文:奥村來未
タロウが脱走した。
あれは私が、小学校にあがって初めての夏のことだった。
ほんの一瞬の出来事。少し暑かったので私が居間にある小窓を開けたとき、まるでそれを狙っていたかのように、タロウの白い残像が私の横を駆け抜けて飛び出していった。
「勝手に外に出さないでね!」
常々母からそう言われていた私。
「怒られる!」と思い、靴も履かずにタロウが飛び出していった小窓から外に出て、追いかけた。
「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)
抗がん剤の翌日は毎度落ち着いているのですが、今日の猫さんも穏やかでいてくれています。
がしかし、今までの抗がん剤と違うのは、
これまでの薬剤は、だいたい三日目から副作用が出るのに比べ、
今回の「Lアスパラギナーゼ」で最も注意したいのがアレルギー症状、
すなわち、アナフィラキシーショックで、それは即日なのです。
犬派の僕が猫と暮らす理由
撮影&文:紫藤 咲
1日に4回は食事を与える――
これが獣医さんに言われたことだった。
言われたノルマをどうやって達成するかということに、ぼくは頭を悩ませることになった。
続きを読む「その日」がくるまで生きようず!
文:miyakonokaori (本記事は2014年に執筆されたものです)
今日はほとんど眠れないまま、病院へ行くことになりました。
簡単に、病院へ行くまでのことをまとめますと――
――日付が変わり、14日――
1時30分・コルディM10ml。
その後、ペットチニック0.7ml・Dフラ4滴入りモンプチピュアスープを飲みました。
ピュアスープは50ml、一日で飲みきったことに。
これで、一日に必要な水分は足りている…かな。
カリカリ(やはりシーバですが)をほしがるなど、少しずつ回復の兆しが見えて来たかも。
続きを読む21歳6か月で、愛猫ボスを亡くしたかあちゃん。
さみしい、さみしい、さみしい……
そんな日々が続きます。家にいると、ついボスの姿を探してしまうのです。
そんな時、ボスが夢の中に出て来て言ったのでした。
『俺幸せだった次の子迎えて』
さて、母ちゃんは、どうするのでしょうか?
21年と6か月もずっと一緒に暮らした愛猫ボスが、天国に行ってしまいました。
それから、主人と二人の生活が始まりました。
お互いに仕事にいく日々がまた始まりましたが、心に空いた穴はなかなかなもので、日々ボスの存在の大きさを実感するばかり。
家に着くと先ずはボスに「ただいまぁ~」
――でも返事なし。
さみしい、さみしい、さみしい……
犬派の僕が猫と暮らす理由
撮影&文:紫藤 咲
ねこさんとの共同生活二日目、土曜の夜。ついにその男はやって来た。
ねこさんを育ててもらおうと頼んだが、『無理』と即答した男である。
それでも、無知なぼくをサポートするために、現在進行形でねこさんの相談には乗ってくれているハットリくん。
Withcatで老猫アルバムの企画を始めてから、思ったことがあります。
「猫の時間は共通なんだな」ということです。
犬には小型犬、中型犬、大型犬で、別々の人間年齢年齢換算表があり、場合によれば超小型犬と超大型犬も別の換算表があります。しかし猫にそれはありません。
改めて考えると、猫は大小の差があまりないので、1つで済ませているのでしょうね。(大型猫はもう山猫みたいなもので、少々危険な感じも漂いますね)
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ただ、ラグドールやメインクーンのように、中型犬サイズになる猫もいるのですから、2サイズくらいの分類はあっても良いのでは?
そう思って探している内に、外猫(野良猫)には別の年齢表があるのを見つけました。
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