、よじ上ろうとすることです。ズボンを履いていても、子猫といえど、爪を立てて上るのですから痛いです。しかも当時は、まだ病院で爪を切ってもらう前のことでした。

床に降ろしても降ろしても、マナはまたズボンに爪を立てて上ろうとしました。

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