ひとつの命をはぐくむこと(1/2):11話~16話
カテゴリー:エッセイ
作者:紫藤 咲
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
はじめて飼ったねこさんは、わからないことだらけ。
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
ある日、ぼくはねこさんを拾った。
今までねこを飼ったことがない、ねこ素人のぼくが始めるねこさんとの暮らしは山あり、谷ありで……
生きることを諦めたねこさんと、ぼくの物語。
ねこを飼ったことがない人にも、ある人にも興味を持っていただければと思いつつ。
――紫藤 咲――
紫藤咲さんのエッセイ、1話~5話までをまとめ読みです。
運命の日――
ぼくは猫を拾った。それが物語のスタート。
経験も知識もゼロ。
最初は誰かに任すつもりだった。
だけど、猫さん……
考えてみようよ。
ひとつの命を救うこと。
――本まとめ読みの内容は――
第3章(全9話)~二人の未来を紡いでいこう~ その後半です。
一縷の望みをかけたFIVの再検査は、残念ながら陽性という結果に――
しかし作者は1度目の検査の時のように、大きく動揺することはなく、冷静にその結果を受け止めるのでした。
そしてずっと懸案だった、マナの避妊手術について結論を出す時がやってきます。
マナと同居人の未来は?
続きを読むいつ頃からだろう?
ある日買い物から帰ると、いつもポリスが寝ていた我が家の玄関先に、真っ黒い猫が寝ていました。その猫はよく見かける子で、いかにも乱暴者そうで熊に似ているその容姿から、私は「くま」と名前を付けていました。
ポリスというのは元々、我が家周辺を縄張りにしていたボス猫で、いつの間にか猫宅にご飯をもらいに来るようになっていました。私とは数年来の付き合いです。そしてくまは、ある日ふらりと現れて、ポリスと玄関先を争うようになった猫です。
くまは毛艶からして、ポリスよりも若かったように思います。
続きを読む猫宅の話は、一言で言うと、沢山猫を飼っている愛猫家の話である。
少々普通と違うのが、その数が少し我々の予想を超えていて、44匹もの数になっていることだ。
44匹ともなると、普通の一匹や二匹、或いは10匹くらいの多頭飼いの話とは趣が違う。とにかくスケールが大きいのである。
ちょっと考えてみればわかるだろう。普通の猫を飼っている家庭の一か月半分のフードを、猫宅は1日で消費してしまうのだから。
飼い主さんの”女神さん”はそれを、大河ドラマと称したが、まさにその通りだ。それは群像劇の趣で、群雄割拠の戦国時代ものとか、三国志のような印象を受ける。
もちろん、領土の取り合いなどはしないのだが、44匹の棲む猫宅では、きっと夜な夜なそれに似たような、猫同士の駆け引きがあるのではないだろうか?
そう想像するだけで、結構楽しめたりする。
女神さんは、きっとそれどころではないのだろうけれど
――本まとめ読みの概要――
本話では21匹だった猫宅の住人が、41匹まで増えます。その原因は脱走の常習者である月が、メス猫だけを集めていた女の子部屋の扉を開けてしまったこと。予期せぬ出産ラッシュが起きてしまうのです。21匹でさえお世話が大変だった猫宅は、どうなってしまうのか?――本まとめ読みの内容は――
第3章(全9話)~二人の未来を紡いでいこう~ その前半です。
第2章で、一度外に出てしまったマナですが、戻って来てからは次第に信頼関係が確かなものになっていきます。作者はマナのその姿を見て、自分の気持ちを理解するようになったと考えるようになります。
恐る恐るマナの気持ちを確かめる作者。
そして『マナが自分で、私と暮らすことを選んでいる!』と、確信するように――
一方でマナには、FIVに感染していないという可能性が僅かに残っていました。
再検査によってそれは明らかになるはずです。
さて、どうなる? マナと同居人。
続きを読むブログタイプのエッセイ作品で、面白いことが起きた時だけの不定期更新となります。
どうぞお楽しみください。
2018年10月1日。
手術を終えたライにぼくは会いに行った。
骨折した左足は肌が見えるまで毛が刈られた状態で、糸で縫われている。
舐めるといけないのでエリザベスカラーをつけたライは入院時に比べればずっと元気そうに見えた。
抱っこをすると震えていて、待合室のざわつきも落ち着かない様子だった。
それでも彼が息をしていてくれていることがぼくはとてつもなくうれしかった。
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