2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧
動脈血栓栓塞症(どうみゃくけっせんせんそくしょう)、最後まで詰まらずに読めますか? 足への動脈に血栓が詰まり、血液が行かなくなる病気です。 心疾患の症状として出るもので、原因は心臓にあります。 予後が悪いので、そうなる前に、心疾患を見つけて上…
// 闘病記について(下記冒頭部は、Withdog《犬版》と同じ文章です) 皆さんは、愛犬家の闘病記について、どのようなイメージをお持ちでしょうか?きっと愛犬が健康なうちは、あまり気にも留めないものだと思います。我が家でもそうでした。 愛犬が病気にな…
病気にもならずに、歳を重ねていく”みみ子”さん。 「雑種は強いです! 私は誇りに思います」 そう作者は語ります。 しかし―― そんな元気なみみ子さんも19歳。 お別れの日がやってきます。 不思議な、そして特別なお別れの日が――
犬猫で最大時11匹。 今や多頭飼いが当たり前のお宅に、最初の1匹としてやってきた子猫、みみ子さんのお話です。 犬猫の飼い方を全く知らない作者。 まずは動物病院に、そして次に本屋に―― 何も知らないという割に、何だかやることがてきぱきしていて、妙に…
今日は疥癬(かいせん)のお話。2度目ですね。 疥癬は写真のように、野生動物から感染することが多い皮膚病。 最高度の搔痒(そうよう)を伴います。 搔痒って言葉、知っていました? 痒(かゆ)いってこと。 カイカイはイヤイヤ!
運命の子は――、きっといると思いたいですね。 まるで導かれたように、奇跡のように我が家にやってくる子。 いつか必ず我が家に帰ってくる、運命の子。 そんな猫に出会えたらいいですね。 でもね―― どんな猫でも皆―― いつか運命の子に変わるんですよ。
先代猫みゅうさんとの別れ。 そして、猫のいない生活を送る作者。 やがて、新しい猫との出会いの時がやってきます。 ――仔猫がやってくる! それも、とびきりカワイイ猫が! しかし、その猫は―― 新しい猫ではなくて、運命の子でした。
文:高栖匡躬 都内から、郊外の古い借家に移り住んで、3か月が過ぎた。少し前まで、私は電子出版で少しは名の知れたIT企業にいて、マネージャーを務めていた。しかしM&Aを機に外資から迎えられた新社長と、どうにもそりが悪くて、辞表を出した。つまり…
撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、猫の完全室内飼いと同時に避妊去勢をお勧めしています。 もちろん、「そんなことをして可愛そう」とか、「家の中から出さないから大丈夫」という方もおられると思います。 しかし、避妊去勢を…
治療の”1クール目”が終了。 もの言わぬ猫の闘病は、飼い主の心の在り様次第ですね。 難しいなぁー 穏やかにしていたのでつい忘れてしまいがちだけど、 リンパ腫はやっぱりものすごく難しい病気なんだよなぁー ”2クール目”も、頑張ろうず!
今日は低血糖のお話。 ぐったっりした子猫が病院に―― 淡々と治療の様子が書かれていますが、これだけ手際よくやるのは、すごいなあと思います。 ――いつもながら。 ほ~ら、こんなに元気になりました。 よかったね、先生の腕が良いからだよ。
波多野都さんの闘病記で、最も心打たれる話の1つ。 ――ぜひ、読んで欲しい。 飼い主の闘病疲れ―― 綺麗ごとばかりじゃないよ。疲れるんだよ、心も体も―― ”つい猫の前で涙をこぼしてしまった” そりゃあそうだよねえ。 さあまた、頑張ろうず!
文:高栖匡躬 前回は少し回り道で、産業獣医師と公務員獣医師の言葉の定義を行いました。 【前回の定義】・本記事では産業動物臨床獣医師を、産業獣医師と称することにします。 (因みに、街の動物病院は、小動物臨床獣医師です)・産業動物臨床獣医師の約半…
「リンパ腫では」と言われてから、ちょうどひと月。 この日は、穏やかな日。 副作用もなさそうで―― ヒーターを出したら、猫まっしぐら。 でも、食欲の心配はつづく―― 闘病をしていると、普通の日々が愛おしくなってくるんですよね。
今日の話題は閉尿です。 オシッコが詰まってしまう病気。 ――ですが、正確には病名でなくて、症状のこと。 膀胱炎などで、こうなってしまいます。 今日の症例は、意外に良く聞く尿石症から。 閉尿になると命に係わるので、早めの対処を。
「ドキソルビシン」 リンパ腫に対して最も強力な抗癌剤 毒性も強く…… 慄く飼い主―― そういえば、以前うちの子が別の病気で、ICUに入っことがありました。 隣のケージの小型犬が抗癌剤投与をしていて、 確か『危険:要注意』というような張り紙があった。 抗…
今日の話題は子宮蓄膿症。 妊娠と間違って来院し、発見された例です。 猫はこの病気、気付きにくいのだそうです。見つかって良かったですね。 ホルモン剤(発情抑制)のメリット/デメリットを交えて。
闘病は、食欲不振との闘いででもある。 美味しいものは色々あるけれど、病気のことを考えると―― そんな時、良いものを見つけると、嬉しいんですよね。 元気な時の何十倍も嬉しい! 頑張ろう、うん、ばんがろー!
撮影&文:三毛ランジェロ 我々、保護活動をしている者の多くは、完全室内飼いをお勧めしています。なぜそうかというと、せっかく保護した命は、少しでも長く繋いでいって欲しいという気持ちからです。 「外で飼ってもらってエサをもらえるだけでも十分でし…
闘病中は、食事のこと―― 毎日のように考えますね。飼い主は。 食べた/食べない? 良いサプリは無いか? 「飼い主さんから直接『良い』と聞いたものにまさる情報はありません」 他の子の闘病記を読むメリットは、ここにもありますね。 本当、助かるず!
// 文:高栖匡躬 愛猫が病気になったとき、皆さんはネット検索で情報を探しますよね。今日はその検索の話題です。 検索にはコツがあって、そのコツを知るのと知らないのとでは、得られる情報の質が大きく違ったりします。質の悪い情報は、役に立たないならま…
検査結果に一喜一憂は、ペットの闘病にはつきものですね。 そして抗がん剤のこと―― 回数を重ねると耐性がついて、段々と効かなくなる。 副作用も心配―― カリッカリッ…… 猫さんがフードを食べる音に、作者の心が和みます。 頑張ろうず!
動物病院に突然の電話! エンジンルームに潜り込んだ猫の診察依頼! 電話の声は、 「なんとか生きている」と―― ――これは重傷! 人工呼吸と、手術の準備。 重度の火傷の処置、点滴などの準備。 やってきた、猫は!! ――猫バンバンのススメ――
闘病とご飯の悩みは、もうセットみたいなものですね。 当たり前にたべていたご飯が、食べられなくなる。 食べたら褒めてあげる―― そうそう、それがはじまりますね。うちもそうだった。 悩んでも仕方ないし、楽しまなきゃね。 頑張ろうず!
撮影&文:panicia 猫の性格も十猫十色でおもしろい!と気づけたのは、多頭飼いしたからこそ 長いことシアンは一人っ子だったので(12年ほど)、パンナが来て多頭飼いになってみて気づいたことはたくさんあります。 まず「多頭飼いは思ったほど大変じゃない…
今日はご飯を食べさせる苦労の話。 闘病中のごはんは大変ですね。 健康な時と違い、食欲は落ちる。 しかし、バイタルを維持しないと闘病に耐えられない。 食べてくれー、猫さんよー 分かる分かる。うちも闘病のとき、そうだったよー 頑張ろうず!
撮影&文:panicia 家でぬくぬくしているだけで幸せを感じられる季節の到来! やっと寒くなってきたこの頃。寒くなって喜んでいるのは犬と私くらいでしょうか。ワンちゃんは走り回っているのでしょうが、私は仕事も家で、休みの日もほぼ家でという、超インド…
注射が嫌で、暴れる猫さん。 写真でも、毛が逆立っているのがよく分かります。 嫌なんだね~ 抗癌剤治療―― 深刻な状況を、作者は淡々と(冷静に)観察します。 新しい経験は、深刻に捉えてばかりでは身が持たないよね。 頑張ろうず!
皆さんは、肉球は好きですか? ――聞くまでもありませんね。きっと皆さん大好きでしょう。 今日取り上げるのは何と、愛すべき肉球の病気です。 その名も、”プラズマ細胞性肢端皮膚炎” やっかいなことに、原因不明だそうです。 肉球を、守らなければ!
はじめての抗がん剤に心配な日々。 「抗がん剤」「抗がん剤 猫」「抗がん剤 猫 副作用」 と、検索の言葉を増やして情報収集。 これ、うちもそうでした。 結局、闘病記が一番役立んだと気付き、 病気名+犬(猫)+闘病記で検索するように――